鼻づまりの治し方 原因って何? 寝方でいい方法ある?

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hanadumari20160217

花粉症や鼻炎など様々な原因で起こる鼻づまり。呼吸がしにくいというのは、それだけでなかなかのストレスです。鼻づまりが原因で、集中力を欠いてしまったり、睡眠不足に陥ってしまうなどの弊害も起こります。鼻のかみ過ぎで赤くなった鼻も決して見栄えの良いモノではありません。
また鼻づまりが原因でしてしまう口呼吸による弊害も無視出来ません。
鼻づまりを解消して、呼吸も体調もすっきりさせてしまいましょう。

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鼻づまりの治し方

蒸しタオルで鼻を温める

鼻の周りを温める事で、鼻の粘膜の血行を良くする事が出来ます。血行が良くなると鼻水が柔らかくなり、流れ出てきやすくなります。

血流の改善や、蒸しタオルの蒸気が鼻腔の中を掃除してくれる為であろうといわれていますが、残念ながら医学的な根拠は完全には解明されていないようです。

ただ鼻づまりが解消されるのは確かです。理由はいずれ解明されるでしょう。大事なのは今の鼻づまりを解消する事です。


鎖骨をマッサージする

鎖骨の周辺には顔に繋がる動脈や静脈が集中しています。ここをマッサージする事で血流が良くなり鼻づまりが解消されます。


脇にモノを挟む

最近テレビでも紹介され話題になった方法です。500mlのペットボトルを、詰まっている鼻とは逆の脇に挟みます。右の鼻が詰まっている場合は左脇にという事です。両方詰まっている場合は順番に行いましょう。

ペットボトルを脇に挟み身体の側面を圧迫すると、その反対側の交感神経が刺激されます。交感神経が刺激されると血管が収縮されるので、鼻の粘膜部分の腫れが引いて鼻づまりが解消されます。


鼻を冷やしてみる

温めてもダメな場合は冷やしてみて下さい。風邪のウィルスなどの影響で、鼻の粘膜が炎症を起こし腫れてしまっている場合があります。
鼻を冷やすことによって、炎症や腫れを抑え鼻づまりが解消されます。
基本的には温める方が効果があるといわれていますが、原因によっては冷やした方が良い場合もあるという事です。


呼吸法で解消する

まずは出来るだけ深く息を吸います。次にゆっくりと吐けるだけの空気を吐き、呼吸を止めます。その後、鼻をつまんで頭を上下に動かします。空を見て、地面を見てというイメージです。この動きを呼吸が我慢出来る所までやり続けます。

こうする事で脳に酸素が足りなくなり、鼻腔を広げる様にと命令を出し、鼻腔内の血管が収縮するので鼻づまりが解消されます。



ワタシは慢性鼻炎なので、疲れていたり体調が優れない時など、ちょくちょく鼻づまりを起こします。ワタシの体感としては温める方法が一番効果があります。


鼻づまりの原因

これらの方法で鼻づまりが解消されても、鼻づまりの原因が解消された訳ではありません。あくまでその場しのぎです。
鼻づまりが起こる原因が何なのか知る事が大事です。

鼻づまりには大きく分けて3つの原因があります。

急性鼻炎やアレルギー性の鼻炎による鼻づまり

鼻炎は様々な原因で鼻腔内の粘膜が腫れてしまい、くしゃみや鼻水が出やすくなってしまう病気です。鼻腔内の粘膜には毛細血管が通っていて、この血管が拡がったり、収縮する事で粘膜も腫れたり、ひいたりします。

鼻炎が原因の鼻づまりは鼻の粘膜が腫れる事によって起こります。鼻炎の鼻水はサラサラの水っぽい鼻水なので、鼻水自体が鼻づまりの原因になる事はほとんどありません。


副鼻腔炎による鼻づまり

風邪をひいた時など、ウィルス感染によって抵抗力が落ちると副鼻腔炎にかかりやすくなります。ウィルスに感染すると、鼻水が黄色や緑色っぽい粘性のある鼻水に変わります。鼻腔内に粘性の高い鼻水がたまる事が鼻づまりの原因になります。


