上司の怒りを鎮める方法とメールの注意点

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上司の怒りを鎮めるには、怒りの原因を知ることが重要です。
上司も人間です。
人間の個性はたくさんあるので、怒りの引っかかりどころもたくさんあるはずです。
鎮める担当が自分だと判断できたなら、やるべきことがあります。

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上司の怒りを鎮める方法 こちらのミス編

上司の怒りの原因が、自分のミスの場合。

怒りを鎮められるのは、自分しかいません。

ミスは誰でもします。

報連相のミスだったり、言葉遣いだったり、いろいろミスしてしまうものです。



大事なことは、ミスをした自分を認識することです。

認識することで、今後のミスが減るはずです。
ここを認めない人は、同じミスをする率が高いです。



上司の怒りを鎮めるために、自分のミスを謝罪に行きましょう。

ここでやることは、

point頭を下げてきちんと謝罪する
point自分の責任であることを伝える



聞かれた場合に答えられるように、

point自分がどう動いていれば、こんな展開にならなかったと考えているか

point今後ミスを繰り返さないための対策

これらを準備しておきましょう。



あとは怒りが鎮まるまで、上司の話を真剣に聞き、謝罪の態度と誠意を見せましょう。

上司の性格や個性によっては、ボロクソに言われる可能性もあります。

それでも、

  • 言い訳
  • 口答え
  • 反論
  • 意見
  • 責任転嫁
  • 上司の言い回しに対する批判

などは一切せず、10の内、10自分が悪いという態度で謝罪しましょう。

5しか悪くないと感じていても、怒りを鎮めるためには、10自分が悪いという姿勢を貫きましょう。

ここで余計なことをやってしまうと、新たな怒りが湧き上がってしまいます。

その怒りが鎮まるためにも時間が必要になります。

長くなってしまいます。

どれだけ長い説教だったとしても、上司が納得して、怒りが鎮まるまで待ちましょう。



上司の怒りが鎮まったら、自分の席に戻って、なるべく早く切り替えましょう

必ず今回のミスを取り返すチャンスはやってきます。

謝罪の体験は、生きていく上で重要です。

人間、生きているんですから、間違いは絶対あります。
間違いから勉強することって、大きいです。


若い頃から謝罪をしている上司を見てきましたが、何人か残念な上司もいました。

check謝るのが遅い

最後は謝るのですが、なかなか謝りに行かない。
謝る前に他人のミスを指摘する。

これが周囲の人間のモチベーションを下げます。
ちゃっちゃと謝って、仕事進めようぜって思っている周りの気持ちにブレーキがかかります。
同じチームなんだから、失敗ぐらいいいのにって思っていました。

