不用品を処分しました。
10年振りに引越しをすることになって、驚きの量の不用品が出てきました。
不用品もとりあえず引越しするということになると、不用品の梱包の手間も費用もかかります。
時間がなかったこともあって、費用を節約することより、期日までに処分することを優先しました。
できる限りの節約はする方向で。
次の引越しの際に思い出すように、メモっておきます。
不用品を処分する方法
10年振りの引越しだったので、10年分の不用品があります。
大きいものから細かいものまで、思っていた以上に出てきて驚きます。
処分の方法を探って、時間と費用の検証に入ります。
- オークションサイトに出品する
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- 知人にあげる
- 不用品回収業者にお願いする
- 自治体の粗大ゴミ回収
- 引越し会社のサービスを利用する
過去に利用したもの、ザーッと思いつくもの、ネットで見かけるものはこんな感じです。
今回は時間が無いです。
とは言え、引越し前です。
費用を抑えられるところは抑えたいのが本音の状態で検証していきます。
オークションサイトに出品する
ヤフオク、メルカリなどに出品する方法です。
入札されると欲しい人の元に品物が届き、出品者には売上が入ります。
実際に購入した際の値段を考えると、大幅にダウンした金額になりますが、塵も積もればです。
ただ、不用品の写真を全部撮って、サイトにアップする作業が発生します。
10年分の不用品となると、業者の仕事です。
普段からこまめに利用していれば、不用品の処分に費用がかかることがなかったかと思うと、これまでの暮らしがもったいないと感じました。
今回は時間が無さすぎて、利用を断念しました。
リサイクルショップに買い取ってもらう
ネット上を調べてみると、東京都内のリサイクルショップが結構出てきます。
そしてこのご時世、利用者した方のコメントも見つかります。
わざわざ自宅まで査定に来てくれる店もあります。
今回いろいろ探ってみて、「リサイクルショップ」という表現と「不用品買取」という表現は、ほぼほぼ一緒だなと感じました。
これも査定の日時のすり合わせがあるので、早めに連絡をした方がいいです。
知人にあげる
これも欲しい人の元に、欲しいものが行くのであればいいと思います。
欲しがっている知人の心当たりがある場合、声をかけてみるのもアリでしょう。
ただ、無理やりは絶対にやめたほうがいいです。
不用品が、他人の元で役に立つことって、そんなにたくさんあることじゃないと思います。
若い頃、引越しを手伝ってくれた友人が、不用品で欲しいものがあったらどうぞって感じで、持っていってもらったことがありました。
数ヶ月後、友人が持って帰ったものは、違う持ち主の家でも不用品になっていました。
その不用品を処分するのに、費用がかかってしまうことも考えておいたほうがいいです。
今回は、ほんとにガラクタが多かったので、知人に声はかけませんでした。
不用品にかかる費用は、不用品になった家で出しました。
不用品回収業者にお願いする
これは買取が一切なく、不用品は処分しますというスタイルです。
事前にこんなものがありますと連絡を入れて、回収に来てもらいます。
お店ごとに、定額でいくらでもというところから、条件を満たせば無料でというところまであります。
素材によって回収できるものと、無理なものがあるので、業者の詳細を調べておくことが必須です。
自治体の粗大ゴミ回収
区役所に連絡して、粗大ゴミを有料で回収してもらえます。
ネットや電話で、出すものの大きさなど詳細を伝えます。
コンビニなどで、「有料粗大ごみ処理券」を購入して貼り付け、指定された日に出します。
指定される日が、何日かあとに設定されることがあるので、早めに手続きした方がいいです。
引越し会社のサービスを利用する
引越し業者には、不用品処分のサービスがあるというところもあります。
引越し業者を利用する場合には、一括でお願いできるのは手間がかからず楽です。
ただ、不動産屋さん、引越し業者さんなどから情報を集めてみると、結構な金額になるようです。
- 不用品の処分サービスを自社でやっている引越し業者
- 不用品の処分サービスをやっている会社を優先的に紹介できる引越し業者
この2パターンがあるそうで、自社でやっているところは大手数社とのことでした。
いずれにせよ、時間かお金がかかります。
不用品を処分 東京で引越しの際にやったこと
不用品の処分でやるべきことは、
point必要なものか、不必要なものかの早めの判断point不用品のリスト作成
