この冬、加湿器を超音波加湿器に買い替えました。
結構こまめに手入れをするようにとのことだったので、ちゃんとやっていました。
春になり、乾燥の時期に大活躍してくれた加湿器にも、休暇を与えることになりました。
休暇前にしっかりお手入れしようと、タンクの中を覗いてびっくり。
わーお!
どうしてくれよう。
加湿器タンクの掃除 片付ける前にやっておきたい
超音波加湿器は、衝動買いです。
それまでの我が家の加湿器は、部屋がびしょびしょになるバージョンのものしかありませんでした。
で、年明けの初売りでテンション上がってたんですかね。
妻が買ってました。
そもそも加湿器の種類に超音波加湿器というものがあるとは知らず。
使い始めて、お手入れ方法もザーッと目を通して、快適に活躍してくれていました。
そんな中、ネットのニュースで、
ええーー!
ってことでいろいろ調べてみると、熱が発生しない超音波加湿器は、お手入れをしっかりしないとエライことになると。
よく見ると、レジオネラ菌って注意書きにも書いてあります。
レジオネラ菌
レジオネラ菌に感染すると、レジオネラ肺炎やポンティアック熱が発症します。
checkレジオネラ肺炎
高熱、呼吸困難、筋肉痛、吐き気、下痢、意識障害などの症状が起こり、急激に重症化する恐れがあります。
checkポンティアック熱
発熱、寒気、筋肉痛などの症状が起こり、数日で回復することが多いです。
感染源は超音波加湿器の他にも、入浴設備、空調機器やダクト等が報告されているようです。
レジオネラ菌に汚染されている水が、菌とともに飛散したものなどを吸い込んでしまうなどの経路で感染します。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%8D%E3%83%A9%E7%97%87
加湿器病
加湿器肺炎とも呼ばれるアレルギー性の肺の病気です。
症状は風邪に似ていて、咳、発熱、悪寒、全身倦怠感など。
アレルギー性なので、鼻水、くしゃみという症状が出る場合もあります。
こんなことを知ってしまいました。
ということで、こまめに加湿器の清掃はしていまいした。
レジオネラ菌は60℃以上で殺菌されるとのことだったので、2日に1回は熱めのお湯をタンクに入れていました。
レジオネラ症とは – 国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ra/gonorrhea/392-encyclopedia/530-legionella.html
材質がプラスチックなので、変形しないかおっかなびっくりでしたが、菌がバラ撒かれるくらいなら変形してしまえということで、タンクにお湯を入れて1時間位放置していました。
超音波部分を綿棒でやさしく清掃のついでに、ぬめりも除菌のウエットティッシュで拭き取っていました。
加湿器のタンクにはナノ除菌液も入れて使っていました。
レジオネラ菌の存在を知ってからは、面倒臭がらずにやっていました。
加湿器タンクの掃除 赤カビっぽいのが見えてる
乾燥やインフルエンザから我が家を守ってくれた加湿器も、シーズンオフを迎えました。
普段から加湿器のタンクもこまめに手入れはしていましたが、しまい込む前に、ちょっと丁寧にお手入れしようと。
で、何気なく中を覗いてみると・・・
なんか、赤いのか?これ。
水垢なのか、赤カビなのか、ピンクカビか、恐怖のレジオネラ菌なのか
わからないですが、なんかがいることはわかります。
普通の見た目じゃないことはわかります。
どれどれ~なんて覗き込んでみたのに、見た途端に息を止めまして、呼吸をとめて真剣な目をして星屑ロンリネスです。
汚れを栄養源にしていて、洗えば落ちます。
カビ菌と違い、感染症を引き起こすことは無いそうです。
そうとは言え、汚れているからこんな状態な訳で。
あれだけこまめに掃除やったのに、ナノ除菌液も毎回タンクに入れてたのに、この有様です。
なんてこったです。
まあ、付いてしまったもんはしょうがないです。
掃除すればいいですよ。
ただ、タンクの入り口が小さいのです。
掃除なんてできるのか?
加湿器タンクの掃除 届かないけどどうしてくれよう
タンクの入り口から手が入れば問題ないのですが、大きめのペットボトルの蓋くらいの大きさです。
そんな状態でタンクの中をキレイにできるのか、調べてみました。
タンク内の水あかは、水道水のカルキが主な原因とのことでした。
カルキは次亜塩素酸カルシウム。
カルシウムは酸に溶けるので、クエン酸がいいとのことでした。
クエン酸を水に溶かして放置という作戦なら、タンク内に手が入らなくてもできます。
カルキは取れても、赤いのも落とせるものなのかなあって思ったのですが、実際に加湿器を稼働している際に入れていたナノ除菌液の成分にも、クエン酸が入っていたので納得しました。
ということで、
こんな感じになりました。
だいぶ取れた感じですが、よく見るとまだなんかいるっぽいです。
予定では、キレイになった状態で、消毒用エタノールで拭いておけば、カビ菌の発生を防げるらしいと。
この状態だと、まだキレイとは言えない感じです。
と言っても、手が入らないんで、汚れまで届かないです。
そうなると図工大好きオヤジは、なんとかします。
必殺アイテムで中を拭いてみました。
ハンガーの針金の先を丸めて、キッチンペーパーを輪ゴムで留めただけです・・・。
まず残った水分をペーパータオルで拭き取ってみました。
ん?
結構、赤っぽいのが拭き取れています。
これは5時間じゃ短かったかもということで、さらにクエン酸作戦を17時間。
キレイになりました。
必殺アイテムでタンク内を拭いてみても、赤いのはでてきません。
こうなるとなんか安心です。
最後に、除菌のウエットティッシュで拭いて、よーく乾燥させて、乾燥剤を入れてしまいました。
来シーズン、またよろしくね。
まとめ
クエン酸入れて放置する時間、長めがよさそうです。
丸一日とかでもいいかもしれません。
買い換える場合、掃除しやすいってファクターも結構重要な気がします。
菌を撒き散らしてしまう可能性があるなら、お手入れ重視でもいいくらいに感じました。
なんか菌がいる状態で使わなくなって、次のシーズンに知らずに菌をバラ撒くなんてことになったら、ちょっとゾッとします。
シーズンオフこそ、きっちり掃除しておきましょう。