年を取ってくると、お肌が乾燥してきます。頭皮もお肌です。乾燥してきます。母ちゃん譲りのピチピチのモチ肌は、歳を重ねてひび割れの鏡餅になってきてるってことなんでしょうなあ。
フケ 対策 乾燥が原因?
フケには乾燥が原因のものと、脂性が原因のものがあります。
原因によって対策は違います。
年齢を重ねて、フケが出るようになった場合、頭皮が乾燥肌になってきている可能性があります。
また、年齢に関係なく、冬場になると頭皮がかゆくなってフケがよく出るというのも、乾燥が原因かもしれません。
頭皮が乾燥する原因は、
check空気が乾燥している
checkエアコンの効いた部屋に長くいる
checkシャンプーのしすぎで、必要な水分と油分が失われている
ちょっとしたことですが、原因になっています。
頭皮はお肌と一緒です。
お肌に悪いとされている、
- 寝不足
- 運動不足
- 偏った食生活
これらの不摂生一覧に載っているものは、頭皮にもよくありません。
栄養が行き届かずに、肌の潤いが失われます。
乾燥しないような対策と同時に、栄養面のチェックもしておきましょう。
フケ 対策 シャンプーの方法
乾燥が原因のフケの場合、シャンプーを変えたり、シャンプーの仕方を変えることで改善することがあります。
フケ 対策 シャンプーの選び方
市販のシャンプーには、洗浄効果を高めるために、界面活性剤などの化学製品が使われています。洗浄力の強いシャンプーは、頭皮の脂分まで落としてしまうものもあったり、少なからず頭皮に対して刺激があったりします。
人によって、合うシャンプーは違います。
乾燥が原因でフケが出る人が注意すべきは、保湿効果です。
細かい成分まで知る必要はなくとも、保湿効果があるものはどんなものがあるかは知っておきましょう。
checkアミノ酸系シャンプー弱酸性といわれるものです。刺激が少なく保湿力の高いものが多く、乾燥から守ってくれます。 check石鹸系シャンプー
弱アルカリ性と弱酸性のものがあります。乾燥が原因のフケに効果があるのは弱酸性の方です。洗浄力はやや落ちますが、その分保湿力が高いです。 check薬用シャンプー
フケの症状を治療、緩和、予防する効果のある成分が含まれています。
これらのシャンプーは、保湿効果が期待できます。
違うシャンプーを試すにしても、保湿効果が期待できるものの中から選びましょう。
ちなみに、保湿成分の代表的なものの名前です。
今使っているシャンプーが気になるようなら、成分表をチェックしてみましょう。
- グリセリン
- BG(1,3-ブチレングリコール)
- ペンチレングリコール(1,2-ペンタンジオール)
- PG(プロピレングリコール)
→生体系保湿成分
- ベタイン(トリメチルグリシン)
- アルギニン(L-アルギニン)
- PCA-Na(DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液)
→動植物性成分
- トレハロース
- ラフィノース
- ラウロイル加水分解シルクNa
フケ 対策 シャンプーの仕方
ゴシゴシ頭を洗うと、スキッとして、シャンプーのCMに出てるような感覚になります。
しかし、乾燥が原因のフケが出る人がこの洗い方をすると、悪化します。
違うCMに出ることになります。
優しく
指の腹で優しくマッサージするように洗います。
親指を浮かせた状態で洗うと、力が入らず優しく洗えます。
爪を立てて洗うと、頭皮に傷がつくだけでなく、必要な皮脂も落としてしまいます。
刺激を与えないのが基本です。
よくすすぐ
すすぎが甘いと、シャンプーが頭皮に残ります。それが原因でかゆみが出て、掻いてしまうと傷になり、フケのげんいんになります。
美容院でシャンプーしてもらう時のように、じっくりすすぎましょう。
洗い過ぎない
フケが出るからといって、シャンプーの回数を増やすのは逆効果です。
1日1回が原則です。
2日に1回が丁度いい人もいます。
洗い過ぎは、必要な皮脂を落としてしまい、乾燥の原因になります。
フケ 対策 ドライヤーの方法
頭を洗った後、必ずドライヤーで乾かしましょう。
水分補給した方がいいのに、ドライヤーで乾燥させていいのかって思います。
フケは頭皮が乾燥肌になっています。
乾燥しているから、水分を与えなければいけないというイメージで、お風呂から出た後、濡れたままの自然乾燥。やりがちです。
これが実は良くないです。ドライヤーで髪を乾かしてください。
これは、菌の発生を防ぐ目的があります。
とは言え、やり過ぎは乾燥に繋がります。
高温でのドライヤーは避けましょう。
ドライヤーの前に
ドライヤーで髪を乾かし始める前に、タオルで水分を取っておきます。
タオルで頭をゴシゴシこするのではなく、頭皮にタオルをかけ、上から押して水分をタオルに移すイメージです。
タオルが濡れてきたら、次のタオルを使いましょう。
ドライヤーの使い方
ある程度、水分がなくなったところで、さらに乾いたタオルを用意します。
乾いたタオルを頭にのせて、その上からドライヤーを使います。
熱風が直接と髪や頭皮にあたらずに、乾かすことができます。
保湿
ドライヤーで髪を乾かしたら、保湿もしておきましょう。
育毛ローション、トニックの類には、ほとんど保湿成分が含まれています。
普通の化粧水でも構いません。
ビチャビチャ、ベトベトにならないように、少しずつつけておきましょう。
頭皮のマッサージ
マッサージの際、注意する点は、
point頭皮をこすり過ぎない
point濡れた髪、頭皮は傷つきやすいので、乾いている状態で
動画がありました。
頭皮のミカタ・簡単頭皮マッサージその1.wmv
まとめ
シャンプーを変えて改善したという話はよく聞きます。
シャンプーを変えても改善されない場合、皮膚科に診てもらいましょう。
別の原因があるかもしれません。
適切な処方をしてもらいましょう。