これをきっちりやっておいたほうがいいです。
リストは、回収にしろ買取にしろ、業者に詳細を伝えなければなりません。
粗大なものはサイズまであった方がいいです。
引越しって、そんなにしょっちゅうやることじゃないです。
断捨離のチャンスとも言えます。
我が家の場合、「迷ったら不用品」キャンペーンを開催して、ばんばん不用品に認定していきました。
- ブラウン管テレビ
- 掃除機
- 空気清浄機
- レコード×ダンボール3箱
- 本×ダンボール8箱
- 折り畳みベッド
- 玄関の帽子かけポール
- ホットカーペット3畳
- スーツケース
- 収納ワゴン
- 健康器具の足踏みに負荷をかけるステッパー
- 健康器具のお腹ブルブルするやつ
- 楽器のベース
- 楽器のキーボード
- デスクトップパソコン1台
- ノートパソコン4台
- パソコン周辺機器×ゴミ袋2つ分
- 衣類多数
- 食器多数
- フィギュア、おもちゃ多数
今回は時間がなかったので、処分が本線で、買取はできればラッキーって感じです。
ネックになるのはブラウン管テレビです。
「ブラウン管テレビ以外なら、大体の電化製品引き取ります」
みたいなところが結構ありました。
いろいろ調べているうちに、なんだか数年に一度の勉強の機会のような気がしてきて、いろんなところにお願いしてみることにしました。
東京都内での引越しなので、調べると選択肢は結構出てきます。
買取業者
↓
無料回収業者
↓
有料回収業者
↓
自治体粗大ゴミ回収
この順で日程を組みました。
不用品を処分と買取 コツをメモっておく
不用品処分の流れの中で、聞いたことや感じたことをメモっておきます。
まずは確実に買い取ってもらえるものからスタートしました。
買取業者
本を売りました
ブックオフへ
宅本便(インターネット買取)
ちょうどいいタイミングでインターネット買取の買取率アップキャンペーン中だったのでやってみました。
箱詰めして8箱(50冊)送りました。
6日後には2,900円くらいになりました。
レコードを売りました
レコードも買取業者にお願いしました。
その際のレポートは別記事にあります。
レコードの買取を東京で エコストアレコードの口コミと査定結果
5,700円くらいになりました。
ここまでは確実に買い取ってもらえると思っていました。
問題はここからです。
買い取ってもらえるかどうかがわからないものです。
ネット上の情報を集めてみると、まあ期待しない方がいいのはわかりました。
楽器買取とその他という形で申し込みました
唯一値段が付きそうなものは、楽器(ベースとキーボード)くらいしかないように感じました。
ベースは20年眠っていたものです。
配線関連も通っているのか定かではない代物です。
キーボードも20年以上前のものですが、音は全部出ます。
フィギュア、おもちゃ系は、以前、専門業者に買取をお願いしたことがありました。
ものすごく古いか、数が少ないものにしか値がつかないことは知っています。
それを考えると今回は中途半端な安物ばかりで、買取はされないだろうと思いました。
食器類は全くわかりません。
買取業者は、
- ネガティブなコメントが少ない
- 対応が早そう
- 楽器の買取をしている
ここをポイントに決めました。
お願いした業者さんは、最短で申し込んで2日後に来てくれました。
査定に来たのは若いお兄さんでした。
お兄さんは、メインで申し込んだベースの査定に入りました。
型番などをチェックして、スマホになにやら入力しているようでした。
そのタイミングでいろいろお話を聞けました。
「会社で止められてるので、ホントは見せられないんですけど…」
といいながら、査定に使っているスマホの画面を見せてくれました。
「過去にオークションに出ている金額をチェックして、査定金額を決めているんですよ」
と言って見せてくれたのは、このサイトでした。
オークファン
http://aucfan.com/
知っているサイトだったのですが、内緒の情報を見せてもらった感じだったので、知らない形で聞いていました。
ベースは3,000円で出ていたことがあったようで、1,000円で買い取ってもらえました。
キーボードは古いという理由で、型番の入力すらされませんでした。
そこから、おもちゃ、食器などをサーッと見て、
「値段はつかないですが、引き取りできるものはあります。どうしましょうか?」
ということでした。
不用品が減るならということで、
「引き取れるだけ引き取ってください」
とお願いしました。
