防災対策の備蓄 水や食料の目安量とトイレを想像して疲れた話

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防災対策の備蓄、万全にしておくのは当然です。
当然なのですが、ちょっと強めに考えた方がいい情勢にもなってきました。
妻がスーパーで貰ってきた防災対策のチラシを見て、家族会議が始まりました。

もしもの場合に生きるために必要な食について、想像力をフル回転しました。
我が家は2人なので、弱めの頭2つから出たネタをメモっておきます。

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防災対策の備蓄 水の目安量とか

まずは水です。

スーパーで貰ったチラシも、農林水産省の食料備蓄ガイドも、最初の項目は「水」です。

人間は水分でできてますから当然です。



そして、どちらも同じ目安量が書いてあります。

1人1日3リットルを7日分

21リットルを家族の人数分です。

2人家族の我が家は、42リットル必要になります。



「そんなに飲む?」

みたいな話から始まりましたが、冷静に考えるといいラインかもってことになりました。

直接、飲料水として飲むというだけではないということに気づくと、絶妙なライン設定です。

  • ご飯を炊く
  • スープ、コーヒー、お茶を作る
  • レトルト食品を温める
  • インスタント食品を作る
  • 薬、サプリメントを飲む
  • 歯を磨く
  • おしぼりを作る

などなど、考えてみるといろいろ水が登場します。

夏場の熱中症を意識しないといけない時期には、多めの水分補給が必要です。

個人的な性格かもしれませんが、水に限りがあるとわかっていると、無性に喉が乾くような気がします。

それを考えると、3リットルは納得です。



ここから我が家の会議で議題になったのは、ボトルのサイズです。

先日までは、2リットルが6本入ったケースでストックしていました。

12リットル分です。

これが大人2人が7日分となると、42リットル必要になるので、3箱半です。



持ち歩くことって考えてないなって気づきました。

仕事先や親戚、友人の様子を見にいくこともあるかもしれません。

ちょっと遠出しないと、食料が手に入らないこともあるかもしれません。

水筒に入れ直して持ち歩くのもアリですが、500ミリリットルのボトルもあったほうがいいという結論に達しました。

  • 友人の赤ちゃんのミルクを作る水が足りない
  • 近所の人に水を分けて欲しいと言われた
  • 仕事の仲間が、水が無くて困っている

こんな場面で、全く助けを出さないのも考えものです。

あの人は助けてくれなかったとか、めんどくさいことになりそうです。



かと言って、状況にも寄りますが2リットルはやり過ぎな気もします。

1人1日3リットルのうちの、2リットルです。

単位が2リットルよりは、500ミリリットルの方が分けやすいです。



我が家は、

500ミリリットルが48本で24リットル
2リットルが9本で18リットル

合計42リットル

ここに着地しました。



農林水産省の食料備蓄ガイド
http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/pdf/140205-02.pdf


防災対策の備蓄 食料の目安量とか

主食、炭水化物の確保

ダイエットの際には削られてしまう炭水化物は、防災対策の備蓄の軸という位置づけです。

1日3食、7日分となると21食分。

2人分だと42食分の備蓄が必要です。

農林水産省の食料備蓄ガイドによると、2キロの米で27食分あるそうです。

それがあれば、あと15食分をどうにかすれば良い計算です。

ひとまず、2キロの米はキープ確定です。



鍋でご飯を炊く



レンジで2分くらいチンするご飯も、美味しさ的には全然アリだと思っているのです。

ただ、災害時にレンジが使えるのかって話です。

お湯で温めるとなると、熱湯で15分です。

ガスコンロを使うのなら、炊いてしまったほうがいい気がします。

炊きたてホカホカご飯で癒されるってこともあります。

水の節約を考えると、無洗米がいいでしょう。



避難所生活が続くということも考えられます。

周囲の目を気にしながらご飯を炊くということもあるかもしれません。

ご飯の炊ける匂いだけで我慢しなければいけないという方が、避難所にいることも考えられます。



どれだけ避難所生活が続くのか、見当がつかないという場合もあります。

慣れない環境で周囲の目が気になるようなら、当面はお湯で温めるタイプのご飯で様子を見るという考えになるかもしれません。

そんなことも言ってられないとは思いますが、みんなストレスはある状況です。



2キロの米と、温めるタイプのご飯、両方準備しておくのが良さそうです。


米の他の炭水化物

米が2キロあれば、2人家族だと、あと15食分です。

常温保存ということを考えると、乾麺、インスタントラーメンなどが候補としてあがりました。



ここで想像して話題になったのは、インスタントラーメンです。

我が家の流れとして、

インスタントラーメン食べる

飲まないほうがいいとわかっていながら、ついついちびちびスープを飲んでしまう

喉が乾く

飲み物たくさん飲む

飲みすぎるとお腹痛くなる(妻限定)

