白血球を増やす方法 食べ物と運動

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hakkekkyu

健康診断の血液検査の結果、白血球が増えていた、減っていた。これはどのような身体の不調を意味しているのか。白血球は身体の免疫を担う細胞なので、増えていても減っていても心配になってしまいます。

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白血球を増やす方法って?

白血球の多い、少ないには個人差も当然ありますが、白血球が減っているという事は免疫力が低下しているということの表われです。あまりに白血球が減り過ぎてしまうと、ウィルスなどの異物から身体を守る事が出来なくなり、多くの疾病を引き起こす原因となってしまいます。

逆に増えすぎている場合は、感染症や炎症、アレルギーなどに反応して増える場合と、白血病や骨髄増殖性疾患などの腫瘍性の原因によって増えている場合とがあります。

白血球が減る原因としてもっとも多いといわれているのは、薬の服用です。継続的に薬を服用している場合、白血球が少なくなってしまう事があります。
また過剰な疲れやストレス、加齢や生活習慣が原因で少なくなることもあります。

白血球が著しく減少している場合には、最悪だと白血病や後天性免疫不全症候群(AIDS)などの病気が原因になっている可能性も考えられます。

ですから、血液検査で白血球の異常が見つかった場合は速やかに再検査を受け、原因をはっきりさせる必要があります。

病気が見つかってしまった場合はそれぞれ適切な治療が必要となりますが、加齢や生活習慣が原因で減ってしまった白血球を増やして、再び免疫力を高めることは出来るのでしょうか。

答えは、可能です。


白血球を増やす食べ物ってあるの?

生活習慣で大事な部分を占めるのはなんといっても食生活です。

人間の免疫機能のおよそ70パーセントは腸内に存在しています。これはウィルスなどの異物は口から侵入する事が多い事を示しています。

口から侵入したウィルスなどは最終的には腸に送られていきます。免疫力を高める為には、この腸の環境を整える事が非常に重要です。

食べるモノを変える事で白血球の働きを助け、免疫力を高める事が出来ます。
ウィルスなどに白血球が負けてしまい、減らされてしまう事を防ぐ環境を作り、負けにくくなった事で白血球の生産が追いつき、やがて増えていくというアプローチです。



腸内の環境を改善するために必要な栄養素には乳酸菌、食物繊維、オリゴ糖、ラクトフェリンなどがあります。

乳酸菌は善玉菌と呼ばれています。乳酸菌には白血球を活性化させる働きがある他、ビタミンなど身体にとって有用な成分を作りだす為です。

食物繊維オリゴ糖は乳酸菌の餌となり、乳酸菌を活性化させます。

ラクトフェリンは母乳や乳製品に含まれ、強い殺菌作用や抗酸化作用があります。



逆に悪玉菌と呼ばれている大腸菌やクロストリジウム、ピロリ菌などは体内で有害な物質(アンモニア、硫化水素、インドールなど)を作り出します。

腸内の環境のバランスが崩れ悪玉菌が多くなってくると、それらに対応する為だけで白血球が手いっぱいの状態なってしまいます。
そうなると、新たに体内にウィルスなどが入ってきた場合に対応する事が出来ず、風邪を引きやすいなど免疫が低下しているといわれる状態になってしまいます。

乳酸菌が多く含まれている食品には、まずは乳製品。特にヨーグルトは、近年乳酸菌の研究が進んだ事もあり機能性食品としてより効率的に乳酸菌の働きを活かすモノや、ラクトフェリンが配合されたモノがたくさん出ています。(森永ビヒダスBB536、ヤクルトソフール、ダノン BIOなど)

種類があまりに多く迷ってしまうかも知れませんが、大事なのはどのヨーグルトを選ぶかよりも、毎日継続して食べる事です。乳酸菌が体内で生存していられる期間は3日~長くても1週間と短い為に、常に新しい乳酸菌を取り入れる事が腸内の環境を整える為に必要だからです。

他に乳酸菌の多い食品には、発酵食品があります。キムチやぬか漬、味噌や納豆などがあります。これらに含まれる乳酸菌は植物性乳酸菌と呼ばれ、胃酸などに強く腸内まで届く性質を持っています。大豆にはオリゴ糖も含まれている為、腸内の環境を整える食品として優秀といえます。

乳酸菌を活性化させる為の食物繊維は、イメージ通りかも知れませんがやはり野菜や果物に多く含まれます。

機能性食品を利用したり、偏った食生活を見直し腸内の環境を整えましょう。

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白血球を増やす運動ってあるの?

直接的に白血球を増やす事は出来ませんが、運動によって白血球の働きを活性化させる事は可能です。

白血球には、体温が上がると活性化するという特性があります。

運動によって白血球を活性化させる事を継続していけば、ウィルスなどに負けにくい白血球になり、食品の項でも説明したようにいずれ白血球の生産が追いついてきます。

おすすめの運動方法としては、ウォーキングやランニングです。
身体にある大きな筋肉は下半身に集中している為、下半身を動かす事は体温を上げるのに非常に効率的な為です。

またストレスが原因で白血球が減少してしまっている場合にも、ウォーキングやランニングといった一定のリズムで続ける運動にはセロトニンという、ストレスを軽減させる脳内物質を増やす効果もあります。

ウォーキングやランニングを続ける事で心身のバランスを整える事が可能です。
運動する頻度としては週に2,3回。15分~30分行うのが良いとされています。

最初は億劫に感じるかも知れませんが、無理にでも続けていく内に段々と気分が良いなと感じられてくると思います。
風景をゆっくりと眺める時間を持つ事は、セロトニンによる影響の為かも知れませんが、どことなく心に余裕が産まれてきます。

ワタシはそこからランニングが趣味になってしまい、東京マラソンに参加するまでに至りました(笑)


まとめ

白血球減少してしまったり働きが弱っていく事は、加齢などが原因の場合、生きていれば誰しもが避けられないモノもあります。
健康診断で異常が出た場合、まずはしっかりと再検査を受け原因を特定する必要があります。

病気が原因で無かった場合は、食生活や運動不足など自分の生活を見直す良い機会だなと、楽しんでしまう事が余計なストレスを感じない為の秘訣かも知れません。

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コメント

  1. 匿名 より:

    高齢の女性で子宮たい癌に…手術を終え抗がん剤治療を行っていますが、白血球が1750ぐらいで極端に少ないようです、少しでも食べ物で増やすことはできるのでしょうか…?

    • kero より:

      匿名様

      管理人keroです。

      現状によって個人差があるはずですので、医師に相談したほうがいいです。
      手術後ということですので、ありのままの不安を担当医に伝えるべきです。

      回復をお祈り申し上げます。