check謝ればなんとかなるで出世してしまった

これが大変でした。
呑気なのか考えが浅いのか、その人が原因でしょっちゅうミスが勃発していました。

単純な連絡ミスとか、言うの忘れてたとか、書類置き忘れたとか…。

ミスが発覚すると、
「いやあ、大変申し訳無い」
と、周囲にフォローをお願いして、なんとかなっていました。

頻繁に謝ってばっかりなので、周囲の人間は、
「またですか!」
「ちょっといい加減にしてもらえないですかね!」
という反応の人だらけになっていました。

当の本人は、
「いやあ、大変申し訳無い」
のゴリ押しで、一向に改善されませんでした。

「謝れば周囲がなんとかしてくれる」という気になっていたのかもしれません。

なんとかしていたのは、周囲の人間です。

謝ることをなんとも思わなくなっていたんだと思います。



交通事故を起こしたら、すぐに謝らないといけないのです。
逃げて謝ることをあとに回すと、大事になるのです。

下請け会社のミスであっても、謝罪会見は素早くやらないと、ダメージが長引くのです。



「申し訳ありません。私がやってしまいました!」
と、手を上げてしまったほうがダメージは残らないです。

周囲の人間のダメージもそうですが、自分の中のモヤモヤも、声に出して謝ることで緩和されます。



謝罪することに慣れてしまわないように、謝罪をすることが無いように仕事をして、ミスをしてしまったら、誰に対してでも素早く謝ることがカッコイイのです。

怒りの時間を短くできます。


上司の怒りを鎮める方法 八つ当たり編

これまで、上司には恵まれていた方だとは思いますが、残念ながら、相性が合わない上司の下で働いていた時期もありました。

期間的には2年ちょいですかね。
まあ、なかなかキツイ時期でした。



気分屋で、常に誰かを攻撃している感じでした。

押印が曲がってしまっただけで、

「こういうところに人間性が出る」

とか始まって、攻撃対象になったもんです。

まあ、曲がった人間なので、押印くらい曲がるわいって思っていました。

いちいち大声で騒ぐんですよね。



そんないじめっ子体質の上司が、一人だけ攻撃しない部下がいました。

まあ、贔屓ですよ。

露骨に一人だけ。

親戚かなんかなのかなと思ったのですが、そうではありませんでした。



飲んだ席で、理由を聞き出しました。



ある週末、仕事帰りにいじめっ子上司と飲んだそうです。

いじめっ子上司は、

  • 同期の中で、出世が一番遅れている
  • 家庭が崩壊気味
  • 娘さんがグレている

など、悩みが重なっているとのことでした。

部下を攻撃していたのは、八つ当たりみたいなもんでした。



問題は、なぜ彼は攻撃されないのかです。

二人で飲んだ際に、上司の悩みや愚痴を、とことん聞いただけだと。

大して励ました訳でもないそうで、飲みの席がお開きの際に、

「いろいろ聞けて嬉しかったです。いろいろ頑張りましょう。」

と言っただけだそうです。

その日以来、攻撃されなくなったと。



彼がやったことは、

上司の悩みに寄り添って、話を聞いただけです。

これで、八つ当たりの対象から外れたのです。



いつも不機嫌に見える上司は、怒りの原因が、仕事に関係ない場合も考えられるということを学習しました。

プライベートを仕事に持ち込んでいる時点でアウトな気がしたので、上司のプライベートな悩みを聞くこともなく、

結局私は攻撃対象のままでした(笑)



ただ、後々考えてみれば、悩みの話を聞くだけで仕事やりやすくなってたんだろうなって思います。

まだ若かったのでできなかったですが、めんどくさい八つ当たり上司の怒りを鎮めることができたのかもしれないと、オッサンの年齢になって思います。


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怒りを鎮めるためのメールの注意点

もうアラフィフのおっさんになって、怒るという行為がちょっと恥ずかしい年代です。

正確に言うと、

point怒ることはたくさんあるけど、大体のことは許せる
point怒ることはたくさんあるけど、表に出さなくても余裕

って感じになっています。



そんな年代になってくると、いろんなお詫びの方法のデータが揃ってきます。

お詫びの手順や方法は、人それぞれです。

ほとんどのお詫びに対して、その場は許してしまっているので、ナメられてるってとこもあるんですかね。

お詫びさえ入れればという先方の考えが見えたりもします。

それを考えると、たまには怒りを表に出すこともあったほうがいいのかなあ?
なんて思うこともあります(笑)

まあ、こちらも人間なので、ナメられてるなってわかった時点で、それなりの対応になります。

明確にイエロー3枚とかレッドは1枚とか銀なら5枚とか金なら1枚とか、基準があるわけじゃないですが、それなりの付き合いの薄さにはなります。



いろいろお詫びが入って来る中で、こちらの対応が、

「大丈夫です。そんなこともあります。引き続きよろしくお願いします。」

と返せるものと、

「わかりました。」

としか返せないものがあります。

ちょっと違いを考えてみました。

人によっては感じ方が違うと思います。
個人的な見解です。


まずはメールがいいように思います

お詫びとか謝罪の手順として、最初に使うといいかなと思うのは、メールや、作業チャット、LINEなど、スマホにメッセージが届くものがいいように感じます。

素早く直接、相手の顔を見て、自分の言葉でというのが、礼儀としては正しいのだと思います。

ただ、順番として個人的にはメールの方がいい感じがしています。

電話や、直接訪問は相手の時間を切り取ってしまいます。
相手の状況がわからないです。
電話に出られないとか、不在の可能性があります。

もしかしたら、怒りが爆発しているタイミングかもしれません。
怒りが爆発しているところに電話や直接訪問は、より強烈な爆風を浴びるだけです。

電話や直接の謝罪のアポを取るためにメールなどのメッセージを使い、アポ取りの段階できっちり状況説明と謝罪をしてもらえると、感情の整理をする時間もできてありがたいです。

