しもやけ、特に足は毎年発症してからしまったって思います。「明日は寒いです」というニュースを聞いて、上着を調整してるくせに、足元をいつも対策し忘れて、一発で赤くなってしまいます。赤い段階で気づけばまだいいんですが、痛っ痒くなってようやく気づくこともあります。思い出しただけでもへんな顔になってしまいます。
しもやけが足に 原因は?
しもやけができる原因は、寒さや冷えで血行が悪くなることにあります。血の流れが悪くなり炎症が起きてしまった状態がしもやけです。
足や手だけではなく、耳や鼻という体の末端はしもやけができる可能性がある部分です。
1日の中で昼と夜の気温差が大きい、気温5℃前後の時期に発症しやすく、皮膚の表面温度が下がってしもやけができます。
濡れたままや蒸れたままの状態で放置しても、気化熱によって皮膚の表面温度が下がり、しもやけになります。
ここにいるしもやけになりやすいモデルは、
普段汗かきで、冬場、どんなに寒くても厚手の上着を着て15分も歩けば汗が出てきます。
冬の寒い倉庫で、体を動かす仕事をして、毎日軽く汗をかきます。
忙しくなると大汗をかきます。
靴は鉄板の入った安全靴。
冬場は繁忙期で、着替えなどに気を使えず1日が終わります。
こちらの方は、毎年100%しもやけができていました。
思い出すだけでも足先がジンジンしてきます。
しもやけが足に 治し方って?
しもやけの治し方は、「血の流れを良くする」ことです。
血行が悪くなることが原因なので、治すためには血の流れを良くすることが有効になります。
一般的に効果のある方法として知られているのが、
- 熱めのお湯と冷たい水に交互につける
- 温めながらマッサージ
この2つが有名です。どちらもお風呂に入ってやるのが実践しやすいです。
温冷浴
足をお湯で温めることで血管が拡張し、水につけることによって血管が収縮し血の巡りが良くなります。
洋服を着たまま足湯をするという方法も聞きますが、しもやけが出来る冬場にはおすすめできません。
水につけた時に血圧が上がります。
寒い室内でのお湯から水と言う流れは危険です。特に40代以上はやめておきましょう。
入浴の際に、体に負担のかからない温度差から始めましょう。
温めながらマッサージ
これも湯船につかりながら、ゆっくり長くやることで効果があります。
どちらも継続することで、しもやけの症状が緩和してきます。
この温めながらマッサージの後、薬やクリームを塗ることで治りが早くなります。
我が家はユースキンでした。
これを塗りながらマッサージが効き目ありました。
コツとして、
「誰かに塗ってもらう」
ことをおすすめします。
自分で塗りながらマッサージ、痛痒くて加減してしまいます。2、3分でギブアップしてしまいます。
嫁が塗ってくれました。痛いか痛くないかのギリギリの力加減を伝えると、ひたすら塗りこんでくれました。
足の指1本につき10分くらいやってくれました。
塗られるこちらが痛痒くて悶絶しようが叫ぼうが、お構いなしに塗りこまれました。
両足の小指と、親指の先がしもやけだったのですが、塗る場所が変わるたびに悶絶しておりました。
最初の1、2分をクリアすると、悶絶具合も鎮まってきます。
おそらくここを超えてから塗りこむことが重要なのだと思います。
根気よく塗ってもらった翌日は、かなり楽です。
何日か続けてもらうと、痛痒さがなくなりました。
痛みを感じない人に塗りこんでもらうの、おすすめです。
「やめてくれー」といっても、やめない人に塗ってもらうのおすすめです。
しもやけの治し方 同じ職場の同僚がやっていた対処法
同じ冬場の倉庫で安全靴を履いて仕事をしていた同僚が、しもやけの対策としてやっていた方法を紹介します。
check湿布を貼る聞いて驚いたのですが、効果があるそうです。
昼休みに湿布を適当な大きさに切り、患部に貼り付けていました。
「貼ると結構違いますよー」
と言って、こまめに貼り替えていました。
確かに湿布の箱の、効果・効能の欄に、しもやけとあります。
血行を良くするという意味では効果がありそうです。
しもやけの治し方 やってはいけない対処法
殺菌した針でしもやけ部分を突いて、血を出すという方法は間違いです。根本的に改善する方法ではありません。むしろ足の場合、傷口からばい菌が入る可能性が高いです。
絶対にやめましょう。
しもやけが足に 予防するには?
しもやけを予防するには、皮膚の表面温度を下げないことが予防対策になります。
point冷やさないpoint湿らせない
point血の流れをよくする
この部分を意識しましょう。
寒い冬に外出する際には、防寒対策に気合いを入れましょう。
- 靴下を2枚履く
- 絹の靴下、5本指の靴下などで足の湿気を取る
- 冷える靴を履かない
- 締め付ける靴を履かない
- 靴を乾燥させる
- 靴下が湿ったら、なるべく早く取り替える
- 毎日入浴し、体を温める
- 風呂上がりはしっかりと水分を拭き取る
食事にも気を付けましょう
血行を良くする効果もある食べ物を多く摂ることも大事です。
ビタミンEが、血行を良くする効果があります。
- とうがらし
- アーモンド
- 抹茶
- すじこ
- いくら
- いわし
- たらこ
- めんたいこ
- モロヘイヤ
- オリーブのピクルス
- うなぎ
- 大根
- かぼちゃ
医薬品やサプリメントを摂取するのもいいでしょう。
point体を冷やす、冷たい食べ物、飲み物も避けましょう。
まとめ
足のしもやけは、気づくのが遅れるのが厄介なところです。
上着を厚手のものに取り替えるタイミングで、靴下の厚さ、枚数を忘れずに取り替えれば、十分な予防になります。
一番の敵は、去年のことを忘れてしまっている自分だったりします。