クリスマス会の成功って、全員楽しかったーで終わることです。
全員です。
参加者はもちろん、司会者も楽しかった―で終わらないといけません。
ポイントだけ押さえて、楽しみましょう。
幼稚園のクリスマス会 司会することに
司会って、人前に立つのが得意な人が担当になれば問題無いですが、得意な人がいない環境の場合、なぜか人前に立つのが苦手な人がなってしまうことがあります。
得意な人がいない
↓
誰もやりたがらない
↓
誰かにお願いしたい
↓
あんまり発言しない人にお願いしちゃえ
この流れで、司会の担当することになったりします。
まず、世界中で行われるクリスマスパーティーの中の、小さい日本の、小さい町の幼稚園のクリスマス会です。
そんなにスゴイ司会者がいてはいけません。
テレビ中継が入るわけじゃないです。
AKBの総選挙の司会じゃないです。
ビデオカメラで撮られたとしても、見る人数なんてたかが知れています。
上手にやらなきゃなんて思う必要は無いです。
- 丁寧な言葉使い
- 目線を合わせる
- 目的を伝える
point丁寧な言葉使い
相手は、園児、園児の父母、先生です。
丁寧な言葉使いを意識しましょう。
ただし、敬語を使いすぎると、せっかくのクリスマス、ちびっ子が緊張してしまいますので注意が必要です。
point目線を合わせる
2つ意味があります。
話す際には、相手に目線を合わせます。全体を見渡す感じです。
それと、クリスマス会を準備する側だったとしても、参加して頂いた皆様のおかげで開催できます。そして自分も参加者です。ということを肝に銘じておきましょう。
準備が大変だった、クリスマス会用意してやった、という気持ちが外に出ないようにしましょう。態度に出てしまうとカッコ悪いです。たまたま準備する側で、自分も参加者、たまたま司会者、司会するけど自分も楽しみますという気持ちでいましょう。
point目的を伝える
クリスマス会は、今年もありがとうございました、来年もよろしくお願いしますという時期でもあります。
誰の挨拶が重要で、参加者の皆様に確実に伝えなければいけないことは何と何か?
ちびっ子がワイワイモードになってからでは届かないこともあります。
伝えるべきことを、どのタイミングで伝えるか?
ここだけは意識しておきましょう。
幼稚園のクリスマス会 挨拶って何を言えばいい?
年末年始のご挨拶とも違うので、お固くすることもないですが、言うべきことは言いましょう。
始まりの挨拶
point- 参加者への感謝の言葉
- 司会者の自己紹介
- 準備に関わった方々への感謝の言葉
- 今年一年の感謝の言葉
- 楽しみましょう!
この5つをまとめるだけで挨拶になります。
今日は寒い中をクリスマス会に集まって頂きましてありがとうございます。
司会を担当することになりました、○○の○○です。
初めての司会で緊張していますが、よろしくお願いします。
まずは、この日のために準備に力を貸してくださいました皆様。
無事この日を迎えられました。
ご協力いただきましてありがとうございます。
ここまで来たら、もう楽しみましょう。
そして、この場にいらっしゃる皆様。
先生もお父さんお母さんも、みんなも、仲良くしてくれて今年一年、ありがとうございました。
今日は短い時間ですが、クリスマス会に楽しみましょう。
↓
それではまず、○○さん(園長先生、父母会代表など)のご挨拶です。
特に笑いを取る必要がなければこんな流れでいいでしょう。
始まりの挨拶は、伝えるべき言葉さえ入っていれば、コンパクトな方がいいです。後々のプログラムを見て、間延びしないようなペースを作るためにも、短めがいいです。
ただし、必ず伝えるべき感謝の言葉は、始まりの挨拶で入れましょう。
終わりの挨拶は、大騒ぎになって誰も聞いてないことがあります。
終わりの挨拶
point- 参加してくれたことへの感謝
- 司会に付き合って頂いたことへの感謝
- 気をつけて帰ってね
そろそろクリスマス会終了の時間です。
皆さん、楽しかったですかー?
本日はご参加頂きましてありがとうございました。
皆様のおかげで、楽しいクリスマス会になりました。
司会進行もなんとかまとめられそうです。
お付き合い頂きましてありがとうございました。
ちょっと早いですが、皆様どうぞ良いお年をお迎えください。(幼稚園最終日の場合)
外は寒いです。
皆様、どうぞお気をつけてお帰りください。
家に着くまでがクリスマス会です。
ちびっ子大騒ぎの中の挨拶になる可能性高いです。
しかし、始まりの挨拶で感謝の気持ちは伝えているので、聞こえていなくても気が楽です。
幼稚園のクリスマス会 司会の台本で注意すべき点は?
司会の台本といっても、プログラムの内容によって注意した方がいい点は違います。
共通して大事なことは、時間経過を意識することです。
そして、下手なアドリブを入れることより、滞り無く進行することに意識を置きましょう。
プログラムを見渡して、終了時間から逆算することになりますが、
一番気を使うべきは、
「お父さんお母さんの出し物」です。
子供を楽しませ、子供と楽しい時間を過ごすことがクリスマス会の本題です。
幼稚園の先生方は、毎年の事なので、多少のグダグダ感も込みで見守っていてくれます。
しかし、後々面倒なのは大人です。
不満の声が出てくる可能性があるのは、園児の父母です。
中でも、忙しい中集まって、出し物を決めて、練習して、当日気合入っているところを、グダグダ感で覆ってしまうと不満が出ます。時間が足りなくなったりするなどもってのほかです。
ここを盛り上げるために、さくらから鳴り物から、とにかく気を使って盛り上げましょう。どんなお寒い出し物でも、大きな拍手、大歓声は全力でやりましょう。司会者は、煽りまくりましょう。
出し物が終わった後のフォローももちろん、次のプログラムが始まったら、
「ご苦労様でした。素晴らしかったです。練習大変でしたでしょ?何より子供たち喜んでいました」
と、一言声を掛けに行きましょう。
ここさえクリアすれば、
あとは子供が楽しんでいればオッケーです。
子供を下手にいじって親御さんと変な空気になるくらいなら、プログラムの進行に意識を持って行きましょう。
まとめ
子供のペースに巻き込まれて、後半グダーっとすることがあります。
挨拶などの肝心なことは前半に済ませておきましょう。
多少グダっとしても、すぐ冬休みです。
時間が立てばもうお正月モードです。
力を抜いて司会のあなたもクリスマス会を楽しみましょう。