風邪っぽいときの対処方法って、聞く人によって結構違ったりします。昔の人が言ってたことと、今の常識って違うことって結構あります。風邪を引いたら食べないで寝とけって人と、しっかり食べろって人がいます。風邪っぽくて具合が悪いときに、なかなか悩ましい問題です。こっちは風邪気味で頭ボーっとしかかっているのに…。難問です。
風邪を引いたら食べ物は食べない?
人間は生きていくために食べなければいけません。
風邪を引いても食べた方がいいように感じます。
子供の頃は薬を飲むために、何か胃に入れておけってことで食事をするように言われていました。
雪が降った日、風邪の話題になりました。
ちょっと風邪気味だという後輩がいて、
食事をすると、胃腸は消化吸収のために消化酵素が優先して作られてしまう。
食べなければ、代謝酵素を作ることができるので、風邪が早く治る。
という説で、食べない方がいいとアドバイスしている人がいました。
食べるべきか、食べないべきか。
頭がボーっとしてる風邪気味のときに考える問題じゃないですね。
後輩くん、リアクションが悪いです。
ということで、
「薬飲まないといけないから食べる派」と「代謝酵素を作るために食べない派」、どっちが正解なのか問題が勃発です。
こんな話を聞いていた別の後輩が、1週間後に風邪を引きました。
仕事のできる男はタイムリーです。
しかも、このお題を覚えていて、きっちりお医者さんに聞いてきてくれました。
そのお医者さん曰く、
「食べたほうがいい」が正解でした。
とは言うものの、薬を飲むために食事をするというのは、ちょっと違うそうです。
レポートしてもらった内容は、
ということでした。
ちなみに、食べられないという場合も聞いてきてくれていました。
大人は風邪ってこんな感じだよなってわかっているはずなので、食事ができないほどの症状の場合は、風邪じゃない別の病気を疑ったほうがいい。
今までの風邪と違うとか、いつも喉から風邪ひいてるのに、今回は違うという場合は、病院に行ってドクターの診察を受けるべき。
という、レポートをしてくれました。
確かにサウナで風邪を治してくる「レスラー」というあだ名の友達がいました。
なるほどって感じです。
しかし、タイミングと言い、レポートといい、素晴らしい後輩です。
風邪に効く食べ物 引きはじめ編
体温を上げて汗をかかなければいけないので、水分を多く含んだ食事が理想です。
水分重視の食事となると、王道はおかゆです。
ご飯よりも水分があるので、お腹に入るとお腹が温まります。
どんな食事も消化されれば体温は上がるのですが、消化に手間取ってなかかな体温が上がらず、免疫の戦闘態勢が整う前に風邪ウイルスが活発になってしまうことになります。
水分の少ないパンより、ご飯。ご飯より水分の多いおかゆで体温を上げて、早目に免疫の戦闘態勢を整えることで、引きはじめのうちに風邪ウイルスとの戦いを有利に運べます。
ひきはじめの食事で強っく意識することは、体温を上げることです。
大根の葉入りおかゆ
子供の頃に風邪を引くと、おふくろが作ってくれたおかゆには、大根の葉が刻んで入っていました。
今回思い出して、なんで入れてたのか聞いてみると、
「ばあちゃんがやってたから」
という、リアクションの取りにくい返事でした。
そこで調べてみると、大根の葉は根の部分よりビタミンCが豊富だということがわかりました。
風邪にビタミンCはよく聞く話なので、理にかなった具材でした。
ばあちゃんなのか、ひいばあちゃんなのか、おかげさまで風邪良くなりました。
覚えてて作ってくれたおふくろには感謝であります。
- ごはん 茶碗1杯分
- 水 茶碗3杯分
- 塩 少々
- 大根の葉 適量
- 鍋にご飯と水を入れて中火にかけ、沸騰したら弱火
- 沸騰したら大根の葉のみじん切りを加える
- ご飯がお好みの柔らかさになったら、塩で味付けして完成
