「朝食はパン派!」という人も多いのではないでしょうか。
そんな私も、家族も、パンが大好き!
好きが高じてお料理教室でパンを勉強し、お家で作るようになりました。
今回は、我が家で実践している、パンの保存方法をご紹介します。
スーパーやコンビニで売っているパンもおいしいし、パン屋さんのパンも、個性豊かで目移りしちゃいます!
色々たべてみたくて、ついつい買いすぎてしまった!なんて経験がある方もいるのでは?
つい買いすぎてしまったパンも、パンの性質を理解して、きちんと保存しておけば、時間がたってもおいしく食べられるんです。
パンの保存方法 冷凍のコツ
パンは、基本的にはどのパンでも冷凍保存することができます。
できないものは、お総菜パンなどのうち、冷凍には向かない食品を使っているものです。
例えば、冷凍で食感が変わるじゃがいもが入っているもの等です。
point冷凍するにあたり、知っておいたほうがいいことがあります。
それは、パンが、乾燥しやすく、匂い移りしやすい食品であるということです。
いわゆる、冷凍焼けをしやすい食品なんです。
この点を考慮し、保存してあげれば、解凍後もおいしくパンを食べることができるんです。
それでは、おいしさをキープするための、冷凍保存の基本ステップをご紹介します。
パンの冷凍保存の手順
point1スライスする食パンはもちろん、クロワッサンやベーグルなど、厚みのあるパンは、スライスしてから冷凍しましょう。
厚みがあると、解凍ムラができやすくなります。
解凍後に具を挟んで食べる場合には、保存前にカットしておきましょう。
point21個ずつラップする
できれば二重ラップがおすすめです。
パンの乾燥、匂い移りを防ぐために、きちんとラップでくるみましょう。
二重ラップにしておくと、より冷凍焼けしにくくなります。
point3冷凍保存袋に入れる
パンをつぶさない程度に、空気を抜きます。
point4急速冷凍する
冷凍庫に入れたら、早く冷やされるように、金属のバットなどに乗せて冷凍庫に入れるのがおすすめです。
食べきれないとわかった時点で、素早く冷凍保存しましょう。
冷凍後は、1か月をめどに食べきるようにしましょう。
お家での冷凍パン。やったことないな~、という方も、ぜひお試しください。
結構役立ちます。
子どものおやつにしたり、
「アッ!明日の朝ごはんのパン買い忘れた!」
なんて時にも、冷凍パンがあれば、
「急いでお買い物行ってくる!」
なんてこともなくなります。
パンの保存方法 解凍のコツ
冷凍保存したパンを美味しく食べるためには、解凍方法も重要です。
パンを美味しく解凍する方法をいくつかご紹介します。
check凍ったままオーブントースターで焼く
食パンなど、厚さが薄いものは、そのまま焼いてOKです。
霧吹きで水分をプラスしてあげると、表面パリっと仕上がります。
クロワッサンなど、表面が焦げやすいものは、アルミホイルで包んであげます。
check凍ったままグリルで焼く
火加減が難しいのですが、上手に焼けるとオーブントースターより美味しく感じます。
こちらも霧吹きで水分をプラスしてあげると、表面パリっと仕上がります。
冷凍から焼くと、真ん中がうまく焼けないことがあります。
厚みにもよりますが、食パンは半分にカットすると、全体がこんがりします。
check自然解凍
自然解凍でも食べられます。
トースターで焼くのが難しいパンは、こちらがおすすめ。
check冷蔵庫で解凍
翌日の朝食にする場合などは、前日の夜に冷蔵庫に移して、冷蔵庫で解凍しておくと便利です。
checkお急ぎの場合は、レンチン+オーブントースターで加熱
厚みのあるパンを早く解凍したい場合、オーブントースターで焼くだけでは中まで解凍されないこともあります。
解凍ムラを避けるためには、少しレンチンしてあげましょう。
電子レンジオーブンには、パンの温め機能がついているものがあるので、この機能を活用するのもおすすめです。
我が家の電子レンジオーブンもこのタイプ。
レンチンとオーブン機能を自動で組み合わせてパンを温めてくれます。
ただし、パンをレンチンした場合、冷めたときに固くなりやすいのでお気を付けください。
パンの保存 冷蔵庫じゃダメなの?
冷凍庫で保存しなくても、冷蔵庫でいいんじゃない?という疑問があるかもしれません。
パン屋さんで売っているサンドイッチや、クリームパンなどは冷蔵されていますよね。
でも、冷蔵庫に入っている時間が短いです。
作ったその日に販売してしまうものがほとんどです。
そして消費期限が短いです。
実は、冷蔵庫の温度は、パンを老化させやすい温度なのです。
人間が大好きなパンは、困ったことにカビも大好きなのです!
老化したパンは、カビ菌に狙われてしまいます。
適切に保存していないと、気づいたときには、
「カビが生えてた!」
なんてことになります。
- カビを防ぐ
- 具の腐敗を防ぐ
特に、お家で作ったパンには添加物が入っていないので、冷凍保存するのがおすすめです。
2日を目安に食べきれない分は、きちんと包んで、冷蔵庫ではなく、冷凍庫に入れましょう!
まとめ
美味しいパンを、食べきれなくて捨ててしまった!なんてもったいないです。
今回ご紹介した方法で冷凍保存して、長く楽しみましょう。
冷凍前のスライスの厚さと、解凍方法を組み合わせてみて、家族に評判のいいものを見つけましょう。
美味しいパンはたくさんあります。