クリスマスは切り分けて食べるものが一体感を演出してくれます。クリスマスケーキもそうです。みんなで分けて食べるとなんだか楽しくなります。それを考えると、ピザはクリスマスにぴったりです。
クリスマスのピザ 手作りに挑戦
クリスマスのピザ、結構人気があります。
ちなみにこのクリスマスの時期に、宅配ピザを注文すると、忘れられてるんじゃないかと思うくらい時間がかかります。
注文すると、1時間ぐらいお待ちいただくことになりますと最初に言われます。
それを計算に入れ2時間前ぐらいに注文すると、3時間後に届いたりします。
配達部隊の増員も難しいのでしょう。
この時期はピザを買うならテイクアウトがおすすめです。
クリスマスに注文されたビザは寒空の中を届けられます。普段と違い、配達中にピザの下に敷いておく保温プレートを温める暇もないらしいです。冷めたピザが届くことも十分に考えられます。
冷めたピザよりは焼きたての方が確実に美味しいです。
1時間前にできたプロの味より、30秒前にできた素人の味の方が美味しいです。
1年で一番忙しい日に、ピザ屋さんにきっちりデリバリーが期待できないとなると、自分で作るしかないです。
ピザは生地さえできれば、9割できてるといえます。
そのピザ生地が難しいように思えるのですが、意外とそうでもないです。
やるとそれほど難しい行程はないです。
しかも、多少失敗しても、具を乗せて焼いてしまえば、美味しくなってしまいます。
というより、失敗しないです。
ピザ生地の作り方
材料(24センチ4枚分)
- 強力粉 170g
- 薄力粉 170g
- ドライイースト 小さじ2
- 塩 小さじ1
- オリーブオイル 小さじ1
- 打ち粉(強力粉、薄力粉のいずれか) 適宜
point粉をボールに入れます
- 粉はふるわなくてオッケー
- 強力粉、薄力粉、ドライイースト、塩をボウルに入れます。
pointぬるま湯と油を入れて混ぜます
- ぬるま湯(約40℃)1カップと、オリーブオイルをボウルに入れ木べらで混ぜます。
- ぽろぽろになってきたら、手でこねて生地をまとめます。
- ボールに粉がつかなくなればオッケー
point台に取り出しこねます
- 打ち粉をふった台の上にピザ生地を取り出し、親指の付け根で押し出すように10分ほどこねます。
- 生地の表面がざらざらした状態で構わないです。表面が滑らかになるまでこねる必要はありません。
point室温で一次発酵させます
- ピザ生地を丸めて、打ち粉をふったボウルに入れ、ラップをかけて室温で1～2時間おきます。
- ピザ生地が約2倍の大きさになるのが目安です。
- 発酵しすぎてもちゃんと焼けるので大丈夫です。
pointめん棒で丸く伸ばします
- 生地を4等分にして丸め、打ち粉をふった台の上に取り出し、めん棒で25センチの円形に伸ばしていきます。
- 生地を回転させながら、少しずつ伸ばしていくときれいな円になりますが、ちょっと歪んでるぐらいが美味しく感じます。伸ばしたら、薄くサラダオイルを塗った天板に置くと生地が縮みにくいです。
後は具をのせて焼くだけです。
クリスマスのピザ 餃子の皮も使える
ピザ生地だけ市販のものを買ってくるという手もありますが、意外と使えるのが餃子の皮です。
切り分ける必要がないので、みんなで好きな具を乗せて、自分のピザを作れます。
手巻き寿司のように、自分で具を選ぶという点がパーティー向きです。
あまり大勢でやると、オーブン待ちということが起こるので、3～4人の少人数向きです。
さらにクッキングペーパーの上に敷き詰めて、ピザ生地にしてしまうということもできます。
餃子の皮同士重なる部分には、ハケで溶き卵を塗るとずれません。
先に餃子の皮の重ね方を決めてから溶き卵を塗りましょう。塗りながら重ねていくと、修正に手こずります。
クリスマスのピザ 簡単なレシピ紹介
もうピザ生地さえできてしまえば、いくらでもアレンジできます。
定番っぽいのから、そうでないものまで、ちょこっとご紹介します。
ミックスピザ
材料(1枚分)
- 玉ねぎ 4分の1個
- マッシュルーム缶詰 2分の1缶
- トマト 2分の1個
- アスパラ 2本
- スタッフドオリーブ 2個
- ピーマン 1個
- ウィンナーソーセージ 2本
- トマトソース 4分の1カップ
- ピザ用チーズ 80g
- サラダオイル
作り方
- ピザ生地を、薄く油を塗った天板にのせておきます。
- オーブンは250℃に予熱します。
- 玉ねぎ、マッシュルーム、トマト、アスパラ、オリーブは薄切りにします。
- ピーマンはヘタと種を取って輪切りにします。
- ソーセージは1センチくらいの輪切りにします。
- ピザ生地にトマトソースを塗って、切った具をのせ、チーズを散らします。
- オーブンで8～12分焼きます。
- ピザ生地の縁に濃い焼き色がつくのが目安です。
ミートピザ
材料(1枚分)
- ベーコン 2枚
- ミートソース缶 3分の1カップ
- ホールコーン缶 大さじ2
- ピザ用チーズ 80g
