ストリートビュー、自転車移動が多いもんで、かなり便利に使っております。
初めて行く場所までの道順を、グーグルマップでチェックしたついでに、ストリートビューでついつい走ってみたりしています。
ストリートビューの画面を、元気に走っていると気づかないんですが、寄ってみると表札が丸写りってこともあります。
ストリートビュー 表札丸写りで怖い気がした
実家に帰省した際に、高校生の母である妹(40代)が、
「ストリートビューで実家に行ってみると、じいじが写ってるんだよ。これでいつでもじいじに会えるね」
なんて教えてくれました。
「あらー、うまいこと写ったね~」
「カメラ目線だよね、これ。ぼかし入ってるからわからないけど。」
「どんな車だったか、覚えてないの?」
もう、じいじ、大スターです。
そんなうまくカメラ目線で撮ってもらえるもんかなあなんて、実際に見てみると・・・、
なるほど。
確かにカメラを目で追ってる感じ。
これは結構楽しい記念になるなあと、拡大したり、キャプチャ画面を保存したり。
すると、
門の表札が丸写りだとうことに気づきました。
拡大しなくても、見えるレベルでした。
聞いてみると、
親戚のおばさんは、
「表札までちゃんと写ってて、便利な世の中になったねー」
なんて言ってたそうで、表札丸写りなことは前から知ってましたけど、なにか?
って感じだそうで。
全くノーマークでしたが、自分の田舎の実家の表札が丸写りで全世界に公開中。
しかも、じいじがいるってことが全世界に公開中。
これはよくよく考えてみれば、いや、大して考えなくても危ない気がしてきます。
老夫婦の家なんで、電話帳に住所と名前を掲載している可能性あります。
住所と名前と電話番号があれば、なんやら詐欺の候補には入ってしまいそうです。
なんやら詐欺のDMが届いたり、なんやら詐欺の請求書が届いたりするかもしれません。
悪いこと考えつく人は、凡人の想像の上を行きます。
おそらくこの想像以上のめんどくさい手口を開発してくる可能性もあります。
とりあえず、表札の全世界公開はなんか良くない気がします。
ストリートビュー 表札にぼかしの依頼してみました
グーグルに表札のぼかしの依頼をしてみました。
いろいろ調べて、そんなに難しくない作業でできそうでした。
今回はパソコンで依頼しました。
checkストリートビューで、表札が写っている画面まで行きます。
check画面右下に、「問題の報告」というリンクがあるので、クリックします。
スマホのアプリの場合、右上の縦に点三つが並んでるメニューボタンで、「問題の報告」が出てきます。
check画像のプレビュー:
報告対象の部分が中心に表示されるようにビューを調整してください。
表札が中央に来るように合わせます
checkこの画像を報告する理由を教えてください。(次の中から 1 つ選択してください。)
checkぼかしのリクエスト:
ぼかしを施したいオブジェクトを選択してください。
「表札」にチェック
チェックを入れると
checkぼかしを施す表札の識別に役立つその他の情報を入力してください。(必須)
というテキストボックスが出てきます。
門の表札がしっかり読めてしまい、防犯上の危険を感じるため
と書きました。
check画質を報告:
この画像の問題点を教えてください。
ここは何もチェックを入れず
checkメールアドレス
Gmailのアドレスを入れました。
checkフレーズの確認:
(必須)
チェックを入れました
check送信ボタン
押して終了
あっという間でした。
ストリートビュー ぼかしを依頼したら
ぼかし依頼をすると、すかさずGmailにメールが届きました。
送信ボタンを押したのが、
check13:35
ストリートビューについてご報告いただき、ありがとうございます。お知らせいただいた画像を確認し、リクエストが解決し次第メールにてご連絡いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
Google マップ チーム
お問い合わせ番号:xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
問題の表札画像は、2015年に撮影されたものなので、2年間は全世界に公開していたことになります。
それが、どれくらいで消してもらえるもんかなあなんて思っていました。
対応しますのメールが届いたのが、
check18:36
ご報告いただいたストリートビューを更新しましたので、24 時間以内に変更が反映される予定です。
24 時間経過しても変更が反映されていない場合は、ブラウザのキャッシュを消去してからもう一度画像をご確認ください。キャッシュの消去方法については、こちらをご覧ください。
問題をご報告いただき、ありがとうございます。Google ではプライバシーとセキュリティを慎重に扱っており、お知らせいただいた内容は Google マップの改善に役立てさせていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
Google マップ チーム
お問い合わせ番号:xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
なんと5時間で対応しますのメールが届きました。
翌日までに修正入ればオッケーと思っていたので、5時間は速いなって感じました。
メールに気づいたのが19:30過ぎだったのですが、その時点で既に画像にはぼかしが入っておりました。
素早い対応に驚きました。
Google マップ チーム、素晴らしい。
おかげで、「なんやら詐欺」のターゲットになる確率がぐんと下がりました。
まとめ
ストリートビューの表札にぼかし入れの依頼、簡単です。
しかも、対応が素早いです。
自分の住まいはもちろん、ストリートビューの使い方を知らない田舎の両親、親戚など、一通り大事な人の家はチェックしてみることをオススメします。
ぼかしを入れて欲しい表札がある家に住んでいる人じゃなくても、申請はできるようです。
ぼかし入れの依頼の方法をレクチャーするくらいなら、代わりにやってあげましょう。
表札に家族全員の名前があるものは、危険度が増します。
ストリートビューでお散歩の前に、帰省してみましょう。