足がつるのです。睡眠中に足がつるのです。嫁の。悲鳴が響くのです。嫁の。その悲鳴で飛び起きてしまうのです。
忘れた頃にやってくるので、すごいびっくりします。自分の安眠のためにも、睡眠中に足がつることに詳しくなっておこうと思います。
睡眠中に足がつる 原因ってなに?
足のつる原因は1つじゃありません。いろんな原因が考えられます。
原因の多くは、筋肉疲労と水分不足と言われます。
筋肉疲労
普段運動していない人が、運動前にしっかり柔軟運動をしなかったりすると足がつります。急な運動で、筋肉に過度な負担がかかると足がつるということが知られています。
過度な負担というのが、おそらく人によって違います。
仕事がデスクワークで、通勤で歩く程度の運動しかしていない場合、もしかしたらちょっと寄り道していつもより長く歩くだけでも、過度な負担なのかもしれません。
運動不足だと、疲労も早いはずです。
ふむふむ。あり得る。
水分不足
水分不足も足がつる原因です。汗をかくことで体内のミネラルや栄養が不足し、筋肉の代謝ができなくなると痙攣を起こすことがあります。水分が足りないと、体の隅々まで栄養を届けられなくなってしまいます。
トイレが近くなるからといって、水分を取らずに寝たりすることありそうです。
汗をかく夏の時期に多くなりそうな原因です。
そう言われると、夏の時期が多いかもしれないなぁ。
ふむふむ。あり得る。
冷え
夏の時期の水分不足の話の後ですが、冷えも足がつる原因です。
血行が悪くなることでも足はつります。
冷え性はもちろん、エアコンの当たりすぎも血液の巡りが悪くなります。
加齢
加齢による筋肉の衰えで足がつることがあります。
衰えた筋肉は、若い筋肉よりも疲労しやすいのです。
筋肉が疲労しやすい分、足がつる率も上がっているといえます。
お酒
体内にアルコールが入ると、体は外に出そうとします。
その際に、アルコールを排泄するのと一緒に、カリウムやマグネシウムといったミネラルも排泄してしまいます。
ミネラルが不足すると、水分不足と同じ原理で、足がつりやすくなってしまいます。
病気
- 頻繁に足がつる
- しびれがある
- むくみがある
このような場合は、血管の病気の可能性があります。
check閉塞性動脈足の血管の詰まりで動脈硬化が起こり、血行が悪くなり足がつります。 check脳梗塞、心筋梗塞
血行が悪くなり、冷えによって足がつります。
足が頻繁につるようなら、医師の診断を受けましょう。
なぜ夜に起こるのかという理由は、はっきりとわかっていません。
ただ、寝ている間に足がつるということは、筋肉を使っていない状態にも関わらず足がつるということです。
回復する力が足りていないという事は、筋力が低下している可能性があるといえます。
睡眠中に足がつる 対処法は?
体に負担のかからない対処方法は、全身の力を抜くことです。
筋肉が痙攣している状態なので、リラックスして全身の力を抜きます。つっているので足は動かせません。無理に動かしてしまうと、違う筋を痛めてしまうこともあります。足が痛くない角度を探して、そのままリラックスします。足がつっている時間は、一般的に長くは続きません。思い切って力を抜くことが、安全な対処法です。
落ち着いたらゆっくり動かして、徐々に足首を回しストレッチをして筋肉をほぐします。
と、嫁に教えてあげると、
「痛くて力なんか抜けない。体が硬くなって力抜けない。」
と、納得する答えが返ってきました。
あの大騒ぎっぷりは、リラックスなんてできないだろうと。
そしていつもやっている、
つったほうのつま先を手でつかんで足裏が反るように顔の方にゆっくりと引きつける作戦
手伝う方は、かかとを持って、ゆっくりつま先を倒します。
寝たままアキレス腱を伸ばすイメージです。
ゆっくり、収縮したふくらはぎの筋肉を伸ばします。
これも悪くない対処法です。
注意すべきは、ゆっくりやることです。
動画がありました。
足がつる(こむら返り)の時の対処法 亀岡市 南丹市 整体 しゅはら鍼灸整骨院
睡眠中に足がつる 予防ってできる?
原因に対応しておけば予防になります。
筋肉を鍛える
まずは筋肉疲労を起こしにくくするために、筋肉を鍛える必要があります。
運動不足や加齢で、筋力が弱まっていると疲労しやすくなってしまいます。
適度な運動をすることで、足がつるリスクも減らせます。
運動で筋肉をつけたら、ほぐすことも大切です。
ストレッチもお忘れなく。
水分補給
こまめに水分を取る癖をつけておくと、水分不足で足がつるというリスクが減ります。
水分をとっておくことで血行も良くなります。リンパの流れもよくなります。
老廃物も排出しやすくなります。結構いいことだらけです。
人間の体は7割が水分です。
常温のミネラルウォーター、夏も冬も飲むようにしましょう。
冷やさない
血行不良は足がつる原因です。冷えによって足がつることを防ぐために、冷え性そのものを改善することが必要になります。冷え性は足がつる以外にもリスクが多くあります。
入浴や足湯、ひざ掛けや厚手の靴下などで、足を冷やさないことを普段から意識しましょう。
食事からの栄養補給
栄養が不足することも足がつる原因です。
カルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルが不足すると足がつります。
魚、牛乳、チーズなど checkカリウム
里芋、昆布、アボカド、生野菜など checkマグネシウム
大豆製品、貝類など
これらをバランスよくとることで、予防につながります。
普段の生活から、気をつけておかなければいけないことの方が多いです。
運動をして、水分を摂って、栄養を摂って。
寝る前にどうにかなる代物じゃないですね。
まとめ
足がつる原因がわかりました。
睡眠中に足がつらないためには、
筋肉をつけて、水分を摂って、冷やさずに、栄養を摂る
ということです。
寝る前に出来る事は、冷やさないということです。
ゆっくりお風呂に入って、足が冷えない対策をして寝るということが重要です。
靴下を履いて寝るのは、締め付けによる血行不良を起こす可能性があるのでやめましょう
冬場は湯たんぽが気持ちいいです。