チキンの温め方を失敗すると、なんとも言えない悲しい気持ちになります。
昨日はあんなに美味しかったのに、どうしちゃったんだよーって気持ちになります。
作りたてより美味しくなることはないですが、残念な気持ちだけは回避したいところです。
チキンの温め方 ローストチキン編
ローストチキンは、自分で作らない限り、温める作業が必要になります。
近所にお店があって、買ってきてすぐ食べられるという羨ましい環境にあれば別ですが、そうでなければ温める作業必要になります。
ローストチキンは、皮の香ばしい具合がポイントです。
ここがパリッとしていると美味しいですが、ガリッとしてしまうとちょっと違います。
もちろん、フニャッとも微妙です。
check購入した段階で、ロースト具合、タレの具合がバッチリという場合
湯煎をおすすめします。
ジップロックなどの密閉できる耐熱袋に入れ、沸騰したお湯に15分から20分湯煎します。
この方法のいいところは、そのまま保温しておけることです。
20分経って火を止めて、そのまま置いておけば、食卓に上がるギリギリまで温めておくことができます。
checkロースト具合にちょっと不満、タレの染みてる具合もちょっと不満という場合
電子レンジと魚焼きグリルがおすすめです。
ロースト具合、タレの具合がバッチリでも、香ばしさアップを狙うならこの方法です。
クッキングシートにローストチキンを置いて、電子レンジで1分程加熱します。
次に、皮を上にして(片面用の場合)、グリルで3分程焼きます。
火加減によってはもっと早く焦げます。ちょいちょい覗くことをお忘れなく。
電子レンジとオーブントースターという組み合わせでも同じようにできますが、
グリルとの差は、油っこさです。
グリルの場合、油が下に落ちますが、オーブントースターの場合、出てきた油がそのままチキンにつきます。
「そのギトギト感がいいんだよ!」という場合はオーブントースターをおすすめします。
香ばしさとヘルシーを求めるなら電子レンジとグリルがおすすめです。
チキンの温め方 コンビニチキン編
昨今のコンビニチキン、侮れない美味しさです。
クリスマスには売り切れてる店舗をよく見かけます。
たくさん買っていく人が多いんでしょう。
コンビニチキンも温め作業した方が美味しく食べられます。
クリスマス時期は早めに揚げてストックしているらしいので、冷めたチキンをゲットする率も上がります。
コンビニチキンも、魚焼きグリルがおすすめです。
フライドチキンの残念な状態は、衣がサクッとしていない状態です。
グリルを使うと、水分、油分がうまく抜けて、衣がサクッとします。
check骨なしチキンの場合
- グリル内を1分程温めておきます
- 片面用グリルの場合、片面2分、裏返して1分30秒程で温まります
check骨付きチキンの場合
- クッキングシートにコンビニチキンを置いて、電子レンジで1分程加熱します
- グリル内を1分程温めておきます
- 片面用グリルの場合、片面1分30秒程、裏返して1分程で温まります
火加減はチキンの大きさによって時間は調節しましょう。焦げ始めると速いです。
チキンの温め方 クリスマスチキン編
クリスマスチキン、最近は凝ったものもたくさんあります。
クリスマスなので、いつもの鶏の唐揚げよりは、手の込んだもの食べたくなります。クリスマスに食べ足りない気持ちになると残念なので、多めに買ってしまいます。必然的に温めなおしの機会も増えます。
クリスマスチキン、衣があるもの
衣があるものは、魚焼きグリルを使うことをおすすめします。水分が飛び、油が落ちることで衣のサクサク感が復活します。
フライドチキン、唐揚げ、竜田揚げ、衣があるものはグリルで仕上げましょう。
クリスマスチキン、衣がないもの
衣がないものも、魚焼きグリルがおすすめです。
とはいうものの、タレの具合によっては焦げ付きやすいものもあります。
特に醤油ベースのタレの場合、香ばしいと焦げ付きのラインが微妙です。
そこで、先に電子レンジで中から少し加熱しておいて、最後にグリルで表面をパリッとさせるという方法をおすすめします。
pointチキンの厚さ、量、調理法によって、
- グリルで短時間コース
- グリルで極弱火でじっくりコース
- 電子レンジで中からちょっと加熱して、グリルで仕上げコース
いずれかを判断して温めましょう。
クリスマスチキンの王道と言えば、ケンタッキーフライドチキン。
まとめ
終わってみれば、全部グリルがおすすめになってしまいました。
それほどグリルは美味しくできます。
どんな経過を辿っても、最後にグリルを使うと持ち直せます。
グリルの火加減をものにすれば、どんなチキンも美味しく復活できます。
スーパーグリラーを目指しましょう。