謝罪をメールで済ますということではなく、謝罪もアポを取ってくれると、こちらも準備ができるということです。

もちろん、電話、直接謝罪のアポは、メール送信から時間をあけない方がいいです。


やはり素早く

怒りが湧き上がっている時間が長いと、怒りが鎮まるまでの時間も長くなります。
爆発までの準備が出来上がってしまうからです。

メールの類はメッセージが送信された時間がわかります。

問題発生から、どれくらいのスピードで対応したのかがわかります。

メールを確認した際に、

「こんなに素早く対応してくれてるんだったら、怒るのも大人としてどうかな」

って気になるか、

「随分ギリギリで連絡してきたな。ナメられてるのか?」

ってなるかは、表示される送信時間も影響があります。


個人的に何も引っかかることなく全然許せる流れ


お詫びの言葉

「いつもありがとうございます」的な感謝の言葉は、メールのテンプレート感があるので、そのままでもなんとも感じません。

その後に、まずお詫びの言葉がある方が気持ちがいいです。

「ご連絡遅れてしまい申し訳ありません」
「ご迷惑をお掛けいたしまして大変申し訳ございません」


対応策を提示

今回の流れを軽く簡潔に説明して、どんな対応をする予定なのかを提示していて、何も問題なければオッケーです。
対応に不満があれば、もちろん交渉はします。

なので、対応策はいくつか用意しておいて、交渉の段階ですぐに次の案が提示されると怒りが湧き上がりません。

次の対応策が出るまでに、
「ちょっとお時間いただけますか?」
という展開は、怒り爆発の準備時間が出来上がってしまいます。


改善策を提示

今後、同じミスの無いように、このような改善をしていきますという提示です。

この部分、個人的には初めてのお詫びメールには無くてもいいかなって気もしていました。

1回のミスで、わざわざそんなに大掛かりな改善なんていいですよーなんて思っていました。



しかし、最近考え方が変わってきました。

最初のお詫びメールにこの部分があった相手は、同じミスしていないです。

イエローカード2枚目で提示してくるところもあります。

やはりミスが無くなります。

この部分が無いメールを続けて送ってくる相手は、お詫びメールが減りません

意外とこの部分が、後々の信頼度の指標になってたりします。


敬意を表す言葉

最後に締めの言葉として、

「不快な思いをさせてしまい、申し訳ございません。」
「私の配慮が欠けておりました。申し訳ございません。」

と、反省アピールがあれば問題なしです。



このメールのあとに、電話で改めてお詫びを頂くと、怒りメーターが5%くらいしか上がらないです。

直接謝罪に来てを頂くと、こっちが恐縮してしまいます。

トドメに手紙を頂くこともあります。

個人的にはやりすぎな感じもありますが、手紙まで頂くと、信頼できる人という認識になってしまいます。


個人的にちょっと引っかかる流れ

言い訳がある

不思議なもので、言い訳の文面は、「ぷち言い訳」くらいちょっとしたものでも、浮き上がって見えます。

以前に、他社の機械トラブルが原因で納期が遅れるニュアンスのやり取りをしたことがあります。

最初のお詫びのメールで、

「実は○○さんの機械にトラブルがあったようで、納期が遅れそうです。」

という報告を受けました。

当時、若かったのでなんとも思わなかったのですが、上司が一言、

責任転嫁かよ

と言っていたことを覚えています。



数年後、違う方に、同じトラブルが発生した際に頂いた内容が、

「申し訳ありません。私の管理不足で納期が遅れます。」

と言うものでした。

こちらが原因を聞いて、ようやく他社の機械トラブルだとわかりました。

原因を伝えたくなるのはわかりますが、メールの目的がお詫びであれば、謝罪を全面に押し出したほうがいいです。

責任転嫁がチラつくだけで、怒りが鎮まるスピードは鈍ります。


悪気はない

これは若手の上司の方からのメールで見かけます。

「本人は悪気はないので、どうか許してやってください。」

わかりますよ。
かわいい貴重な部下のミスをフォローする感じ。



わかりますけど、これも信頼度が高めの方のメールは、

「大変失礼いたしました。申し訳ありませんでした。私の教育不足です。」

というニュアンスです。

責任転嫁をしていないです。

そもそも悪気がある状態で仕事されても困ります。


まとめ

人と接していれば、怒りが吹き出している人の相手をしなければならないこともあります。

上司に限らず、同僚、部下、取引先。

怒りを鎮めるには、怒りの原因に寄り添って、鎮まっていく時間に付き合うことです。

自分の中の怒りも、鎮めるためには時間が必要です。
どんな人の怒りも、鎮まるには時間が必要なのです。

時間は偉大です。

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