インフルエンザ、やってしまいました。久々です。
芯の通った男になっていると思っていたのですが、流行に踊らされてしまいました。
チャラチャラした流行なんざ、大っ嫌いさ!
インフルエンザの予防 うがいは厚生労働省のリーフレットにない
インフルエンザ、さすがです。
あっという間の高熱でした。
「あれ?ちょっと寒気がするな」
↓
「あれ?ちょっと喉痛いかもな」
ここから、
「ダメだ、関節痛い」
「寒い」
「頭重い」
「ダルい、体も頭もダルい」
「今日はダメだ」
「仕事にならん」
「帰る」
「みんなに感染するとマズイから帰る」
になるまで、1時間半くらいでした。
病院に行って、やっぱりのインフルエンザでした。
そこで、
「この冬、うがい、手洗い、マスクを欠かしたこと無いんですが、それでもインフルエンザになりますか?」
と、お医者さんに聞くと、
「ああ、インフルエンザと風邪って違うんですよ。風邪の予防はバッチリなんですけど、インフルエンザはちょっと違います。」
と、言われました。
「食欲はありますか?」
「喉は痛いですけど・・・。おかず次第ですかね」
「(笑)食欲がなくなっても、水分はこまめに補給してください。」
という流れの後に、いろいろ教えてくれました。
「厚生労働省のインフルエンザの一問一答みたいなリーフレットに、うがいのことは載ってないんですよ」
「え~~~~!うがいしなくていいんですか?」
「いやいや、外から帰ったらうがいはしてください。インフルエンザ以外にも風邪の菌はいますから。」
check実際にそのリーフレット見てみました
後で確認してみると、厚生労働省のリーフレット、うがいのこと載ってないです。
ザッと予防に関して抜粋すると、
- 手洗い
- アルコールを含んだ消毒液で消毒
- 栄養、睡眠を十分に取って抵抗力を高めておく
- 予防接種を受ける
ホントにうがいの話が出てきてないです。
驚くのは、改定とかあったのか定かではないですが、このリーフレットが2011年に発表されていることです。
インフルエンザの時期に、気持ち長めにうがいをしていたのですが、インフルエンザ予防にはなっていなかったということです。
風邪予防にはなっていたので、まあ、いいんですけど。
厚生労働省のリーフレット
インフルエンザ一問一答
インフルエンザの予防 手洗いとうがいの方法
インフルエンザの予防のこと、いろいろ教えてもらいました。
ちょっと頭ボーっとしていたので、聞き漏らしたこともあるかもしれないです。
手洗い
インフルエンザが体内に入ってくる経路は、飛沫感染と接触感染があります。
感染した人がせきやくしゃみをして、体内のウイルスが飛んで、それを他の人が口や鼻から吸い込むのが飛沫感染です。
飛沫に含まれたウイルスや、せきやくしゃみを押さえた手に付いたウイルスが、他の人が触れる場所に付着して、そこに触った人が手で口や鼻を触ることで体内に入るのが接触感染です。
この接触感染を防ぐために、こまめな手洗いは重要なのだそうです。
石鹸で手を洗う
石鹸で手を洗うことで、ウイルスを除去することができます。
ウイルスが死滅するわけではないですが、洗い流すことができます。
注意した方がいいのは、普通の石鹸を使うことです。
手のひらにはいい菌も悪い菌もいます。
薬用石鹸は、手のひらにいるいい菌も減ってしまうので、普通の石鹸がいいそうです。
ジェット乾燥に注意
公共施設の洗面所でよく見かけるジェット乾燥に注意したほうがいいそうです。
石鹸を使わずに、中途半端な洗い方でジェット乾燥を使うことは、ウイルスをまき散らしている可能性があります。
他人のジェット乾燥も、自分のジェット乾燥も注意しましょう。
アルコール消毒はやった方がいい
公共施設などの建物の入口に置いてあるアルコール消毒は、やった方がいいそうです。
アルコール消毒は、ウイルスを死滅させるのに有効です。
ただし、方法を間違うとリスクもあります。
消毒用のアルコールは、手が荒れないように薄めてあります。
たくさんつけて、アルコールの成分が先になくなると、水分が残ります。
手が水分で濡れたままだと、ウイルスが付着しやすくなります。