鼻の構造などによって起こる鼻づまり

鼻中隔湾曲症

左右の鼻腔を隔てている「鼻中隔」という壁が、どちらかに大きく曲がっている為、空気の流れが悪くなってしまう事が原因です。


鼻たけ

鼻たけと呼ばれる、鼻腔内に出来たポリープが空気の流れを妨げます。鼻たけは副鼻腔の入り口に出来る事が多く、副鼻腔炎による粘膜の腫れが長期間続いたり、繰り返し起きる事で粘膜に腫れが戻らなくなったモノです。


アデノイドの腫れによって起こる鼻づまり

アデノイドというのは、鼻と咽の間にあるリンパ組織で、咽頭扁桃ともいいます。誰にでもある組織ですが、幼少期は生理的に大きくなり、大人になると大抵の場合は小さくなります。
アデノイドは鼻からの空気の通り道に有る為、この部分が腫れると鼻呼吸がし難くなります。


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鼻づまり 寝方でいい方法ある?

眠る時の鼻づまりほど煩わしいモノはありません。先述した解消法でとりあえず睡眠する事が出来ても、途中でまた鼻づまりが起きて目が覚めてしまう事があります。

アロマの力を借りる

眠っている間の鼻づまりにはアロマテラピーが効果的です。
アロマテラピーとは自然にある植物の花や葉、木部、果皮や樹皮、根や種子などから抽出された精油を様々な方法で用いる事で、体調の改善を促す自然療法です。

鼻づまりに効果のあるアロマオイルには

  • ペパーミント
  • スペアミント
  • ユーカリ
  • 月桃
  • ラベンダー
  • カユプテ
  • スイートオレンジ
  • レモン
などがあります。

効果的な使い方としては、枕カバーに数滴染み込ませるか、ハンカチなどに数滴染み込ませたモノを枕もとに置いて眠る事です。

清涼感のある香りと共にアロマの成分が鼻から喉に伝わり、鼻づまりやそれに伴う喉の痛みを和らげてくれます。
アロマにはリラックスの効果もあるので、深い睡眠も得ることが出来ます。

これら鼻づまりに効果があるとされているアロマオイルには香りが強いモノが多いので、最初から大量に使わない様に注意しましょう。1滴2滴から初めて、自分にあった量を調節して使いましょう。

またアロマオイルではありませんが、玉ねぎを刻んだり摩り下ろしたモノを、ハンカチやガーゼに包んでを枕もとに置くことも鼻づまりに効果があります。
玉ねぎに含まれる硫化アリルという成分には粘膜の炎症を抑える効果や安眠効果がある為です。
これも1種のアロマテラピーといえます。


眠る姿勢を変える

眠っている時の姿勢で鼻づまりの息苦しさを解消する事が出来ます。

上を向いて眠るのは、鼻づまりになっている場合は最悪の寝方です。鼻水が喉にたまっていってしまうので、鼻も喉も詰まってしまいます。

布団の下にタオルなどを敷き、頭の方に行くに従って高くなる様に傾斜を作ります。こうする事で上半身が高くなり、鼻づまりが起こりにくくなります。

枕だけを高くしてしまうと呼吸がし難いうえ、首を痛めるので注意が必要です。


まとめ

これらの解消法はあくまでその場しのぎの解消法です。花粉症や、風邪など一過性の鼻づまりの場合はやり過ごす事が出来ますが、あまりに長く続く、頻繁に起こるという場合は一度専門科を受診しましょう。
治療が必要な鼻づまりの場合もあります。人間は基本的に鼻で呼吸する事が自然な呼吸法です。たかが鼻づまりと思わず、無意識の内に口で呼吸しているなという場合は、なにか異常があるかも知れないので受診する事をおすすめします。

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