噛み終わったガムは、包み紙に包んでゴミ箱捨てましょうって、あれほど言っているのに。なんで噛み終わったガムが、包み紙に包まれずに服の背中についているの?どうして?
ガムの取り方 服についてしまった
見事に背中に噛み終わったガムが張り付きました。
スタジャンって言うんですかね、ポリエステル100%のジャンバーです。
しばらく気付かずにいたのですが、おそらく某屋内施設の椅子でついたものと思われます。
ついた位置から考えると、背もたれ部分にセットされていた噛み終わったガムです。
いたずらなのか、嫌がらせなのか、無差別罰ゲームなのか、
悪い事する残念な人っているものです。
こんなことをしたら、
- ガムが喉に詰まる
- ガムが髪の毛にくっついて、取ったら毛根まで抜ける
- 新しい靴を買った日にガムを踏んづける
と、自分に違う形でガム絡みの災いが降りかかるということを知らないのでしょう。
レベルが上がると、
- 寝てる間に両方の鼻穴に噛み終わったガムを詰められる
- 寝てる間に噛み終わったガムで両眼のまつげを固められる
- 寝てる間に噛み終わったガムでできた枕に変わっている
という残念なことが自分に戻ってくることを知らないのでしょう。
残念な人っているものです。
くっついてしまったガムは仕方がありません。
そのまま過ごすか、ガムを取るかのどちらかです。
学生の頃、清掃会社でバイトをしている際、床のガム落とし作業はよくやったんです。
今回は服についたガムを取ってみます。
まあ、ガム落とし作業やっていなくても、服からは取りますけど。
ガムの取り方 氷で固める
清掃会社でバイトをしていた頃は、床のガムはガム落とし用の溶剤使っていました。
そんな専門的なものは我が家にはないので、ネットの情報を頼りにできそうなものを探ってみたところ、「冷やす」という作戦ならできそうです。
ガムは冷えると固まる性質があります。
ガムだけを固形化して、剥がしやすくするということです。
ガムが洋服の繊維まで入り込んでいる場合や、デリケートな服の場合にはやめた方がいいとの事でしたが、繊維まで入り込んでいるかが、いまいち判断つきませんでした。
まあ、デリケートでもないし、専門店に相談するほどのものでもないし…。
ということでやってみました。
「冷凍庫に入れて凍らせるとキレイに取れる」
との事だったのですが、我が家の冷凍庫、食材がパンパンです。
スタジャンが入るスペースがありません。
ということで却下。
「氷で冷やして固める」
という作戦に決定。
目的がガムを冷やすということなので、
「ビニール袋に氷を入れたものをあてて冷やす」
「コールドスプレーで冷やす」
という方法が目に止まったのですが、あいにく我が家にコールドスプレーはなく、さらにたまたま前日に氷を作るのを忘れていました。
ということで、「保冷剤」を使いました。
上と下から保冷剤で挟んで10分ほど。
ゆっくりゆっくり手で剥がすと、見事に塊が取れました。
見事にとはいっても、若干繊維の間にガムが残っている気がします。
さらに10分ぐらい冷やし、今度は歯ブラシを使って、繊維の間のガムを掻きだしてみました。
お~~、取れたかも。
今回やってみて、気をつけたほうがいいなぁと思ったポイントは、
point「歯ブラシで掻きだしたガムは、こまめに取り除こう」
ということです。
スタジャンの表面が起毛生地だったということもあるのですが、生地に残ったガムも冷やして掻きだすことできれいに取れました。取れましたが、ちょっとコツをつかむのに時間がかかりました。
生地に残ったガムは微量なので、すぐに冷えて固まりますが、冷やし続けていないとすぐに柔らかくなります。
歯ブラシで取り除かれた微量のガムは、柔らかくなり歯ブラシにまとわりつきます。
ここに気づくのに時間がかかって、せっかく取れたガムが柔らかくなって、また生地にくっついたりしました。
なので、
↓
2.生地の表側からも保冷剤を当てる
↓
3.冷えたら表側の保冷剤だけを外し、歯ブラシでガムを取る
↓
4.歯ブラシにガムがくっつく
↓
5.表側の保冷剤を再び生地に当てる
↓
6.歯ブラシにくっついたガムをティッシュなどで拭き取る
↓
3~6を繰り返し
という流れが良いように感じました。
ガムの取り方 油で溶かす
ガムは油でも取れます。
このチクルという成分は、油に溶けるという性質があります。
冷やして取りきれなかった微量のガムは、サラダオイルなどの油を使って溶かすという方法があります。
動画がありました。
靴や洋服に付いてしまったガムを簡単に取る方法
ガムとチョコレートを一緒に食べると、チョコレートの油分でガムが溶けます。
このように、油分だったらなんでも溶けそうですが、油の跡が残るようなものは避けましょう。
洗濯して油が落ちるということを考えると、食用のサラダオイルがいいです。
サラダオイルのシミが残った服って、あまり聞いたことがありません。
洗濯して落ちるはずです。
油汚れに対応した洗剤を使えば、跡は残らないはずです。
どうしても一度洗濯しなければならないので、時間の余裕がないとできません。
出張先や旅行先では出来無いです。
サービス満点のホテルならやってもらえるかもしれませんけど。
まとめ
服についてしまったガムを取る場合、最初にするべきは冷やすということです。
冷やすことでどの程度取れるかを試してから、
明日も着る服なのか、洗濯する時間はあるのかなどを判断して、
油を使うかを考えるのが良さそうです。
まずは冷やしましょう。