キャンプの道具も一式揃え、さてどのキャンプ場へ出掛けようか。
キャンプ場を調べてみると、オートキャンプ場という文字が良く目に付きます。
オートキャンプ場がどういうモノなのか、知っておいてから場所選びを考えましょう。
オートキャンプ場とはなんぞや?
キャンプ場とオートキャンプ場の大きな違いは、テントを設営する場所まで車を乗り入れる事が出来るか出来ないかという事です。
オートとは「AUTO」で自動車を意味しています。
厳密にはキャンピングカーなどを使い、テントを使わないスタイルのキャンプ場を指すオートキャンプ場ですが、現状日本のキャンプ場では、自分のテントの横に車を止める事が出来るキャンプ場をオートキャンプ場と呼んでいる事が多い様です。
一般的なキャンプ場はフリーキャンプ場と呼ばれ、オートキャンプ場と区別されています。
フリーキャンプ場では車は駐車場に停め、そこからテントの設営場所まで荷物を運ぶ必要があります。
オートキャンプ場では多くの場合、10m四方ほどの区画があらかじめ決められています。
その範囲で車を停め、テントやタープを設営してキャンプを楽しむというスタイルです。
一方フリーキャンプ場ではそういった区画がありません。
区画が決められていないキャンプ場はフリーサイトとも呼ばれ、自由にテントやタープを設営する事が出来ます。(混みあっていなければですが)
オートキャンプ場には共同で使う事の出来るトイレ、シャワールーム、調理場、売店などが設置されている事が多く、フリーキャンプ場に比べ、キャンプ初心者でも比較的気軽にキャンプを楽しむ事が出来ます。
しかし、こうした設備が整っている事もありオートキャンプ場はフリーキャンプ場に比べ利用料金が高くなっています。
キャンプ場や時期によって多少の違いはあるものの、フリーキャンプ場は何百円単位で借りる事が出来るのに対し、オートキャンプ場は5,000円程度の料金が掛かります。
オートキャンプ場のメリット
これらを踏まえオートキャンプ場を利用するメリットとしては、
check 設備が整っているので必要なキャンプ用品が少なくて済む事です。もちろん事前に調べてどのような設備があるキャンプ場なのか確認する必要はありますが、キャンプ場によってはテントまでレンタルしてくれる場合もあるので手ぶらで出掛けてキャンプを楽しむなんて事も可能です。
荷物の積み下ろしが楽な為、大型のキャンプ用品を持ち込む事も出来るので少し凝ったキャンプ料理を作る事も出来ます。
check また、テント設営の区画が決まっている為、テント設営に関して他の利用者とのトラブルが無い事もメリットです。 check ハイシーズンに行く場合でも、事前に予約しておく事で確実に利用する事が出来るというのも、フリーキャンプ場には無いメリットです。オートキャンプ場のデメリット
逆にデメリットとしては、
check 区画が決められている為に大人数でのキャンプには向かない事です。 check 車が出入りする場所なので、気を付けていないと子供が車にはねられるなど事故の可能性があります。実際こういった事故は多く報告されています。 check また初心者向けという事で若者グループも多く訪れます。全ての若者グループがそうでは無いでしょうが、大きな音で音楽をかけたり、騒いだりとマナーが悪い人達がフリーキャンプ場に比べ多いという声もありました。
オートキャンプ場の選び方
オートキャンプ場に限った事ではありませんが、キャンプ場選びで大事なのはまず自宅からの距離です。
あまり遠くのキャンプ場を選んでしまうと移動に時間が掛かりすぎてキャンプを楽しむ事が出来なくなってしまいます。
特にキャンプ初心者のうちはテントの設営に手間取ってしまったりなどで、それでなくても時間がかかってしまいがちです。
2時間程度を移動時間の目安にして、余裕を持ったプランを立てましょう。
設備が整っている、清潔なオートキャンプ場を選ぶ事も快適にキャンプを楽しむ上で重要です。
自然を楽しむキャンプではありますが、あまりにも不衛生なトイレだったりすると萎えてしまいます。
温泉やしっかりとしたお風呂が隣接しているキャンプ場もあるので事前に調べておきましょう。
売店やレンタル用品が充実したキャンプ場だと、キャンプ用品を完全に揃えきっていない場合や忘れ物をしてしまったなんて場合にも安心です。
check キャンプ場にスタッフが駐在しているのかどうかも、もしもの時には大事です。自分の手におえない事態が発生してしまった時もスタッフに相談する事で解決出来る場合があります。設備が整っていたりスタッフが駐在しているキャンプ場は、比較的清潔で衛生的なキャンプ場である場合が多いです。
こういったオートキャンプ場はやはり人気になる為、予定が決まったらすぐに予約しましょう。
オートキャンプ場に必要なもの
オートキャンプ場でキャンプを楽しむために必要なモノは、それぞれのキャンプスタイルによって違ってきます。
先述しましたが、キャンプ場によってはテントの他にもキャンプ用品すべてを貸し出ししているキャンプ場もあります。
わざわざキャンプ用品を自分で買い揃える程でもないけれど、キャンプって一回やってみたいなという場合は、設備の整ったオートキャンプ場を利用する事で、何も準備せずに出掛けて行ってもキャンプを楽しむ事が出来ます。
強いて言うならこの場合、必要なのはお金だけです(笑)
テントは自分で用意したけど、他のキャンプ用品はまだ揃えられてないという場合も、レンタルで済ます事が出来ます。
キャンプ用品は自宅で保管するにも結構なスペースを必要としてしまう事を考えると、割りきってレンタル出来るモノは借りてしまうというのもひとつの方法でしょう。
せっかくキャンプなんだから自分で用意したモノで楽しみたいという場合には、キャンプに必要なモノをこちらに詳しく書いてあります。
この場合も、一度にすべて買い揃える必要が無いのがオートキャンプ場の良い所です。
キャンプ用品は高額になるモノもあるので、すべて揃えようと思うとなかなかの出費になってしまいます。
オートキャンプ場で貸し出し可能なモノ、売店で買えるモノなどそれぞれのキャンプ場のホームページなどで確認して、自分に必要なモノを用意してキャンプに出掛けましょう。
まとめ
気軽にキャンプを楽しむ事が出来るオートキャンプ場。キャンプというと敷居が高そうな感じでしたが、まずはオートキャンプ場を利用してキャンプデビューしてみましょう。ハマったらいろいろ揃えればいいんです。
セットでバーベキューもどうぞ
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