お彼岸のお墓参り、帰ってくるように言われたんですが、行くって返事をした後、いつなのかわかっていないことに気づきました。考えてみれば、お盆は帰ったことあっても、お彼岸って帰ったことなかったです。
お彼岸にお墓参りする理由はなんで?
お彼岸にお墓参りをするのは日本独自の仏教行事で、外国にはこのような習慣はありません。
なぜ日本だけお彼岸にお墓参りをするのでしょうか。
仏教では、先祖のいる極楽、あの世(彼岸)は西にあると考えられており、私たちがいる欲や悩みに満ちたこの世(此岸)は東にあると考えられていました。
春分の日と秋分の日は、太陽が真東から真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。
太陽が真東から真西に沈むこの日は、あの世(彼岸)とこの世(此岸)が一番近く、最も通じやすくなると考えられ、ご先祖様と向き合う日とされているのです。
お彼岸のお墓参りっていついくの?
お彼岸の期間中であればいつでもオッケーです。
また、期間中毎日お参りする必要はありません。
お彼岸の期間っていつのこと?
お彼岸とは、毎年「春分の日」と「秋分の日」を中日として、前後3日間を合わせた7日間のことをいいます。
お彼岸に入る日のことを「彼岸入り・彼岸の入り」といい、お彼岸が終わる日のことを「彼岸明け・彼岸の明け」といいます。
春分の日と秋分の日は何日?
春分の日と秋分の日は、国民の祝日ですが、毎年決まった日ではなく、太陽の動きによって変動する祝日です。
春分(秋分)の日は、太陽が春分点(秋分点)の上を通過する瞬間を「春分(秋分)」と定義され、その「春分(秋分)」を含む日のことをさします。
そのため、毎年2月1日に翌年の春分の日と秋分の日が閣議決定されるしくみになっています。
現在確定している2016年までのお彼岸は下記の通りです。
2015年 3月18日(水)~3月24日(火)
2016年 3月17日(木)~3月23日(水) check秋のお彼岸
2015年 9月20日(日)~9月26日(土)
2016年 9月19日(月)~9月25日(日)
お彼岸のお墓参りの時間って決まってるの?
特に決まった時間はありません。
ただ、仏様のことを優先して考えるべきなので、他のことよりも優先してお墓参りにをしましょう。
何かのついでにお墓参りをするなんてのは基本ダメです。
しかし、ライフスタイルが多様化しているこのご時世です。お墓参りにすら行くのが大変な環境の人もいます。
それを考えれば、お墓をキレイにして、きちんと手を合わせて、ご先祖様に挨拶する時間を作ることが重要なのかもしれません。ついでにお墓参りしているようなスケジュールでも、お墓参りに行かないよりはいいです。
ご先祖様とお話する時間を作ることが大事な気がします。
まとめ
お彼岸のお墓参り、期間中ならいつ行ってもオッケー
時間帯も、いつでもオッケー
行ければオッケー
行けないよりはオッケー
ご先祖様に向き合う時間を持つことが大事なのです。