汗をかくと、衣類が汚れます。心地よい汗、青春の汗、脂汗、冷や汗、変な汗。響きによっては汚い感じがしないものもありますが、ほとんどの汗で衣類は汚れます。汚れるだけでなく、ニオイがつくこともあります。これが普通に洗っただけでは落ちないので、なかなか悩ましいのです。
洗濯 黄ばみ 黒ずみを取る方法
固形石鹸がおすすめです。
固形石鹸は、動植物の油脂からできていて、成分が皮脂に近いのです。
黄ばみ 黒ずみの原因
体から出る汚れの中で落ちにくいのが皮脂です。
それが残っていると、黄ばみ 黒ずみの原因になります。
黄ばみの主な原因は、汗の中に含まれる皮脂。
衣類についた皮脂が、空気中の酸素に触れて酸化すると、黄色く変色します。
黒ずみの原因も皮脂です。
皮脂が接着剤のようになり、ホコリなどの空気中の汚れを衣類にくっつけてしまうのです。
固形石鹸おすすめの訳
固形石鹸は動植物の油脂から作られ、成分が皮脂に近いためなじみやすいのです。粘り気もあるため、汚れを絡め取ることができます。
また、固形石鹸のほとんどが、弱アルカリ性です。
油の汚れはアルカリ性のものに溶けやすいため、皮脂汚れが落ちやすいのです。
やり方
point汚れている部分を濡らしますpoint固形石鹸を塗り込みます
point歯ブラシを使って汚れをかき出します
歯ブラシを使うことで生地の細かいところに入り込んだ汚れを掻き出すことができます
point歯ブラシでこすり洗いをした後、約40℃のお湯でもみ洗いしますpoint最後に洗濯機で洗って乾かします
洗濯 臭いを取る方法
クエン酸が効きます。
汗を吸ったTシャツを放っておくと、どんどん臭いが強くなっていきます。
黄ばみも出来上がってきます。
これはヤバイなって洗濯物が出てきた場合の作戦です。
やり方
粉末洗剤を使ってつけおきをします。
point粉末洗剤を約40℃のお湯に溶かし、20分から30分つけおきします。pointつけ終わったら洗濯機に入れます。
point1回目のすすぎで洗剤を落とした後、粉末のクエン酸を水に溶かしたものを入れます。
こうすることで汚れ落効果がアップします。
クエン酸を使って仕上げることで、白いものはより白くなるのでおすすめです
ドラッグストアで手に入ります。
頑固な汚れと匂いに強いのは粉末洗剤の方です。
つけおきをする場合には、粉末洗剤を使いましょう。
しっかり落とせます。
洗濯 帽子の汚れ落とし
消毒用のアルコールが使えます。
帽子は洗えないものが多いです。
素材もデリケートなものだったり、型崩れを考えると手入れが難しいものが多いです。
そんな中、結構使えるのが消毒用のアルコールです。
アルコールは、汗のような汚れにも、油の汚れにも効果があります。水と油の中間のような立ち位置です。ファンデーションなどが帽子についてしまった場合はこの方法使えます。
やり方
帽子の内側は、肌が触れる部分なので汗が染み込んでいる可能性があります。
pointアルコールを布に染み込ませ、拭き洗いします。汚れのひどいところは入念に拭いていきます。そうでもないところは軽めに。
注意しなければいけないのは、アルコールのつけすぎです。帽子の素材を傷めたり、色落ちの原因になります。少し付けて拭くというのがポイントです。
野球帽
野球帽は結構洗えるものがあります。
とはいえ、洗濯機で洗うと、帽子のつばの部分が折れたり、型崩れしてしまうので、基本は手洗いです。
注意した方がいいのは、
- おしゃれな飾りの多いもの
- 色落ちしそうなもの
- 帽子のつばが厚紙っぽいもの
この辺は注意が必要です。
普段、出かけるときにかぶるキャップ
少量の洗剤を溶かしたぬるま湯を布に染みこませ、軽く汚れをこすります。汚れが落ちたら、洗剤がついていない、水で絞った布で十分にふき取ります。
この手のキャップは、普段からガムテープなどで、汚れた部分を叩いてキレイにしておくことが一番良いお手入れ方法です。
ガッツリ野球をするときの野球帽
野球をしてしまうと、汗、泥、ニオイと、三拍子揃ってしまいます。
今までの知識の合わせ技で立ち向かっていかなければなりません。
pointその後、粉末洗剤をお湯に溶かし、20分から30分つけおきします。
point水でよくすすぎます。
point形が崩れないように、ザルやボウルに帽子をかぶせて、陰干しします。
つけおきが活躍します。
まとめ
お気に入りの服ほど、襟が汚れるの早いような気がします。
お気に入りの帽子ほど、雨に降られたりします。
洗濯のコツを覚えて、せっかくのお気に入り、清潔をキープしましょう。