フェイスペイントって、絵の具でやってるんだと思っていました。学校の図工で使う絵の具。顔がガビガビになっちゃって大変だろうなあって思っていました。
冷静に考えたら、汗で流れ落ちてないなあって最近気づいて、いいもの教えてもらいました。
ハロウィンのペイントは100均がいい
100均のダイソーで売っている、ミラクルペイント／MIRACLE PAINT。
これがスゴイです。
材料が、天然ゴムラテックスということで、乾くとゴムの膜みたいになって、キレイに剥がせます。
ゴム風船が貼り付いてる感じです。
商品パッケージに
とあります。
- すぐに使える 水不要
- 汗や雨に強い
- 発色が良い
というのが売りです。
check水を使わないので洗面所が汚れません。素晴らしいです。
天然ゴムラテックスと聞くと、ゴムなので汗や雨という水に強いというのは想像できます。
個人的に驚いたのは、色が混ぜられるという点です。
ゴムなのに？と思ってしまいます。
剥がしたあとは燃えるゴミに捨てられます。
天然ゴムラテックスは、ゴムの木からできています。
ゴムの木は、杉の木の3.29倍の二酸化炭素を吸収します。
ミラクルペイントがたくさん使われることになると、ゴムの木が必要になり、それがCO2削減に繋がります。
100円ショップで売っていますが、かなり革命的な画材といっていい代物です。
公式サイトでは、チューブタイプ、ボトルタイプと種類があります。
使用上の注意として、
- 衣服に付着させない
- 剥がす際に、毛髪、体毛に付着すると痛いので、肌用クリームを塗っておく
- 5時間以上の使用は控える
- 使用前にパッチテストを行ってください
- ラテックスもしくはフルーツアレルギーがある方は使用しない
- 刺激、異常を感じた場合は、直ちに使用をやめて医師に相談
- お子様が使用する場合は、保護者と一緒に
- 絶対に口には入れない
このようなことが記載されています。
この中で最も重要なのが、アレルギーです。
天然ゴムは、ゴムの木の樹液で作られています。
ゴムの木の樹液には、たくさんのタンパク質が含まれています。
天然ゴムになっても、タンパク質が残っていて、皮膚に触れてアレルギー反応が起こります。
ラテックスアレルギーの症状は様々です。
最も多いのが蕁麻疹です。
ひどい場合は、アナフィラキシーショックを起こす場合もあります。
ラテックスアレルギーは即時型と遅延型があります。
ラテックスに接触してから5～20分後に症状が出ます。
接触した部分に蕁麻疹が出たりします。重症の場合、呼吸困難、喘息、アナフィラキシーまで様々な反応が出ることもあります。 check遅延型
ラテックスに接触してから1～2日で症状が出ます。
パッチテストを必ず行いましょう。
2日前に、微量のラテックスを肌につけ、様子をみましょう。
症状が出るようなら、使用は中止しましょう。
ラテックスアレルギー患者は、ゴムの木からのタンパク質と同じものを持つ果物、野菜でも症状が出ることがあります。
フルーツアレルギーと記載があるのはそのためです。
ハロウィンのペイントのやり方
check使用方法- 使用前に汗などの水分を拭き取ります。
- ミラクルペイントで顔や手に絵を書きます。
- 5分程で描いた絵が乾きます。
- 乾いた上に、他の色を重ねて塗ることもできます。
- 描いた絵をつまんで剥がします。
- 全部取りきれずに色が残った場合、優しくこすって剥がします。
【フェイスペイント教室】ミラクルペイント／MIRACLE PAINT
【フェイスペイント教室】もうすぐハロウィン！キッズにウケるフェイスペイント（ステンシルで簡単）
【フェイスペイント教室】メイキング・オブ・ザ・ホラーメイク
ダイソーでは、様々なステンシル（型抜きシール）も売っています。
ハロウィン時期は、早目に売り切れてしまいます。売れる色も偏りが出るはずです。
オレンジ、黒、は早目にゲットしておきましょう。
専用のドットペンがあると、いろいろできそうです。
ハロウィンのペイントの簡単テンプレ
ステンシルが手に入らなかった。
同じステンシルでもつまらない。
そんな方は、自分で作ってしまいましょう。
シールだと剥がすの痛いんで、ちょっと別のもので作ってみます。
同じく100均で売っている、クリアファイルを使ってみます。
まずは適当な大きさにカットして、
好きな絵、同じものを2つ、クリアファイルに油性ペンで描きます。
片方の絵は外の輪郭を切り抜き、もう片方は目、鼻、口などを切り抜きます。
出来上がりを肌にあてて、上から色を乗せます。
やってみて思ったことをメモっておきます。
小さいのをたくさんって思ったのですが、色が肌に接している面積が小さいと剥がれやすいです。
ある程度の大きさはあったほうがいいです。
check色を一気に乗せると、クリアファイルをはがず時に、周りに引っ張られて剥がれてしまう
クリアファイル側に色がはみ出たまま乾くと、剥がすときにはみ出た色に引っ張られてしまいます。
薄く塗って、その上からまた薄く塗るという方が良さそうです。
check細かいのはステンシルがいい
ある程度の大きさをざっくりというなら、この方法使えますが、細かいのはステンシルが絶対オススメです。
貼り付いたほうがいいです。
厚く塗って油性ペンで描く
ミラクルペイントを厚く塗った上に、油性ペンで描くというのもやってみました。
油性ペンの使用を素早くするとうまくできました。剥がすと油性ペンも残りませんでした。
ただ、風船が貼り付いているようなものなので、油性ペンだとゴムが溶けている可能性があります。
油性ペンのインクがゴムを溶かしてしまうと、肌に油性ペンが着いてしまいます。
ちょっと実験してみました。
画像は左から薄くなっています。
上から油性ペンで塗って、剥がしてみます。
こんな感じ。
塗りムラがあると、薄い部分は貫通しますね。
子供の頃、風船に油性ペンで顔を書こうとして、割れたのを思い出します。
まとめ
ミラクルペイント、すごく楽しいです。
ハロウィンに限らず、使える場面いろいろありそうです。
ハロウィンに向けて、オレンジの仕入れはお早めに。