ワキガの制汗剤をおすすめして 7,900円得した話

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40代後半にもなると、人生の分岐点はいろいろやってきます。

私の同世代で、いつもお世話になっている美容師さんが、独立してお店を持つことになりました。
これまでの付き合いもあって、集客アイデアやデザインなど、美容方面じゃないことでお手伝いできることはさせて頂きました。
時間に追われる中、なんとか無事に美容室がオープンしました。


美容室オープン、その後…

順調に船出したことを確認し、次にその美容室を訪れたのは2ヶ月後でした。

いつも短めにカットしてもらってパーマをかけて、ボッサボサになるまでほうっておくので、3ヶ月に1回しか美容室に行きません。
年に4回ペースです。

まだまだキレイな美容室で、いつもの髪型にお願いしました。

「順調ですか?」

「まあ、ぼちぼちなんですが…、ちょっと困ったこともありまして…」

と、耳元で囁かれました。

お店を出したオーナーは、40代後半の男性。
4店舗で店長の経験のある、技術面の勉強に貪欲なイケメンオヤジです。

スタッフは他に、

  • 30代ワイルド系男子
  • 20代イケメン男子
  • 30代ベテラン女子
  • 20代新人女子

どのような流れで集まったのか、詳しくは聞いていないのですが、知り合いだったり紹介だったりらしく、付き合いが浅いスタッフもいるとのことでした。


問題は、
20代イケメン男子にありました。

checkある日
お店がオープンした地域にお住まいの女性が、オーナーにクレームを入れます。

check数日後
馴染みのお客様がお帰りの際に、「ちょっとキツかったです。」とオーナーに苦笑いをします。

checkさらに数日後
オーナーの腕を見込んで馴染みになった、元美容師のお客様に言われます。
「あの子はちょっと問題ありね…」



彼は、「ワキガ」だったのです。


20代のイケメン君

お店のオープンが3月末でした。それほど気温が高くない時期です。

彼がワキガだとわかったのは、2ヶ月経って気温が上がってきてからだったそうです。

薄着になって、うっすらいいニオイがするなーとは思っていたそうです。

それが、昼食を外に食べに行った後、違うニオイが漂っていることに気付きます。

午後に彼の側に行くと、ちょっと反応してしまうニオイがしていたそうです。

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悩むオーナー

オーナーは、なかなかの困り顔になっていました。

オーナーからの情報としては、
point午前中はいいニオイがしているので、おそらく自分でもワキガだという認識があって、なんか対策はしているっぽい。
pointイケメン君のビジュアルと柔らかい雰囲気は、女性客を囲い込むには必要だと。
point他のスタッフも気付いているとは思うが、まだその話題がオーナーの耳には入ってきていない。
pointスタッフの中で騒ぎが大きくなってしまうことが心配。
pointそれよりなにより、お客様の口コミで変な伝わり方をしてしまう前に、なんとかいい方法はないものか?
point他のスタッフの誰かに話して相談すべきか?
pointなんて本人に伝えるべきか?
point最悪の展開は、辞めてもらうことになってしまうのか?

店長経験のある人でも、オーナーになってしまうと深く悩むのだろうと思いました。
スタッフ内はともかく、店のネガティブな評判はマズイのは、外の人間でもわかります。
うまく丸く収まる方法は何か、結構悩んでいる様子でした。


整理してみました

ポイントは、

  • 本人がわかっているっぽい
  • 本人も何かしらの対策はしているっぽい
  • スタッフは気付いているかもしれないが、まだ騒ぎにはなっていない
  • お客様何人かは気付いてしまっている

オーナーが、スタッフの誰に相談とか、ちょっと冷静さを欠いているというのはわかりました。他のスタッフに相談して、話が大きくならないわけないです。

要は、
point「20代イケメン君のニオイが消えればいい話」
ということです。

彼のニオイが消える制汗剤を、そっと紹介すればいい話です。


うろ覚えでした

たまたま、知り合いが絶賛しているワキガの制汗剤を知っていました。正確に言うとうろ覚えでしたが、知っていました。

その制汗剤を絶賛している知り合いの上司が、私の古くからの友人です。
だいぶ明るくなって、コミュニケーションスキルも上がったという状態で、部下を紹介されました。

初めて会った時には、おとなしい人なのかもという印象はありましたが、とっつきにくいとは感じませんでした。

話を聞くと、彼もまたワキガに悩んでいたらしく、人と接する際に壁を作ってしまうタイプだったそうです。

そのおとなしそうな彼が、「これはスゴイ」と絶賛していたのを覚えていました。

うろ覚えでしたが。

「知人が絶賛している、クリオネという制汗剤があります。それを試して見るように言ってみたらどうでしょうか?」
「その制汗剤をそっとプレゼントすると、オーナー株が上がると思います。」

「クリオネ」と伝えた名前は、「クリアネオ」という名前でした。

どうもオッサンになってくると、カタカナがニヤピンでインプットされます。
バックヤードで相談を受けている間に、スマホで確認してその場で訂正しました。
「クリアネオでした。」と。



20代のイケメン君は、人知れず悩んでいるはずなので、オーナーが味方になるという立場で接する方がいいと提案しました。

確実に伝えるべきことは、

  • イケメン君の技術や人柄は、この店に必要だと。
  • お客様からクレームもあったから、試しにこれを使ってみてくれと。
  • たくさん顧客を掴んで給料上げて、安い制汗剤使わなくて済むくらい稼いでくれと。

イケメンの彼に、そっと伝えるのがいいのではないか。
大事にならずに、解決できるかもしれません。

こんなことを提案して帰りました。


そのまた3ヶ月後

頭がボッサボサになってきたので、いつものようにカットとパーマをお願いしようと、オーナーを指名してお店に行きました。

私:「お久しぶりです。調子はどうですか?」

オ:「おかげさまで、なんとか続いています(笑)」



そして、髪の毛にハサミを入れながら、他に聞こえない程の小声で、

オ:「制汗剤、効いてるみたいなんです。おかげさまでニオイ問題、何事もなかったかのように働いています。」

オ:「他のスタッフも何事もなかったかのように、普通に接しています。」

オ:「クレームがあったお客様も、私(オーナー)やベテランさんが担当になってフォローしました。」

と、話してくれました。



オ:「よくあの制汗剤知ってましたね?」

私:「たまたまです。あんまり多くを語らない知人が絶賛していたんで覚えていました。」

オ:「全然ニオイしなくなったんですよ。まあ、本人もマメに使っているんだとは思いますけど。」

私:「それは良かったです。やっぱり違うものなんですね。」

オ:「本人もケタが違うって言っていました。」

私:「そんなに違うんですね。」

オ:「なんか、すごくいい顔で仕事してます。ホント良かったです。」

私:「一安心ですね。」

オ:「顧客も増えてきてますし、若さっていいなあ。」

私:「イケメン君、エースですね。」

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そんな会話の後、

オ:「ホント助かりました。ありがとうございます。今日はお代いいですからね。」

私:「えーーーー!いいのーー!

とご厚意に甘えさせて頂きました。

いつものカットとパーマで6,900円に、なんとかっていうトリートメントの1,000円分まで無料にして頂きました。

うろ覚えの商品名確認して教えただけで、ボッサボサの頭が無料でかっこ良くなりました。



イケメン20代の彼を救った制汗剤は、「クリアネオ」です。

クリアネオ


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