土用の丑の日。
土曜じゃないじゃん。
牛の日なのに牛肉安くないじゃん。
いいんですよいいんですよ、人間は知らないことの方が多いんですから。
ただ毎年商店街で盛り上がっている土用の丑の日。
一度ちゃんと知識として入れておきましょう。
土用の丑の日の土用って土曜じゃないの?
土用って土曜じゃないです。
まず土用とは元々土旺用事と言ったものが省略されたものなのだそうです。
大昔、五行説という、全てが「木」「火」「土」「金」「水」の五つの組み合わせで成り立つという考えを、季節に割り振ることにしたようで、木→春 火→夏 金→秋 水→冬と、当てはめていくと、当然ひとつ余ってしまいます。
季節は四つしかないですから。
余ってしまった「土」をどうしてくれようかと。
「土」は一年中あるからという考えからなのか、全部の季節にくっつけちゃえってことになったようです。
という流れで、
立春、立夏、立秋、立冬後の18日間のことを指します。
夏ばかりが目立っていますが、全部の季節に土用はあります。
丑の日はちなみに
丑の日の「丑」は十二支の「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の丑です。
土用の期間中で丑の日にあたる日が「土用丑の日」になります。
年によっては、2回ある年もあります。
土用の丑の日、2018年は何月何日?
2018年の土用の丑の日は、7月20日(金)、8月1日(水)です。
だいたい毎年、最初の丑の日が盛り上がりますので、7月20日は蒲焼きの匂いの誘惑にやられそうです。
金曜日です。
土日に遊ぶエネルギーを蓄えておきましょう。
給料日前かぁ。
困ったなぁ。
土用の丑の日はうなぎ食べないとダメなの?
食べないとダメっていうことではないです。もちろんですけど。
嫌いな人は食べないでしょうし。
「本日、土用丑の日」
と書いた張り紙をしたところ、売れまくったことが始まりだと言われています。
丑の日に「う」のつくものを食べると病気にならないと言う迷信があったようで、うまく乗っかった広告だったと言えます。
迷信を信じる人は、「う」のつくものを食べてみるのもいいかもしれません。
「うどん」に、「うに」と「梅干し」をのせて、「薄口醤油」で味を整えて、「うずらの卵」ものっけましょう。
もちろん「ウーロン茶」も忘れずに。
お父さんの晩酌には、「ウイスキー」か「ウオッカ」。
つまみに「ウインナーソーセージ」に「ウスターソース」をかけましょう。
デザートには「薄皮饅頭」か、「うまい棒」ですかね。
これぐらい「う」にこだわれば、鬱陶しくて病気の方が寄ってこないはずです。
迷信信じない人も、「う」まいものは食べておきましょう。
まとめ
土用の丑の日に限らず、夏場のうなぎはパワーが出ます。
夏バテ防止のためにも、暑い間に一度は食べておきたいところです。
土用の丑の日当日は、意外とお値段高めです。
最近では外食チェーン店や、お弁当屋さんなどでも、リーズナブルな値段で売られたりしています。
今年は給料日前ですが、「土用の丑の日」という封筒に、お金キープしておきましょう。
翌日、売れ残っているようだと、うなぎの値段が下がってたりします。
我が家は昨年、すっかり忘れていて翌日のプライスダウンうなぎを頂きました。
1日遅れても、病気知らずで過ごせました(笑)