水分に吸い寄せられたウイルスがそのまま手に残って、口や鼻から侵入するというリスクにつながります。
1~2回程度のプッシュで、素早く乾かすことを意識しましょう。
うがい
インフルエンザウイルスは喉の気道の粘膜に付着して増えます。
付着して20分でウイルスは増え始めます。
そのため、インフルエンザをうがいで予防するためには、20分毎にうがいをしないと効果が無いそうです。
風邪には効果があるので、うがいはした方がいいのですが、外から帰ってやるいつものうがいは、インフルエンザの予防にはなっていないのです。
じゃあどうすればいいのかというと、20分毎にお茶一口を飲むそうです。
↓
胃酸でウイルスをやっつける
これがインフルエンザの予防になるそうです。
てっきりウイルスって食べ物と一緒に胃に入って、そこからウイルスが体中に運ばれるのだとイメージしていました。
そう話すと、
「ノロとか大腸菌は別ですが、インフルエンザのウイルスは胃酸でやっつけられます。」
「胃酸って、結構スゴイんですよ。」
「その証拠に、悪い菌が集まった痰(タン)、飲み込んでも大丈夫なのは胃酸がやっつけてくれるからです。」
と教えてくれました。
お~~。
タンは汚いけどエライって、昔CMがあったなあなんて思いながら、タンの話は説得力ありました。
病院の先生がインフルエンザの患者を何人も診察できるのは、こまめにお茶飲んでるからだと。
先生によっては、500mlのペットボトルに塩をひとつまみ入れてるという方もいるとのことです。
ホコリよりも小さいウイルスを流し込むだけなので、一口でいいそうです。
インフルエンザの予防 マスクの効果
マスクのことも教えてもらいました。
自分がインフルエンザに感染しないためのマスクは、効果が薄いそうです。
インフルエンザの飛沫感染予防という面で考えると、普通に呼吸ができるレベルのマスクでは、ウイルスは余裕で入ってくる小ささだそうです。
空中のホコリにくっついて飛べるレベルだそうです。
じゃあマスクは意味がないのかというと、そんなことはないそうです。
飛沫感染を防ぐ
まず、最重要項目として、自分の中にウイルスが潜伏している可能性があるということを意識しなければいけません。
インフルエンザの潜伏期間は、2日~7日程です。
発症していないだけで、潜伏はしている可能性はあるのです。
自分の飛沫で他の人が感染することは防がなければいけないのです。
家族や同僚が先に発症してしまう原因が、まだ発症していない自分の可能性もあるのです。
看病してくれるはずの家族が先にダウンしたタイミングで、自分が発症することも考えられるのです。
自分以外の人のために、飛沫を防ぐためのマスクはした方がいいのです。
保温と保湿
マスクをすることで、マスクの中を保温、保湿することができます。
インフルエンザウイルスは、低温、低湿を好みます。
マスクの中で鼻呼吸
インフルエンザウイルスは喉の気道の粘膜に付着して増殖します。
喉の気道にたどり着くためには、口か鼻を通らなければなりません。
口から喉の気道までの距離は、鼻から喉の気道までの距離より短いです。
口から入ったウイルスは、それほど邪魔されずに喉の気道にたどり着くのに対して、鼻から入ったウイルスは、曲がりくねった道を、鼻毛を交わしながら進まなければたどり着けません。
口呼吸の方が、ウイルスの侵入リスクが高いのです。
普通に買えるマスクの中で、呼吸が苦しいからといって口を開けて呼吸することは、ウイルスさん、いらっしゃい状態です。
マスクの中を、保温、保湿した状態で、鼻呼吸をするだけで、侵入してくる率は下げられるそうです。
まとめ
インフルエンザは胃でやっつけるってことが新鮮でした。
お医者さん、マスクしてなかったですし、お茶のペットボトルはありましたし、説得力ありました。
毎日、スゴイ数のインフルエンザウイルスを、胃酸でやっつけてるんだろうなって思うと、一口のお茶作戦素晴らしいって思ってしまいました。
水分補給、来年はきっちりやろうと思いました。
もう、インフルエンザかからない宣言してもいいくらいです。
感染してしまったら、早めにお医者さんに行きましょう。
インフルエンザの予防接種 効かないの?やるならいつ?費用は?