キャンプのタープ いらないんじゃね? 種類と選び方

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初めてのキャンプ。テントを買ったら一安心ではありません。

快適にキャンプを過ごす為には、タープと呼ばれる屋根の様なモノが必要です。
日差し、雨、風、虫などから守ってくれる役割を果たします。

キャンプ中は主にこのタープの部分で過ごす事になるでしょう。

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キャンプのタープ いらないんじゃね?

もしタープを用意していない場合、どのような残念キャンプになってしまうのか。

日差しをまともに浴び続ける

バーベキューなど、外での活動を楽しむキャンプ。
タープを用意してしていない場合、日差しをまともに浴びてしまう事になります。

キャンプ場によっては、木陰の少ないキャンプ場もあります。
仮に木陰があったしても、すでに他のキャンパーがテントを設営してしまっているかも知れません。

特に夏にキャンプをする場合は熱中症の心配があります。

テントの中なら日陰になるじゃないかと思うかも知れませんが、テントの中は熱がこもってしまい日中はかなり暑くなるので、テントの中で過ごす事は熱中症対策にはなりません。
せっかくキャンプに来てテントの中にいるのももったいないですし。

日差しを浴び続ける事で、日焼けしてしまうのも女性にとっては気になる所でしょう。

もし雨が降ったら

キャンプ場が山の中にあったりすると、天候の変化が激しく、予期せぬ雨に降られてしまう事があります。
タープを用意していない場合、突然の雨が降り出してしまうと、食事すらまともにする事が出来なくなってしまいます。

小雨だったとしても、バーベキューに必要な火を起こすのに苦労する事になります。
そもそも雨に濡れながらバーベキューを食べるのはイヤですよね。

虫がいっぱい

自然の中はやはり虫も多いモノです。

後述しますが、タープのタイプによっては蚊やガなどの虫の侵入をほぼ防ぐ事が出来ます。
どのタイプを使ってもある程度虫の侵入経路が決まってくるので、その位置に蚊取り線香を置くなどすればかなりの対策になります。

プライベート空間の確保

キャンプで隣あった人と仲良くなる、というのもキャンプの楽しみ方の1つかも知れませんが、家族や仲間だけで楽しめる空間が欲しいといった場合にもタープは役立ちます。

キャンプのタープ 種類ってあるの?

タープには種類があり、その形状で分類されています。

ワンタッチタープ

ワンタッチタープの最大のメリットはその名の通り、設営と撤収の簡単さです。
伸縮する足の部分を伸ばして広げるだけで設営が撤収の際は足を縮めて畳むだけというお手軽さです。
屋根が高いので風通しが良く涼しく過ごす事が出来ます。

反対にデメリットとしては、比較的軽いので風が強いと飛ばされる可能性がある事、屋根が高い為に小雨程度は防ぐ事が出来ますが本降りになってしまうと中に雨が入ってきてしまう事、虫も自由に入れてしまいますし、他のキャンパーからの視線も防ぐ事が出来ません。

また風がそのまま通るので寒い時期には向きません。

足を伸ばしたり縮めたりを繰り返すので、その部分が壊れてしまいやすい欠点もあります。

雨や虫、視線を防ぐ為にはワンタッチタープ用のサイドシートがあるので、これを併用する事でかなり軽減されます。

軽くて飛んでしまいやすいデメリットについては、足をロープで結んでペグをうったり、重しを乗せるなど多少の工夫が必要になります。

ヘキサタープ

六角形をしていて、対角に支柱を2本立て残りの角をロープで引っ張りペグで固定するタイプのタープです。

比較的雨にも強く、屋根の位置や高さを調節したりする事で設営場所の環境(岩や木など障害物がある)に対応しやすい特徴があります。

屋根の部分が下がるのでプライベートな空間をある程度保つ事も出来ます。

ワンタッチタープよりは虫の侵入を防ぐ事が出来ます。
タープの外に強い光源を置いたり、虫の侵入してくる方向に蚊取り線香を置くなど工夫をする事でさらに効果は高まるでしょう。

デメリットとしては、設営に多少の手間がかかる事、設営に必要な面積が大きい事です。
ヘキサタープも寒い時期にはあまり向きません。

ヘキサタープと同じタイプでレクタングラータープというのもあります。
こちらはかなり大型で、形はひし形をしています。
ファミリーキャンプなどでは大きすぎて出番はないでしょう。

スクリーンタープ

スクリーンタープは底面の部分が無い事、側面がメッシュ加工されて窓の様になっている事を除けば見た目はほぼテントです。

タープの中では悪天候、虫の侵入に最も強いタープです。
テントと連結する事が出来るモノもあります。
完全に閉めきる事も出来るので寒い時期にも活躍します。

デメリットとしては、夏はどうしても風通しが悪くなってしまう為、暑くなりやすい。
設営に多少の手間がかかる、強風に弱いなどがあります。

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キャンプのタープ 選び方の基準

タープの選び方の基準は、どのタープを選ぶにしてもまずは大きさがどの程度必要なのかを考えましょう。

4人家族位までなら、300×300の位の大きさがあれば十分な空間が確保できます。
キャンプに行く人数などで必要な空間を確保出来る大きさのモノを選びましょう。

どの種類のタープを選ぶかの基準は人それぞれになる部分も大きいですが、秋から春の初め頃までにキャンプに行く場合は、スクリーンタープがワタシ的にはおすすめです。

これらの時期のキャンプは寒暖差が大きく、夜~早朝の気温が10℃位しか無い事がざらにあります。
ワンタッチタープや、ヘキサタープでは寒すぎてブルブル震えながらのキャンプになってしまうでしょう。

梅雨時期のような雨が多くジメジメするような季節や夏の暑い時期には、ワンタッチタープやヘキサタープがおすすめです。
個人的には、強い雨の心配もあるので、ヘキサタープをおすすめします。

タープの生地には厚さを表す単位があり、例えば75D(デニール)となどという風に表示されています。

checkデニールとは
デニールは糸の太さの単位で、9000メートルの糸をグラム単位で表したものです。

一般的にはこの値が大きくなるほど、遮光性、対水圧性に優れているといえ、強い日差しを防ぐ事が出来、強い雨でも雨漏りなどの心配も少なくなります。

デニールの値が低く薄いタープだと、タープの下でも暑く感じる事があります。
真夏の強い日差しでは210D位のタープを使えば安心でしょう。

ワタシは蛾が本当に苦手なので、夏でも多少暑いのを我慢してスクリーンタープを使用しています。
まぁ、暑いんですけどね。

ワタシ個人の感想ですが、ヘキサタープはある程度どのような環境でも対応出来る万能タイプなので、初めてのキャンプならば余程寒い時期に行くので無いのならヘキサタープをおすすめします。
キャンプでヘキサタープがあって困るという事はありませんしね。

まとめ

キャンプは人それぞれに合ったやり方やアイテムがどうしても違ってしまいます。
個性が出るというんでしょうか(笑)
まずはヘキサタープを使ってみて、その後に季節や自分のやり方に合ったモノを追加していきましょう。

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