ネットのコメントなど眺めていると、買取できないものがほとんどという業者が多いです。
今回、型番チェックしたのが、申込みの際に最初に出したベースだけでした。
値段が付くものがあって、1つでも値段を付けたら、あとは売れそうなものを引き取ってくる作戦に切り替わるのかな?なんて感じてしまいました。
不用品の積込み作業をしながら、話してくれた内容が、
「おもちゃは海外で売れるんですよ」
「健康器具は医療系のお高いやつじゃないと引き取らないんですよ」
「健康器具の乗馬のやつとか、倒れるだけで腹筋のやつとか、すごく余ってるんですよ」
と、会話から、無料で引き取ったものオークションで売りますよって雰囲気がなんとなく感じ取れました。
部屋から車に4回くらい積み込みをしたくらいで、車が一杯になったとのことで、回収終了でした。
海外で売れるといっていたおもちゃも、結構残していました。
査定ということで、作業がしやすいように細かく床に広げていたのですが、査定したのがベースだけ。
買取のついでの不用品回収を狙うなら、車まで運びやすいように、箱や袋にまとめておくのがよさそうです。
まだ積めるのに、おもちゃを残して行ったのは、バラバラに広がったものを積み込むのが面倒だったのかなと感じました。
暑い日だったし。
一応、会社に止められていることを教えていただいたりしたので、業者名は記しません。
無料回収業者
今回、絶対お願いしようと思っていたのが、パソコンファームです。
パソコンのデータを消去してくれて、回収してくれる業者です。
着払いでパソコンを送るだけでいいのですが、お願いした時期が、ノートパソコン3台あれば他にもいろいろ回収に来てくれるキャンペーン中でした。
これが回収してくれる幅が広く、かなり助かりました。
サイトに回収できるものの一覧があります。
申込みの際、電話のオペレーターさんに、ざっくりとした内容しか聞かれなかった印象でした。
なんとなく雰囲気で、回収しに来てくださる方に、ついでにこれもってお願いできるものだと思っていました。
買取業者の査定の後だったというのもあったからかもしれません。
実際に引き取りに来たドライバーさんは、別会社の軽トラック便の方でした。
ノートパソコンが1台申請漏れがあったことをいうと、電話で確認してから引き取っていかれました。
考えてみたら査定する必要は無いのです。
回収してくるだけです。
依頼されたものを回収するだけです。
この部分はアウトソーシングでもいいのです。
回収当日に、ついでにこれもってお願いできるかもと思わないでおいたほうがいいです。
たまたま1台、ノートパソコン追加できましたが、そのたびに確認の手間がかかることになりそうでした。
リストをきっちり作っておいて、申し込む際に、正確に伝える必要があると感じました。
有料回収業者
なんとかしたかったブラウン管テレビを処分してくれる業者がありました。
5,000円で、ブラウン管テレビの他にも不用品を回収してくれるとのことでした。
ブラウン管のテレビは、調べてみるとリサイクル費用と運送費用で5,000円以上かかりそうだったので、ありがたい料金設定でした。
ブラウン管テレビの他に、
- キーボード
- 掃除機
- 空気清浄機
- 健康器具
など、回収してくれました。
布製品はNGとのことでした。
自治体粗大ゴミ回収
最後に残った大物を、粗大ゴミで出しました。
- 折り畳みベッド
- 玄関の帽子かけポール
- ホットカーペット3畳
- スーツケース
- 収納ワゴン
全部で3,000円くらいでした。
これが、買取業者に査定してもらったりの影響で、一気に出せませんでした。
ものによっては、1週間先に回収日が設定されたものもありました。
引越しを控えている場合、早めに申し込んだ方がいいです。
まとめ
今回は時間がなかったです。
そんな中、本、レコード、楽器の買取で、約9,000円プラス。
そこから有料回収で5,000円と、粗大ゴミで3,000円くらい。
金額的にはほぼプラマイゼロで済みました。
しかしながら、不用品になった時点で、普段からコツコツとオークションに出すという作業をしていればと思いました。
引越しが終わってから感じたことですが、注意すべき点は、いるいらないの判断をする際に、「保留」というコーナーを作らないのがよさそうです。
仮に「保留」にしておいて、各方面の処分が終わってから、やっぱりいいやってことになると厄介です。
ちなみに我が家の場合、「保留」で持ってきたものは、不用品になりそうな気配です。
不用品の処分は、普段からやっておいた方がいいって、10年振りの引越しで知りました。
いい勉強になりました。