一年中スーパーで購入できる「なす」。
和食にも洋食にも中華料理にも合う、万能お野菜です。
きっと、好きな人が多いはずです。
なすは冷蔵庫に常備しておけば、簡単に一品作ることができます。
今回は、なすの皮に含まれる栄養をしっかり取れるレシピをご紹介します。
なすの皮って食べられるの?
なすの皮は、食べることができます。
調理方法で食感が変わります。
親戚の子が、
「なすの皮、キュッキュキュッキュって言う」
と、表現していました。
なすのお漬物を食べていたのですが、子供の表現っていいなあって思ったことあります。
ヘタは食べられないので、取ってくださいね。
なすの皮って栄養あるの?
皮にも栄養があります。
なので、料理の時には皮をむかなくても大丈夫。
基本的に、お野菜類は、皮の近くに栄養がたくさんあるといわれているので、皮付きのまま調理したほうが、栄養を無駄なく取ることができます。
なすの場合、この皮に含まれる色素がポイントなんです。
なすって、きれいな紫色をしていますよね。
この色素は、ポリフェノールの一種、ナスニンと呼ばれます。
ブルーベリーと同じように、目の疲れを癒やし、活性酸素の働きを抑制するなどの働きがあるといわれています。
なので、皮つきでなるべく調理しましょう。
ブルーベリーのサプリメントがあるんだから、なすのサプリメントがあってもいいのに…。
まあ、売れないですかね。
なすは食べましょう。おいしいですから。
なすの選び方
なすは、一年中購入できますが、夏から初秋に旬を迎えます。
購入するときは、
- ヘタがとがっている
- 切り口が白い
- 丸くて形が鮮やか
これらをチェックして選びましょう。
なすの皮ごと食べられる料理って?
なすをお料理する前に、下処理の注意点もご紹介します。
下処理のあく抜きをしよう
なすは、あくが強い野菜です。
切ってから時間がたつと、切り口が茶色っぽく変色していたという経験はありませんか?
切った後、少し水にさらすことで、変色を押さえることができます。
お味噌汁にしよう
まずは、和食の定番、お味噌汁の具にしましょう。
作り方は、普通のお味噌汁と同じ。
だし汁を加熱し、1㎝角に切ったなすを加えます。
なすに火が通ったところで、お味噌を溶いたら完成!
油揚げを入れるとコクが増しますし、豆腐、ネギ、わかめ、などを加えると栄養価もUPします。
同じ夏野菜のオクラを加えるのも、おすすめです。
なすをお味噌汁にすると、色素が溶けだして、色が黒っぽくなってしまいます。
それが気になる方は、皮を少しだけむいてあげるといいです。
焼くだけで一品完成!
なすのいいところは、焼くだけで簡単に一品完成するというお手軽具合。
使う油を変えたり、調味料を変えたりするだけで、色んなバリエーションを楽しむことができます。
ごま油と生姜醤油
ごま油を加熱したフライパンで、皮付きのなすを丸のままじっくり加熱します。
ふたをするのを忘れずに。
焼けたら、生姜醤油を付けて召し上がれ!
さっぱりした一品の完成です。
丸のまま焼くので、時間はかかりますが、とろっと焼きなすが完成します。
ごま油と田楽みそ
同様になすを焼いたら、おでんや風呂吹き大根につけることの多い、田楽みそを付けます。
お好みでおろししょうがを添えると、よりおいしく食べられます。
余りがちな田楽みそも活用できて、一石二鳥。
田楽みそがない場合は、
- みりん
- 砂糖
- みそ
サラダ油と塩コショウ
今度は、なすを5㎜くらいの厚さに切って焼きます。
すぐに火が入るので、かなりの時短になります。
焼きあがったら、塩コショウをするだけで完成!
シンプルでなすの味を楽しめます。
オリーブ油とケチャップとチーズ
こちらも、5㎜くらいの薄切りにして、オリーブオイルで焼きます。
両面焼いたら、ケチャップ、チーズをなすの上に乗せ、ふたをしてチーズが溶けるまで加熱します。
ピザ風の一品が完成です。
オリーブ油とパリパリチーズ
なすのピザ風をちょっとアレンジしてみましょう。
なすを両面焼いた後、一度取り出し、フライパンにとろけるチーズを広げます。
その上になすを並べて、加熱したら、チーズが溶けてぱりぱりに!
簡単おつまみの完成です。
皮を活かして!
なすの皮を活かして、一品作りましょう。
縦半分に切ったなすを、皮の部分1㎝ほど残して、白い部分をくりぬきます。
皮は、器として使います。
- くりぬいたなすの中身
- ベーコン
- しめじ
おいしそうな焦げ目がついたら完成です。
焼くときにとろけるチーズをかけるのもおすすめです。
まとめ
今回は、一年中購入しやすいなすのレシピをご紹介しました。
中華料理のように凝ったものはもちろん美味しいですが、いろんな油で焼いて、味付けを変えるだけで十分おかずやおつまみになります。
お好みの味付けを発見してくださいね。
なすは色んなお料理に簡単に使えて便利ですが、体を冷やすといわれています。
寒い時期は食べすぎにお気を付けくださいね。