茹で方失敗してる枝豆ほど残念なものはありません。
飲み会スタートの切り込み隊長的ポジションが与えられている枝豆。
歯ごたえ、塩加減など、ある程度のクオリティを保ちたいものです。
いつでも美味しく食べるために、ポイントチェックしておきましょう。
枝豆の茹で方、美味しいのどうやんの?
枝豆に限らず、農作物は採れたてが一番美味しいです。
枝豆も採れたてが美味しいです。
収穫してすぐ茹でて、その場で食べるのが一番美味しいです。
とはいえ、そんな贅沢な体験はなかなかできるもんじゃありません。
枝豆は収穫されると、糖分がどんどん減っていきます。
調理しないで1日経つと、甘みは半分になってしまいます。
店頭に並んでいる枝豆は収穫から2日は経っているものがほとんどなので、本来の甘さがかなり減っている状態です。
つまり、生のままで保存するのは糖分を減らしてしまうので、茹でてから保存しましょう。
茹で方
枝豆250グラムの目安です。
- 茹でる用に、水1リットルに対して40グラム(4%)の塩を準備。
- 枝から外して流水できれいに汚れを落とす。
- 両端のヘタをキッチンバサミで切り落とす。
- 準備していた塩40グラムの内、10グラムほどを使って産毛を落とす感じで塩もみする。
- 水1リットルを沸かし、残しておいた塩30グラムを入れる。
- 塩もみした枝豆を、そのまま塩ごと沸かしたお湯に入れる。
- 沸騰させない火加減をキープして、3分30秒ぐらいから豆の柔らかさをチェック。
- お好みの柔らかさでザルにあける。
- 平たい器やバットに広げて、うちわで扇いで手早く冷ます。
収穫から時間の経ってしまった枝豆の場合、20グラム程の砂糖を足すと、甘みが戻ります。
茹で上がった枝豆を冷ます際、水につけて冷ますと塩分が抜けて美味しくないのでやめときましょう。
余熱で火が通ってしまうと硬さや色が変わってくるので、手早く冷ましましょう。
冷まして1~2時間おくと、糖化が進んでさらに美味しくなります。
枝豆の茹で方、冷凍するバージョン
茹でてしまえば、冷凍保存でおいしいまま保存できます。
そのままフリーザーパックに入れて冷凍庫へ。ビニール袋でも大丈夫だと思います。
いろんなサイズに小分けにして、平べったくして冷凍しておくと便利です。
ひじきなどに混ぜる用のサイズ、そのままお通し感覚で食べるサイズと、小分けにしておくと、使い勝手がいいです。
レンジでチンする際にいい感じになるように、平べったくしておくのがオススメです。
レンジで解凍でもいいのですが、自然解凍でも大丈夫です。
冷凍しておけば、1ヶ月は楽々持ちます。
我が家データでは、9ヶ月でも大丈夫でしたし、ひじきに混ぜたものは11ヶ月経過しているものでも美味しかったです。
あくまでも我が家調べですが…。
枝豆、食べ過ぎ要注意
枝豆にはメチオニンという成分が入っています。
この成分が、アルコールの分解促してくれるので、飲み過ぎ、二日酔いに効果があります。
お酒飲み始めに枝豆食べるのは、理にかなっているのです。
ただ、何でもそうですが、食べ過ぎに注意が必要です。
取り過ぎ注意な成分は、
→プリン体尿酸値を高め、痛風の原因になる成分です。
他の食材に比べると比較的多めに含まれています。多めと言うだけで、大量に入っているわけではないです。
しかし、食べ過ぎは良くないのです。特に尿酸値が高めの人は要注意です。 →食物繊維
便秘の人にはいいですが、食べ過ぎるとお腹ゆるくなります。 →カロリー
ちょっと高めです。枝豆は50g(25さやくらい)で70kcalほどです。 →塩分
多めです。味がうすいなんて、さらに塩かけて食べたりしたら塩分摂りすぎです。
美味しくて止まらないこともありますが、適当なところで次のもの食べましょう。
まとめ
枝豆はお酒のお供に最高です。
枝豆の成分の部分見ても、相性バツグンです。
美味しく仕上げて、いつでも食べられるように保管しておきたいものです。
難しいことは無いです。
手順と塩の分量を間違えずに、冷ますまで一気にできれば美味しく出来上がります。