お子さんは、正しくお箸を使えていますか?
テレビを見ていても、案外正しく使えていない人は多いもの。
我が家では、子ども用品店などで売っている、お箸練習用のグッズを使わずに、お箸が持てるようになりました。
今回は、我が家でのお箸練習レポートをご紹介します。
日本に生まれたのだから、わが子には上手にお箸を使えるようになってほしいものです。
もし、お母さんも箸遣いに自信がなかったら、一緒に見直してみましょう。
我が家にも4歳と2歳の子供がおり、ただ今お箸の練習真っただ中。
上の子は、なかなか上手に持てるようにならなくてちょっと悩みましたが、最近ではだいぶ上手に使えるようになりました。
それに刺激を受けた2歳児も、一生懸命頑張っています。
子供たちがお箸の持ち方を勉強しているの見て、母も勉強になりました。
- お箸に持ち替えるタイミングがある
- 口出ししないでそっと見守る
- 正しく使えているときに褒める
この3つ、勉強になりました。
お箸の持ち方 いつから子供に教える?
幼稚園入園すると、お給食が始まります。
お箸を使おう!と勧める園もあれば、年中さんからという園もあります。
わが子の幼稚園は、
「年中さんから本格的に頑張ろう!」
というスタンスを取っていました。
でも、なかなかお給食だけでは上達しません。
お家での練習も不可欠です。
お箸を使うにあたって重要なのは、お箸を正しく持つことです。
実は、子どもがお箸をうまく持てるようになるタイミングがあるんです。
ちょっと子どもの様子をチェックしてみましょう!
checkスプーン、フォークの握り方
フォークやスプーンはどのように握っているでしょうか?
離乳食を食べ始めた頃は、きっと、上から握っていたことと思います。
今は、
- 下から握っていますか?
- 鉛筆のように持っていますか?
check鉛筆の握り方
お絵かきをするときにちょっと鉛筆の持ち方を見てみましょう。
- グーで握って描いていますか?
- 正しい鉛筆の持ち方になっていますか?
pointもし、スプーン、フォーク、そして鉛筆を上手に鉛筆持ちできているようだったら、お箸に持ち替えるグッドタイミングです!
さっそく練習を始めてみましょう。
まだスプーン、フォークを上から握っていたら、お箸を持つ前に、スプーンフォークを下から握って食べる練習を。
それができるようになったら、鉛筆持ちをして食べる練習をしてみましょう。
突然お箸を使わせようと思っても、なかなか難しいもの。
ここはお互いにイライラしないためにも、持ち方の状態をチェックして、段階を踏んで練習してみましょう?
ちなみに、このチェック方法は、保育士をしている友人に伝授されたもの。
保育園では、この方法で子どもたちを見て、お箸にチェンジするタイミングを見計らっているのだとか。
お箸の持ち方 子供への教え方
口出ししないでそっと見守る
さて、我が家でも、スプーン、フォークを鉛筆もちできるようになったので、さっそくお箸に持ち変えることにしました。
まずは、肝心のお箸選びから。
子どもたちのやる気がアップするように、子どもたち自身でお箸を選びました。
もちろん、見た目も大切ですが、持ちやすさ、使いやすさは大人がチェックしましょう。
お気に入りのお箸をゲットしただけで、子どもたちは、ご飯の時間がワクワク。
「今日のごはんは、新しいお箸にしてね!」
と、ごはんの時間を楽しみにしておりました。
そして二人で刺激しあいながらの練習が始まったのです。
ですが・・・。
です。
そう簡単にはいきませんでした。
早く上手になってほしくて、ついつい私が口を出しすぎてしまったんです。
ついに上の子がいじけてしまい、グーで持つ握り箸になってしまいました。
母、反省・・・。
そこで、また保育士の友人にヘルプを出したところ、
「うるさく言わずに、持ちたくなるまでちょっとそっとしておいてごらん」
と助言をもらいました。
大人だって、口うるさく注意されたらいやになってしまいますものね。
正しく使えているときに褒める
それから少しの期間、食事の時にお箸を用意し、そっと見守っていました。
ある日、自主的に、
「おかあさん!お箸上手に持てたよ!」
「おかず持てたよ!」
と正しくお箸を使おうと練習を再開したのです。
それからは、みるみるうちに上達。
最近では、かなり上手に使えるようになりました。
母、感動・・・
ポイントは、
- 間違ったときに注意しすぎない
- 正しく使えている場面を見逃さない
- 認めてあげる
- 褒めてあげる
ここが重要なんだと実感しました。
きっと、お箸だけじゃないと思います。
グッとこらえて見守るって、難しいけど、大事なのかもと思いました。
最後に
我が家では、上の子が上手に持てるようになったのを見て、下の子も刺激を受けて頑張っています。
下の子に関しては、母が口を出さなくても、上の子がお母さん替わりになることも。
そうやって、刺激しあいながら成長していくのだろうなと、微笑ましい瞬間です。
子どものお箸の持ち方でお悩みのお母さん、ちょっと、気長に見守ってみませんか?