胸の痛み ときどきズキッと痛む 原因と対処法 何科で診察?

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急に来る刺すような胸の痛み。
胸は心臓などの大事な臓器がある場所なので、何か重大な病気なのでは?と心配になってしまいます。

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胸の痛み ときどきズキッと痛む 原因は?

その痛みは肋間神経痛と呼ばれる症状かもしれません。

肋間神経痛とは、頭が痛いことを頭痛、お腹が痛いことを腹痛と呼ぶように、痛みの総称です。発症する原因は様々です。

肋間神経とは、胸髄(背骨の中を通る脊髄)から出ていて、12対の肋骨に沿って走行する神経です。この神経が何らかの原因で刺激を受ける事で生じる突発性の痛みを肋間神経痛と言います。

ズキッと急に痛む事もあれば、胸を締め付けるように痛みが持続する事もあります。

肋間神経痛にはハッキリとした原因が解らない事が多く、一番の原因として考えられているのはストレスです。

ストレスが原因の肋間神経痛の場合、神経が骨や筋肉で挟まれる事が痛みの起きるきっかけになります。運動不足肩こり、普段の姿勢が悪いという小さなことでも、神経は挟まれることがあります。

また加齢によっても、若い時期よりもストレスを感じやすくなり、肋間神経痛が発症します。



check椎間板ヘルニアや肋骨の骨折など外傷が原因になる場合

内科的な原因としては、脊椎の病気や胸膜炎、女性の場合だと骨粗しょう症も考えられます。
重篤な場合には、肺がんや肺炎。帯状疱疹などのウイルスが原因で起こる事もありますが、これらの場合の痛みはとんでもない激痛であったり、突発的な痛みではなく、持続性があるとされています。



外傷や重篤な原因ではなく、ストレスが原因で起こる肋間神経痛の場合、長くても10分程しか痛みが持続しない症状が多いです。


胸の痛み ときどきズキッと痛む 対処は?

ストレスが原因である場合、ストレスになっている事象を解決または軽減出来る事が一番良いのですが、会社や学校などの人間関係や大きな仕事や試験などがプレッシャーになっている場合すぐに解決出来ない事も多いでしょう。

こういった場合は他の事でストレスを癒す事が効果的です。

外出先でも出来る事ストレスの解消法

緑茶を飲む

緑茶にはテアニンが豊富に含まれています。テアニンには、イライラした気持ちやストレスを大幅に軽減してくれる働きがある為です。
一息入れてお茶を飲む事で、気分転換しましょう。


ガムを噛む

可能であればガムや固めのグミなどを噛みましょう。噛むなどの単純な反復運動は、脳内のセロトニンを増やします。セロトニンというのは脳内物質の1つで、感情の起伏を抑えたり、穏やかな気持ちにさせる効果があります。

貧乏ゆすりをしてしまったり、メモにグルグルと悪戯書きをしてしまったりするのも、単純な反復作業がセロトニンを増やす為だったのです。無意識のうちにストレスを軽減させようとしている事なのです。


窓の外を眺める

一度考えるのを放棄して5分程ボーッと窓の外を眺めましょう。心が落ち着くのを感じられるはずです。
忙しい時には、その5分すら惜しむ気持ちになります。ですが気持ちが落ち着いていない状態で取り組んでいては進むものも進まなくなってしまいます。


自宅で出来るストレス発散の方法

おすすめなのはアロマテラピーです。

ストレスに良い効果のあるアロマオイル

  • ラベンダー
  • オレンジ・スイート
  • イランイラン
  • カモミール・ローマン
  • ゼラニウム

などがあります。

眠る時には枕や、寝巻の襟元などに数滴垂らして使用したり、お香の様にアロマオイルを焚くのも効果があります。
ストレスの解消だけでなく、身体の不調にも効果があるモノが多いので一石二鳥の効果が期待できます。

point他にも趣味に没頭しても良いでしょうし、家族や友人達と遊びに出掛けるのも良いでしょう。美味しいモノを食べるでも、方法は何でも構わないのでとにかく自分の心身をリフレッシュさせましょう。


ストレッチ

ストレッチを試してみるのも効果があります。

息を吸うと胸や肋骨が痛い時の対処法


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胸の痛み ときどきズキッと痛む 何科で診てもらう?

ストレスが解消出来る様に試みても、痛みが頻繁に起きたり軽減されない。またはひどい痛みがあるなどの場合は、一度病院で診察してもらいましょう。ストレスが原因で起こる肋間神経痛でも強い痛みがある場合もありますが、重篤な病気が原因になっている可能性もあります。

先述した通り、肋間神経痛は様々な原因で起こる症状です。
まずは整形外科などでレントゲンを撮ってもらい、外傷が原因では無い事をハッキリさせると良いでしょう。
激しく咳をした時など、思ってもない事が原因で肋骨にひびが入っていたり、骨折している場合もあります。

外傷が原因でない場合は、内科を受診しましょう。肺がんや帯状疱疹が原因の場合、内科で判断して貰えます。

ストレスが原因の肋間神経痛の場合は、ペインクリニックを受診するのも良いでしょう。

ペインクリニックでは痛みがある症状全般に相談する事が出来るので、その病院で症状の回復や軽減が出来ない場合、次に何科を受診すべきかなどアドバイスしてもらう事が出来ます。

治療法として神経ブロック療法という方法で、麻酔を注射し痛みを抑えたり、体質改善を目的とした漢方療法などが用いられます。


まとめ

一番多い原因がストレスという肋間神経痛。痛みが頻繁に起きたりあまりにひどい痛みだと、痛む事自体がストレスになってしまう悪循環に陥ってしまう可能性もあります。

ストレスがあるという身体のサインでもあるので、痛みが出た時には無理をしているんだなと自覚し、心身を休める事も必要です。あまりにひどい場合には迷わず病院を受診しましょう。

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