青春18きっぷを使った日帰り旅行のご提案です。
青春18きっぷの1回分に、ちょっとプラスすると、いろいろプラスされます。
ちょい足しで、楽しさ倍増です。
青春18きっぷ 日帰りするなら東京発でどこまで?
青春18きっぷは1回分が\2,370なので、片道\1,200ぐらい行けば元を取れる計算です。
東京発で考えると、
- 東京→木更津 \1,320(所要時間:約1時間半)
- 東京→銚子 \2,270(所要時間:約2時間半)
- 東京→水戸 \2,270(所要時間:約2時間15分)
- 東京→宇都宮 \1,940(所要時間:約2時間)
- 東京→高崎 \1,940(所要時間:約2時間)
- 東京→奥多摩 \1,250(所要時間:約2時間10分)
- 東京→勝沼ぶどう郷 \1,940(所要時間:約2時間20分)
- 東京→熱海 \1,940(所要時間:約1時間40分)
2時間も列車に揺られれば青春18きっぷの元が取れて、関東近郊の観光地に行けます。
青春18きっぷを使って日帰り旅行 おすすめのプランは?
なにかと話題になる「世界遺産」というキーワード。
青春18きっぷを使って世界遺産を観に行きましょう。
世界遺産
世界遺産(せかいいさん、World Heritage Site)は、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて世界遺産リスト(世界遺産一覧表)に登録された、文化財、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件のことで、移動が不可能な不動産が対象となっている。なお、慣例的な用法として、その中の文化遺産を世界文化遺産、自然遺産を世界自然遺産と呼ぶことがある。
wikipedia
ざっくり言うと、世界が認めた価値ある文化財です。
関東近郊の世界遺産で青春18きっぷを使って日帰りで行けるところと言えば、
- 栃木県の「日光」
- 群馬県の「富岡製糸場」
「日光」は修学旅行で行った事はあるのでまた今度にします。
今回は2014年6月に世界遺産に認定された「富岡製糸場」にしてみます。
群馬方面でプランを考えてみましょう。
まずは、青春18きっぷを使って高崎駅を目指します。
→東京発(7:51)→高崎着(9:44) \1,940
高崎駅から上信電鉄に乗り換えて、「富岡製糸場」がある上州富岡駅を目指します。
→高崎発(10:16)→ 上州富岡着(10:54) \790
※JRではないので青春18きっぷは使えないので注意!
上州富岡駅から「富岡製糸場」までは徒歩で15分です。
「富岡製糸場」や「絹産業遺産群」を見て、地元のグルメを堪能しましょう。
数か所ある案内所で、街歩きガイドなどが配布されています。ゲットしてから回るのが効率いいです。
「かいこまん」「おっきりこみ」「ほるもん揚げ」「こんカツ」「大とろ牛乳」
ネーミングが気になるものが多いです。
青春18きっぷ 日帰りでSLに乗る!?
さらにスペシャルプランのご提案です。
「富岡製糸場」を見たあとはSLに乗ってしまいましょう。
高崎駅からSLが走っています。
運賃プラス指定席料金\520でSLに乗れます。
指定席を予約しておけば、青春18きっぷで乗れます。
SL・DLはJR信越本線 高崎~横川間を走っています。
基本、日曜日に運行予定です。
https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/slgunma.html#timetable
「富岡製糸場」がある上信電鉄上州富岡駅から、SLが走っているJR信越本線の横川駅まで移動することになります。
タクシーで移動もできますが、2014年からSL・DLの運行に合わせて、この両駅間を路線バスが運行するようになりました。
JRの路線バス、いい仕事します。
このバスの時間ありきで、予定を組むのが良さそうです。
「ぐんま乗り換えコンシェルジュ」というアプリが便利です。
群馬の鉄道、バスの情報を網羅しています。
経路検索、地図表示、時刻表など、観光に便利です。
Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.lg.gunma.pref.gunmanavi&hl=ja
JR信越本線横川駅には、
- 鉄道テーマパークの「碓氷峠鉄道文化むら」
- 廃線跡を利用した遊歩道「アプトの道」
ここを見学するかどうかで、コースを変えたほうがいいです。
忙しいけどいろいろ観るコースと、ゆっくり富岡製糸場コース用意しました。
どちらもSL乗れます。
プランその1(高崎→「富岡製糸場」→横川→SLで高崎)
JR高崎線
→東京発(7:51)→高崎着(9:44)
上信電鉄
→高崎発(9:55)→上州富岡着(10:34)
~「富岡製糸場」と「絹産業遺産群」の見学と食事(約2時間45分)~
JR路線バス
→上州富岡発(13:15)→横川着(13:55)
~「碓氷峠鉄道文化むら」「アプトの道」など(約1時間15分)~
JR信越本線でSL
→横川発(15:15)→高崎着(16:18)
JR高崎線
→高崎発(16:40)→東京着(18:39)
プランその2(高崎→SLで横川→富岡製糸場→高崎)
富岡製糸場ゆっくりプランです。
JR高崎線
→東京発(7:18)→高崎着(9:17)
※駅弁GET
JR信越本線でSL
→高崎発(9:47)→横川着(10:49)
※駅弁を食べる
JR路線バス
→横川発(11:20)→上州富岡着(12:00)
~「富岡製糸場」と「絹産業遺産群」の見学(約4時間10分)~
上信電鉄
→上州富岡発(16:22)→高崎着(16:59)
JR高崎線
→高崎発(17:33)→上野着(19:11)
→上野発(19:18)→東京着(19:26)
SL乗車の際には、途中の安中駅で数分停車しますので、SLの写真を撮りまくれます。
カメラの充電、無くなってしまった!なんてことのありませんように。
まとめ
青春18きっぷの1日分は、東京と高崎の往復するだけで元は取れます。
私鉄をちょこっと、バスをちょこっとプラスするだけで、文化遺産とSLが堪能できます。
ちょい足しで豪華2本立てになります。
鉄道好きはもちろんですが、そうじゃなくても、「SLに乗ったことある人」になれます。
くれぐれも、SLや路線バスの運行日は事前に確認してからプランを立てましょう。