同じ金額の給料もらっていても、貯金をできる人とできない人がいます。今まで働いた場所に、必ずがっつり貯金ができている人がいました。今の若い人達は、先行きが不安な世の中というのもあるのか、貯金できている人が多いようです。とは言え、難しい環境もあると思います。一人暮らしとか。
貯金の方法 一人暮らしでできること
貯金をするためには、
- 入ってくるお金を増やす
- 出て行くお金を減らす
このいずれかです。
入ってくるお金を増やす
これは環境が関係してきます。
今の環境で給料アップが期待できる場合
check今の仕事で大活躍をし、会社に莫大な利益をもたらし、会社から使い切れないお金が入ってくるようにするこれができる人は、貯金することを考えずに、会社の莫大な利益のことを考えましょう。
そんな活躍できない。または、活躍しても莫大な利益が生まれるジャンルの仕事では無いという場合
今の会社から入ってくるお金に期待できないのであれば、他の場所からお金が入ってこなければいけません。
- もう一つ仕事をする
- 副業をする
これらの方法があります。
仕事が多様化し、働き方、働く時間などいろいろ選べるようになりました。
空いてる時間だけ働ける場所を探すのも、インターネットの普及で難しいものではなくなってきました。
インターネットを利用して、自分のスキルで稼ぐことや、自分の作品を売るなど、お金につなげる方法も身近になっています。
副業、アルバイトが禁止されている職場で働いている場合
投資など、資産運用で持っている資産を膨らませていくという作戦があります。
まぁ資産がないから貯金しようとするんですけどね。
とこんな具合に、入ってくるお金を増やすには、少なからず環境が関係してきます。
出て行くお金を減らす
逆に、出て行くお金を減らすという作戦は、誰でも挑戦できます。
point収支を正確に把握し、必要なもの、不必要な物のチェックをするべしまぁ若い頃はよく言われましたねぇ。
point給料もらったら、目的別にお金を封筒に分けておくと無駄遣いしなくなるこれもよく言われましたねぇ。
ただ若い頃は、「無駄遣い」という封筒も作ってしまっていました。
給料もらって、家賃払って、光熱費払って、米5キロ買って。
オッケーこれで大丈夫って感じでした。
給料日前にお金がちょっと残っていると、ちょっと無駄遣いしなきゃなんて思っていました。
これじゃあお金残らないです。
貯金できていた人の作戦を見てみましょう。
貯金の方法 一人暮らしのOLさんがやってた作戦
東京都内で一人暮らししていると、だいたい2年に1回は部屋の更新があります。
家賃の何ヶ月か分を多く払わなければいけません。
その日に向かって貯金をして、毎回引っ越しているOLさんがいました。
20年近く前のことで、おそらく手取り18万というところでしょう。
東京都内ですから家賃が高いです。
その方も、7万円台の家賃のところに住んでいました。
その人は更新時期の数ヶ月前から、月5万の貯金をし始めます。
自炊をして、お昼ご飯も自分でお弁当作って出社します。
安い食材を買って、全部使い切る意識を持つそうです。
職場での缶ジュースにはお金を使わず、飲み放題のお茶で過ごします。
欲しいものが見つかってしまったときには、「明日もう一回考える」ということにするのだそうです。
翌日になって、そんなに欲しいわけでもないとちょっとでも感じたら買いません。
そのかわり、特売品で必ず必要になる消耗品などは、最安値だと思ったら数ヶ月分買うのだそうです。
最初の1ヶ月目はキツイそうです。
しかし、手元に5万円を残した翌月は、意外と苦にならなくなるそうです。
こうして6ヶ月すると、6✕5万で30万。6ヶ月だと少しはボーナスも出ているので、楽々引越しするくらいの金額は貯まるとのことです。
貯金の方法 一人暮らしのアルバイト君がやってた作戦
1年ぐらい海外を放浪する旅に出ている人って昔はいました。今もいますかね。当時バイト先で知り合った彼もそのタイプの人でした。
半年ぐらいお金貯めて、海外を渡り歩くという暮らしを、4セットくらい経験していました。
彼の作戦は、「ひたすら寝る」というものでした。
昼間のバイトを週に6日こなし、そのうち4日夜に違うバイトをしていました。お酒も煙草もギャンブルなどはもちろんやらず、無駄遣いを一切していないように見えました。
一度、じっくり話をする機会に色々聞いてみたことがありました。
彼の作戦は、
check海外に行く出発日と、最初に行く場所を決める出発日までにいくら貯めるという金額は出さないそうです。
現地に行ってしばらく暮らすための交通費や生活費の相場を把握しておく程度だそうです。
check週に昼6日、夜4日の割合でバイトをする
1日は完全に休みの日を作っておくことで、海外でのプランを具体的に考える時間を作るそうです。
中途半端に、休まずに夜だけは働くとかやっていると、日常に流されてしまうそうです。
出発予定日が先送りになってしまった経験があって、必ず週に1日は休みを取ると。
check貯金モードに入ったら、寝ることを考える
仕事が終わって家に帰ったら風呂に入って、早く寝ることを考えるそうです。
当時聞いた彼が家でやっていることは、
- 仕事から帰ったら、テレビをつけない。
- 仕事から帰って風呂に入ったら、なるべく早く電気を消す。
- 仕事から帰って、眠れない場合は散歩かジョギング。
- テレビは休日のみ。基本ニュースしか見ない。
- 暇な時にやることは、ファミコンの将棋。
- たまに息抜きに、区がお年寄りが健康のためにやっている卓球に混ぜてもらう。
こんな暮らしを半年ほど過ごして、放浪の旅に出ていました。
具体的にいくら貯めていたのかは聞いていないのですが、放浪する場所にもよるけれど、お金はあればあるほど長く旅ができると言っていました。
まとめ
以前働いていた会社の上司は、若い頃車を買うために食費を削って、栄養失調になった人でした。
引っ越しだったり、海外だったり、車だったり。
目的があれば貯金はできるのだと思います。
将来が不安だから貯金するというのも目的になるだろうし、あれば困らないから貯金するというのも目的になります。
重要なのは、どれだけ本気で目的に向かうかです。
おそらく、禁煙できたとか、ダイエット成功したという人は貯金もできると思います。
昔、大好きだった上司に、
「~できない」って言い始めたら、箸も持てないぞ
と言われたことがあります。
最近、よく思い出す言葉です。