これが鉄板です。

災害時の水が限られているときに、やっていいのかという流れです。



このお題から、インスタントラーメンは、生活が復旧する見通しが立ってから食べようということになりました。

当然、大好きな味をストックしておくべきです。


ということで、麺類の中心はパスタにしました。

スープものは喉が乾くということで。



【超時短】フライパンでパスタを茹でる事が出来るなんて思いませんでした…

フライパンだと水の節約になります。


おかずなど

主食が決まれば、あとは1食でどれくらい食べるのかを計算して、1週間分をストックしましょう。



我が家の会議で話題になったのは、缶詰問題です。

カレーや丼もののレトルト食品は、1パック1食という計算でもいいかもしれません。

しかし缶詰は、ものによっては1食1缶はキツイものもあるのではないかと。

油が胃に効く年頃です。



ということで、2つセットで考えることにしました。

妻と2人で食事の際は、味の違う缶詰を2つ開けてシェアを基本に考えました。

肉と魚、味付けを考え、バランス良く組み合わせられるように用意しておこうと。

フルーツもいろいろと。



レトルトのカレーは、西友の「お墨付きカレー」がオススメです。

我が家がカレー大好き家族だというのもありますが、ハズレ無しです。

ちなみにレトルトカレーを温めるのも、フライパンだと水が節約できます。


その他の食品備蓄

カップ味噌汁、インスタントコーヒーなど、お湯を注いで飲めるもの。

個包装タイプのおやつ(チョコ系とビスケット系とせんべい系)


サプリメント

どうしても栄養が偏る可能性があります。

仮に1週間、苦しい期間を持ちこたえたとしましょう。

そこから普段の生活に戻すためにも、体調は崩していられません。

災害は復旧作業の方が、何十倍も大変です。

栄養のバランスを考えて、うまくサプリメントを使いたいところです。

  • ビタミン系
  • 食物繊維系
  • 栄養補給系

普段飲んでいるものから小分けにして、ストックしておきました。


最重要項目、カセットコンロ、カセットボンベ

ここまでなんやかんや食べることを書いてきましたが、カセットコンロ、ボンベなどの熱源があっての話です。

  • 米はあるけど、炊けない
  • レトルト食品は冷たいまま
  • インスタントラーメンは水で戻す

罰ゲームです。

ストレスです。



普段、鍋をやっていても、カセットボンベが無くなる瞬間は悲しいですよー。

災害時は、悲しみの桁が違う気がします。

カセットボンベは、コンロのガスの消費量によっても違うと思いますが、1時間くらいと思っておいていいです。

1日の調理時間を考えると、結構あったほうがいい気がします。

我が家は6缶セットを2つ用意しておきました。

もう6缶を考えています。


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防災対策の備蓄 トイレを想像して疲れた妻

食べ物は1日3食が7日分の21回分、家族2人で42回分のメドを立てました。

食べたその後は、トイレです。



妻は、結構お腹が弱いです。

ラーメン食べて、アイスを食べると、高確率でお腹がピーピー鳴ります。

ストレスを感じても、お腹がピーピー鳴ります。



この防災対策の食料備蓄会議で、妻が何より気にしていたのが、トイレ問題でした。

食べたら当然、セットで考えなければいけない問題です。



スーパーで貰ってきたチラシによると、

簡易トイレ
1人1日5~8枚が目安

トイレットペーパー
1人3日で0.5ロールが目安

とあります。

通常の計算だと、家族2人で7日だと、

check簡易トイレ
70~112枚

checkトイレットペーパー
3ロール

これだけあれば大丈夫なはずです。



ただ、妻のお腹がブレイクした場合、全然足りなくなるのは目に見えています。

ストレスがどれだけ効いてくるかもわかりません。

我が家は多めにストックすることにしました。

簡易トイレは、ポリマーシートタイプのものを選びました。

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トイレの水

もう70代後半の母は、1968年の三陸沖北部地震を体験しています。

その母が、東日本大震災で大きな揺れを感じた際に取った行動が、

  • 風呂に水を溜める
  • ご飯炊けるだけ炊く

だったそうです。



大地震は、連続で揺れが来ます。

タイミングや場所によっては、ライフラインが停まるまでに時間がある場合もあります。

本震から1時間後の余震で、断水、停電ということも考えられます。

1時間あれば、風呂に水は溜められますし、ご飯も炊いておけます。



昔は目的が違ったとは思いますが、風呂に水が溜まっていれば、トイレの水を流せます。



この話を妻にすると、

「家に近い人が急いで家に戻って、お風呂に水を溜めるようにしようね!( ・`ω・´)キリッ」

って感じでした。



何ほど心配なんだろうって思う反面、断水していないのならやっておいていいなと思いました。

災害時の我が家のルールが一つ決まりました。



妻は、食料よりもトイレのことを考えて、疲れてしまったようでした。


まとめ

食料が家にあると、ついつい食べちゃってダイエットできない。

なんてこともありますが、最悪の展開は考えておいたほうがいいです。

食べないと、考えられないし、動けないし、落ち着かないし、いいこと無いです。

災害に負けずに生きてないと、ダイエットはできないのです。

食料の備蓄、きっちりやっておきましょう。

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