- うずらの卵 8個
作り方
- ピザ生地を、薄く油を塗った天板にのせておきます。
- オーブンは250℃に予熱します。
- ベーコンは2センチ幅くらいに切っておきます。
- ピザ生地にミートソースを塗り、コーン、ベーコン、チーズをのせます。
- くぼみを作ってうずらの卵を落とします。
- オーブンで8～12分焼きます。
- ピザ生地の縁に濃い焼き色がつくのが目安です。
ツナポテトピザ
材料(1枚分)
- 玉ねぎ 2分の1個
- じゃがいも 1個
- ツナ缶 1缶
- カレー粉 小さじ1
- 塩こしょう 少々
- マヨネーズ 適量
作り方
- ピザ生地を、薄く油を塗った天板にのせておきます。
- オーブンは250℃に予熱します。
- 玉ねぎは薄切り、じゃがいもは皮をむき1センチ角に切ります。
- フライパンにツナ缶をオイルも一緒に入れ、玉ねぎ、じゃがいもを加え中火で炒めます。
- カレー粉、塩こしょうを入れ、火が通ったらマヨネーズ大さじ3を混ぜて粗熱を取ります。
- ピザ生地に具をのせ、オーブンで8～12分焼きます。
- ピザ生地の縁に濃い焼き色がつくのが目安です。
鶏ひきピザ
材料(1枚分)
- 鶏ひき肉 40g(4人分で150gくらい)
- 長ネギ 4分の1本
- にんにく 1片
- 料理酒 少々
- ピザ用チーズ 80g
- 味噌 適量
- マヨネーズ 適量
- 刻みのり適量
- 一味唐辛子 適量
作り方
- ピザ生地を、薄く油を塗った天板にのせておきます。
- オーブンは250℃に予熱します。
- 長ネギは斜め薄切り、にんにくはみじん切りにしておきます。
- フライパンにサラダオイル大さじ1を熱して、にんにくを入れます。
- 香りが出てきたら、ひき肉を入れ炒めます。途中で料理酒を少々入れます。
- 火が通ったら粗熱を取ります。
- 味噌とマヨネーズを同じ量を混ぜて、ピザ生地に塗ります。
- 炒めた鶏ひき肉、長ネギ、ピザ用チーズをのせます。
- オーブンで8～12分焼きます。
- ピザ生地の縁に濃い焼き色がつくのが目安です。
- 焼き上がったら、一味唐辛子を振り、刻みのりをかけて完成です。
ダブルチーズピザ
材料(1枚分)
- カマンベールチーズ 2分の1個
- トマトソース 大さじ2
- ピザ用チーズ 60g
作り方
- ピザ生地を、薄く油を塗った天板にのせておきます。
- オーブンは250℃に予熱します。
- カマンベールチーズは厚さを半分にし、放射状に4等分(ピザ8等分の1つと同じ形)にします。
- ピザ生地にトマトソースを塗って、ピザ用チーズを散らし、カマンベールチーズを並べます。
- オーブンで8～12分焼きます。
- ピザ生地の縁に濃い焼き色がつくのが目安です。
ハワイアンフルーツピザ
材料(1枚分)
- クリームチーズ 120g
- パイナップルの缶詰の輪切り 2枚
- キウイ 2分の1個
- オレンジ 2分の1個
- チョコレートペン 1本
作り方
- ピザ生地を、薄く油を塗った天板にのせておきます。
- ピザ生地だけを焼きます。
- そのまま焼くと膨らんでしまうので生地にフォークで小さな穴をあけます。
- オーブンは250℃に予熱し、5～8分焼きます。
- 全体が薄く色づくくらいが目安です。
- クリームチーズと砂糖大さじ2をを混ぜ合わせます。
- パイナップルは8等分、キウイは5ミリほどの厚さでいちょう切り、オレンジは包丁で皮をむき、薄皮に沿って実を切り取ります。
- 粗熱を取ったピザ生地にクリームチーズを塗ります。
- フルーツを並べてチョコレートをかけます。
バナナラムピザ
材料(2枚分)
- サワークリーム 100g
- 砂糖 12g
- バナナ 1本
- くるみロースト 10g
- シナモンパウダー 適量
- ラム酒 適量
作り方
- ピザ生地を、厚さ2ミリの正方形に伸ばします。
- ピザ生地を、薄く油を塗った天板にのせておきます。
- そのまま焼くと膨らんでしまうので生地にフォークで小さな穴をあけます。
- サワークリームと砂糖をなめらかになるまでよく混ぜ合わせます。
- バナナは3ミリ幅に切ります。
- くるみはポリ袋に入れ、叩いて細かく砕いておきます。
- ピザ生地の周囲5ミリ残し、クリームを1枚分、厚みが均一になるように塗ります。
- バナナを正方形の縦に4つ、横に4つになるように16個並べます。
- くるみ、シナモンパウダーを全体にかけます。
- オーブンは250℃に予熱し、ピザ生地の縁がパリッとするまで7～8分焼きます。
- 取り出してラム酒を全体にふり、お好みでバーナーで表面をあぶりアルコール分を飛ばします。
- トッピングに合わせて切り分けます。
まとめ
手作りすると、好きなものをのせてピザにできます。オリジナルなピザを開発するにも絶好のチャンスです。開発する際には、小さめのピザ生地で実験して、美味しいのが出来上がってからサイズ大きくしましょう。
くれぐれもクリスマスに罰ゲーム級のピザを作ってしまわないように気をつけましょう。