浴室のカビは気づかないフリをしていると、チャンスタイムって感じで増えます。来週はやっつけようって思っていると、その週のうちに増えます。
見ないフリして目を閉じている間にも、おそらく増えているんだと思います。「だるまさんがころんだ」やってる感じです。
浴室のカビ 黒カビの落とし方
ちょっと油断している間に、天井、壁と黒いポツポツ。
手強いのは深いところまで入ってるやつです。
以前はキッチンペーパーにカビ取り用洗剤を浸して貼り付ける作戦をやっていました。
で、テレビでラップを使うというのを見たもので、これはやってみようと思いました。
ラップがカビ取り用洗剤を押さえつけてくれるとのことでした。
そういうの聞いちゃうと、年末の大掃除風呂担当を立候補ですよ。
嫁から食い気味にオッケーをもらって、いざ、カビ退治です。
風呂掃除そのものが久々でした。
普段は嫁がいつの間にかやってくれていました。
ちょっといい機会なので、前から気になっていたこともやってみました。
部屋にある「除菌」の文字。
アルコール除菌のウエットティッシュです。
これでカビ菌ってやっつけられたりしないのかなあって、文字を見るたび思っていました。
やってみました。
キレイに取れました。
浴室の壁の種類とか、厳密に言えばアルコールの状態も関係あると思うのですが、我が家では落ちました。
さすが除菌!
嫁に驚きの結果を話すと、どうやら、カビ防止剤の効果みたいです。
最後に紹介しますが、その効果で黒いポツポツレベルの黒カビは拭いて取れました。
カビ防止剤なしの状態で除菌ウエットティッシュを試してみたかったのですが、カビ防止剤のスゴさを体感したというオチでした。
防止剤の効果がスゴイとは言え、それでも手強い黒カビはいます。
まずは基本、カビ取り用洗剤を使うときには換気を充分に行います。
pointカビを温めます。普段の我が家は45℃のお湯を1分ほど当てて温めます。
今回は大掃除、ラップ効果を最大に発揮しようと、46℃にしました。
温度も張り切り気味です。
pointそしてラップです。手順としては、
- 先にラップを適度な大きさに切っておきます。
- ラップの形の底辺を壁に貼り付けます。
- 底辺を持ったままカビ取り用洗剤を吹き付けます。
- ラップでカビを覆います。
先にカビ取り用洗剤を壁に吹き付けると、ラップの準備をしているうちに流れ落ちてしまいます。
最初にやってしまいました。
point10分程放置して、洗い流します。 check注意点ラップが透明でどこにセットしたかわからなくなります。
これは自分の記憶力や注意力が低いというのも影響しているのですが、ピタッと貼り付いてカビが消えて、貼っていた場所を忘れてしまいました。
ラップの剥がし忘れがあるのに水で洗い流してしまうと、場合によっては排水口にラップが詰まってしまう可能性もあります。
相手は透明です。
注意が必要です。
これ、ワタシだけかもしれません。
浴室のカビ ピンクのやつの落とし方
ピンクのやつは、ピンクヌメリとか赤カビとか呼ばれたりしてますが、「ロドトルラ」という名前です。
これは黒カビ以上に広がるスピードが速いです。
床がうっすらピンクに見えるなあなんて思っていて、何日かすると強烈なピンクになります。
目が疲れているせいで床がピンクに見えてるとか、そう言えば最初っからうすいピンクだったかもなあという段階で退治しましょう。
ピンクは黒カビほど手強くありません。
広がるスピードはありますが、踏ん張りが効かないタイプのようです。
黒カビ同様に温めて、浴室用洗剤をかけてこすります。
ほとんどのピンクはこれで落ちます。
中には頑固なピンクもいます。
そんな場合はカビ取り用洗剤です。
基本の換気を忘れずに
カビ取り用洗剤を吹きかけて
5分程放置して、洗い流します。
警戒すべきは広がるスピードです。
浴室のカビ防止剤のおすすめ
黒カビもピンクも退治した後は、カビの防止剤で対策しておきましょう。
物は試しってことで使ってみたのですが、驚きました。
スゴイです。
何がスゴイって、2回目以降、カビ取り用洗剤を使わないいつもの掃除だけで浴室がキレイになります。
おそらくこの効果で、除菌のウエットティッシュで黒カビが落ちるのだと思います。
燻煙材なので、煙が出ます。
この煙が、天井から換気扇の裏まで行き渡ります。
黒カビの原因は、目に見えない原因菌です。
天井や換気扇の裏に潜んでいて、カビ胞子を浴室全体にバラ撒きます。
煙には銀イオン(Ag)が含まれていて、黒カビの原因菌を除菌してくれます。
銀イオンは、除菌剤や制汗剤など、身近に使われている成分で、カビを除菌する効果もあります。
この手の煙タイプ、一回使用する度に浴室からシャンプーやら小物やらを出す必要があるとなかなか面倒です。
これはその必要がありません。
金属類や観葉植物などは出す必要がありますが、ほんの一部です。
手袋、マスクなども用意すること無く、燻煙作業に入れます。
窓を閉めて、換気設備を止める。
↓
容器に水を入れ、金属缶をセット
↓
5分間煙が出て
↓
90分放置
↓
30分換気
という流れで完了です。
1ヶ月か2ヶ月後、黒カビがポツポツ出始めたら、使用時期だと取説には記載されています。
我が家は7月にやって、黒カビポツポツ出てきたのは11月でした。
窓がない浴室なので、以前はカビを落としても、あっと言う間に黒カビが登場していたのですが、4ヶ月出てきませんでした。
1回使えば、ホントに楽でキレイです。
使用する際には取扱説明書をよく読んで、浴室の環境をチェックしましょう。
まとめ
黒カビがいる空間で体を洗っても、なんかキレイになりきれていない気がします。
浴室を出る瞬間に黒カビに何かされてる気がしてきます。
浴室はキレイをキープしたいものです。