風邪に効く食べ物 引いたとき編
完全に風邪を引いてしまったという場合も、基本は水分補給です。
水分補給して、体を温めて体温を上げて、汗をかいて治します。
冷たいサラダよりは温野菜
野菜ジュースよりは温かい野菜スープ
体を温めることが重要です。
完全に風邪を引いてしまっても、おかゆは効果的です。
子供の頃は扁桃腺腫れるのがお約束でした。
食べ物を飲み込むのが痛くてたまらなかったのを覚えています。
おかゆをゆっくり飲み込んだものです。
卵のおかゆ
前述の大根の葉の他に、卵のおかゆも出されていました。子供心に、黄色いおかゆの方が美味しそうに感じていました。
で、大根の葉のついでに卵について調べてみると、卵の白身にはリゾチームという酵素が入っていました。
checkリゾチームリゾチームとは、真正細菌の細胞壁を構成する多糖類を加水分解する酵素である。この作用があたかも細菌を溶かしているように見えることから溶菌酵素とも呼ばれる。ヒトの場合涙や鼻汁、母乳などに含まれている。工業的には卵白から抽出したリゾチームが食品や医薬品に応用されている。
Wikipedia
これが炎症効果が期待できるために、喉の炎症にもいいようです。
知ってたのかばあちゃんなのかわからないですが、これもおふくろグッジョブでした。
はちみつレモン
大人になってから扁桃腺が腫れるほど悪化したことはないのですが、ちょっと喉に来てるなって気配を感じることがあります。
そんな時、早目に飲んで効くのが、はちみつレモンです。
check材料- はちみつ スプーン1杯
- レモン汁 少々
- お湯 コップ1杯
スプーン一杯くらいのはちみつをお湯で溶いて、レモン汁を垂らします。
混ぜるだけです。
私の場合、喉が楽になるだけでなく、咳も止まります。
体を温めるためと聞くと・・・
香辛料のきいた辛い食べ物が思い浮かびます。
カレーとか麻婆豆腐とか。
これで治すって人もいます。
遠足とかキャンプとか運動会とか、カレー食っておけばなんとかなるって知人は、カレーで風邪も治します。
サウナで風邪を治す人がいるんで、カレーで汗かいて治す人もいてもおかしくないです。
羨ましい体質の人はいます。
ただ、普通の考えではよくない汗のかき方です。
強制的に、一気に汗が吹き出て、その後急激に冷えてしまうからです。
温まっている時間が短いためです。
ゆっくりじんわり汗をかかないと、免疫の戦闘体制が整わないのが普通です。
アイスクリーム
熱が上がりきって、熱を下げようとする場合はアイスクリームもオッケーです。
引きはじめの、体温を上げようとするときはやめておきましょう。
ちょっと我慢して、熱が上がりきってからにしましょう。
みかんの缶詰
子供の頃は、熱が下がってきて、なぜか「みかんの缶詰」を食べると完全復活していました。
多分、ワタシだけです。
気持ちの問題だと思います。
まとめ
風邪の気配を感じたら、何より体温を上げることが重要です。
体温を上げるために、食欲が無くても食べましょう。
免疫に頑張ってもらうためにも、早目に意識しましょう。
自分の免疫を応援できるのは、自分です。
風邪を引いている時間って、勿体無いです。
ちょっと気を使えば、回避できる時間です。
体温上げて、じんわり汗をかいて、たっぷり睡眠時間を取りましょう。
コメント
検索引っ掛かってたまたま読んだんですが、風邪気味なので癒されました。
私は風邪を引くと夏だろうが暖房入れて寝ます。お金はかかるし同居者が居ると嫌がられるけど、治りにくい軟弱な感じなんで文明に頼ります。笑
ばぁちゃんのごはん食べたいなぁ…笑
匿名様
管理人のkeroです。
コメント頂きましてありがとうございます。
夏に暖房入れるのですね。
やっぱり体は温めるのがいいんですね。
便利なものは賢く使っていいと思います。
風邪は万病の元です。
じっくり休んで栄養を摂ってください。
お大事に。