嫁さんが巻き爪です。実は学生の頃、巻き爪でした。卓球やるようになってから巻き爪になりました。
反復横跳びをずっと続ける感じの競技なので、親指の爪の周りの肉に押されるのかなぁなんて思っていました。
巻き爪で足の親指が痛みます 原因は?
いくつか原因があります。
爪の切り方
爪を切りすぎて「深爪」になり、それがきっかけで巻き爪になることがあります。
爪の端の部分を丸く切ってしまうと、爪が食い込む原因になり、巻き爪になる可能性があります。
履いている靴の形
女性のパンプスやヒールなど、先の狭い靴は巻き爪の原因になるようです。外反母趾の原因にもなります。圧迫されることがよくありません。
運動やスポーツ
つま先に負担のかかる運動、スポーツは巻き爪になる可能性があります。陸上競技、バレーボール、サッカーはよく聞きます。あとは卓球でもなりました。おそらく、テニスもだと思います。ダッシュとストップを繰り返すことで、足の爪に負担がかかるようです。
遺伝
巻き爪になりやすい爪の形というのがあります。爪の形が似ている親子って結構います。親と同じような爪になってきたと、社会人になって一人暮らしをし始めたあたりに思ったものです。爪の硬さ、形が遺伝して、巻き爪になるということはあります。
加齢
歳をとると、爪は厚くなり、爪全体に水分が行き届きにくくなります。その影響で爪が硬くなります。水分は行き届かなくなって、乾燥してくると爪は縮みます。その縮み方で巻いてしまうことがあります。歩く機会が減り、爪に圧力がかからなくなることも巻き爪の原因になると言われています。
巻き爪で足の親指が痛みます 治し方教えて
学生の頃になった巻き爪は、病院に行かないで治しました。爪が食い込んで化膿して、膿をもっていたのですが、病院には行きませんでした。症状がそれほど重くはなかったものと思います。
やったことというと、
- 痛かったけど膿を出す
- 消毒液を塗る
- 爪が食い込まないように伸ばす
- 風呂上がりに、爪の両端をニッパー型の爪切りで開いて癖付けをする
癖付けをしばらく続けていくうちに、食い込まなくなりました。そのうち学校を卒業して卓球をやらなくなったので、症状が和らいでいきました。今ではなんともないです。
嫁さんにこの話をしたところ、
「爪開くと痛いんじゃない?」
と返されました。
「風呂上がりの爪が柔らかい状態でちょっと試してみれば?」
といったところ、試したようです。
「爪って開いてギューってやっても、痛くないんだね」
と、癖付けするようになりました。
これを続けるようになって、痛くて歩けないということがなくなったそうです。
これはあくまでも、症状が軽い場合の一例です。
化膿してしまうと、ものすごく痛いです。自力で膿を出せたのも、症状が軽かったのでできたことだと思います。
化膿してしまったら、病院で診てもらうことをおすすめします。
足は巻き爪は何科?
まずは皮膚科です。
爪は皮膚の一部です。
外科や形成外科、美容外科でも受診ができます。
症状によって治療法が違うので、確認の際に症状を伝えましょう。
巻き爪の足の親指 治療法は?
巻き爪の治療法は、症状の進行具合によって方法が変わります。
巻き爪の症状が軽い場合
check薬の使用痛み止め、抗生物質などの内服薬や、ステロイド剤などの外用薬で治療します。 check部分切除
炎症起こしている場合、内服薬、外服薬の処方のほかに、爪の部分切除する場合があります。
局所麻酔をして、指の肉に食い込んだ爪を切除します。
治療には保険が適用されます。
巻き爪の症状が悪化している場合
checkフェノール法フェノールと言う消毒薬を使う治療法です。
巻き爪の端を切除して、「爪母(そうぼ)」と呼ばれる爪の根っこの部分を、フェノールで破壊します。
比較的短時間で治療でき、痛みも少ない治療法です。
治療には保険が適用されます。
checkプレート法
プラスチックや金属製のプレートの元に戻る力を利用して、巻き爪を矯正する治療法です。
爪に直接穴をあけたり、切ったりしないので、痛みを伴わない治療法です。
保険適用外のため、治療費が高くなります。
checkワイヤー法
ワイヤーが元に戻る力を利用して、湾曲した爪に取り付けて、爪の形を平らにする治療法です。
治療期間が長くなります。
保険適用外のため、治療費が高くなります。
check爪母全切除法
症状がひどい場合は、「爪母(そうぼ)」と呼ばれる爪の根っこの部分を、すべて切除する方法があります。
この治療を受けると、二度と爪が生えてこなくなります。
術後数日間は安静にしなければならず、しばらく痛みが続き鎮痛剤が必要になります。
巻き爪矯正治療|さいたま巻き爪センターは年間300症例の形と痛みを改善させる効果重視。
巻き爪で足の親指が痛みます 予防法ってある?
巻き爪になる原因に対してアプローチすることが重要です。
遺伝、加齢に対してはどうにもできませんが、やれることはやりましょう。
爪を正しく切る
一番の予防法は、爪を正しく切ることです。
伸びた白い部分をただ切るだけというのは、油断すると「深爪」を招きます。
深爪に気をつけることは、巻き爪の予防になるといえます。
爪の両端の白い部分を、四角く残して、爪の先が皮膚に食い込まないように伸ばしておきます。仕上げは、爪に対して垂直にヤスリを当てて、一方向に向かって削ります。
意識していないと、うっかり切りすぎることもあります。巻き爪の症状が軽いときこそ注意が必要です。
point伸ばしすぎも良くありません。
伸ばしすぎて爪が割れてしまっても、割れ方次第で深爪になります。丁度いい長さをキープしましょう。
自分に合った靴をはく
細い靴などで、爪の両脇から圧迫され続けると巻き爪になります。
女性の場合、パンプス、ハイヒールなどで、つま先に負荷がかかると巻き爪になります。
男性も、細く締め付けられる靴を履き続けていると、発症することがあります。
長時間履き続けないようにしましょう。
まとめ
巻き爪がひどくなると、歩行に影響が出ます。長時間歩いていられなくなったりします。
自分のできる対策で改善されない場合、早目に医師に診察してもらうことをおすすめします。