夏野菜の代表の一つ、オクラ。
夏の一品料理に、薬味にと大活躍です。
オクラを食べないと、夏って感じがしないです。
子どもたちも、もりもり食べます。
オクラ大好き家族の、オクラの下処理方法、保存方法&活用術などをご紹介します。
オクラは生で食べられる?
オクラは生でも食べられます。
食べられますが、オクラには細かい毛があります。
トゲもあります。
気にならない人はいいかもしれませんが、下処理はしたほうがいいです。
オクラの成分には、熱に弱いものもあるので、栄養をまるごと頂くには生で食べるのがいいはずです。
オクラの成分のネバネバには、
- 消化を助ける
- おなかの調子を整える
- 粘膜を保護する
などの効果があるそうです。
ネバネバは熱に弱く、水に溶けてしまいます。
そして、調理するときにお酢を加えると、せっかくのネバネバが減ってしまうそうです。
意識しておきたいポイントです。
オクラの選び方
オクラの細かい毛、ちょっと困った存在ではありますが、お店でおいしいオクラを選ぶときの参考になるんです。
おいしいオクラの選び方は、
- 全体の色が鮮やかなもの
- うぶげが表面を均一に覆っているもの
- 黒くて筋があるものは古いので避ける
と、八百屋さんのご主人が教えてくれました。
ぜひ参考になさってください。
オクラの下処理
オクラの下処理の主な目的は、
checkヘタの部分を取るcheckガクの部分を取る
check細かい毛を取る
check水で洗う
こんな感じです。
毛を取るために、オクラ全体に塩をまぶして、指でこすり取ったり、まな板の上で転がして板ずりをしたりするのが王道です。
王道ですが、我が家はもっと簡単な方法で下ごしらえしています。
オクラを購入すると、ほとんどの場合、緑のネットに入っています。
そのネットから出す前に、水道水をかけながら、ネットを両手で挟んで、オクラを中で転がす感じでこすり合わせます。
オクラ同士が擦れて、外側のオクラはネットに擦れて、細かい毛が取れます。
取れた毛は水に流れて落ちます。
この方法で細かい毛を取ってからネットから出し、ヘタ、ガクを取ります。
point生で食べる場合は、ここまでの下処理をやりましょう。
point茹でる場合は、
ここから沸騰したお湯に入れ、オクラを回しながら1分程度茹でます。
ザルにあげて、氷水か冷水につけ、粗熱を取ります。
一応、王道の下ごしらえ動画があったので、
この下処理のひと手間をするだけで、オクラを食べるときの舌触りがよくなります。
オクラの色もキレイになります。
オクラを切るときのまな板のネバネバ防止対策
オクラのネバネバ。
体にいいし、美味しいのはいいんですけど、料理の途中で、オクラを刻んだ後のまな板がぬるぬるするのは、なんかイヤですよね。
サッと洗ってもなかなか落ちないし、他の食材がネバネバしてしまうのも厄介です。
そんな時は、ペーパータオルを使いましょう。
方法は簡単。
まな板の上にぬらしたペーパータオルを広げて、そのうえでオクラを切るだけです。
切った後は、ペーパーごと移動すれば、ラクチンです。
この方法は、オクラのほかにも、長芋などぬめりがある食材を切るときにも使えます。
一度やってみてください。
オクラの保存方法は冷凍がオススメ
オクラ、冷凍保存できるのをご存知ですか?
細かい毛を取り除いて、さっと塩ゆでした後、冷凍保存することができるんです。
一本ずつラップでくるんだり、冷凍保存袋に入れたりして冷凍すれば、一か月ほど美味しく頂けます。
食べるときには、電子レンジで解凍、加熱調理するときには、凍ったままで大丈夫です。
我が家でも、新鮮なオクラをたくさんいただいたときなどには、新鮮なうちに下処理して、冷凍保存しています。
オクラを冷凍しておくとホント便利
この冷凍オクラが重宝するんです。
我が家での活用法をご紹介しますね。
半解凍でぬめり知らず
オクラを切るときのネバネバ対策で、ペーパータオルを活用する方法をご紹介しましたが、もうひとつ裏技があります。
それは、冷凍したオクラを切ること!
オクラを半解凍状態で切ると、ネバネバが出にくくとっても切りやすいんです。
洗い物もラクチンですね。
効率もアップです!
冷凍オクラで一品完成
解凍したオクラに鰹節や、ゴマをかけて、しょうゆや麺つゆで味付けしたら、お浸しの完成!
刻んで納豆に入れると、ネバネバオクラ納豆。
刻んでお豆腐にのせて、冷奴の薬味に。
忙しいお食事作り時間に、短時間で一品完成です。
特に、夏の暑い時期には、火を使わずに一品できるのでストックしておくことをオススメです。
オクラのお味噌汁がとっても美味しい
我が家の子供たちは、そのままのオクラも大好きですが、お味噌汁に入れるのも大好きです。
えっ!お味噌汁にオクラ?
と驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
最初にレシピを教えていただいたときは、なんか違和感ありました。
でもやってみたら、とても美味しいんですよ。
オクラとお豆腐の組み合わせのお味噌汁が美味しいんですよ。
刻んだネギを入れればなおよしです。
ぜひお試しください。
まとめ
今回は、夏野菜の代表、オクラのあれこれ小技をご紹介しました。
毎日大忙しの家事ですが、小技が少しでも皆さんの家事の時短につながったら嬉しいです。