お土産選びって、普段からやってないと難しく感じます。なんでも練習なんでしょうね。年に1回、帰省するときしかお土産のこと考えない環境だと、やっぱり難しく感じます。前回は1年前ですからね。インターネットで何でも手に入る時代になって、お土産選ぶの難しく感じます。コツはありそうですけどね。
お土産の選び方、こんな考え方
お土産選びに正解は無いです。これを持っていけばいいという万能な物は無いです。
渡す相手が十人十色ですから、喜ばれるお土産も十人十色と考えていいです。
相手が欲しがっているものがわかっている相手に持っていくお土産は簡単です。
ズバリそのものを持っていくのが最高のお土産です。
問題なのは、その情報がないこと。
または、ターゲットがブレていることで、お土産選びが一気に難しくなります。
情報がない場合は、出来る限りのリサーチをしましょう。
集めようと動いてみると、意外なヒントをもらえることって結構あります。
ターゲットがブレているとは?
- 帰省する時の実家へのお土産
- ホームパーティーに呼ばれたときのお土産
実家の父なのか、母なのか、兄弟なのか、甥っ子姪っ子なのか、パーティー主催者なのか、パーティー参加者なのか。
ここもある程度のリサーチで、どこにターゲットを置くか決められます。
ちょっとでいいので情報を集めてみましょう。
ターゲットにすべきは、お土産に関してコメントを口にする人です。
お土産 センスないってどんなの?
センスがないと思われるのって、どこかしら引っ掛かるところがあるのです。自分のセンスに自信がある人は口に出すかもしれませんが、それほど自信がない人は口には出さないです。
そんな人がセンスがないと感じるようなものって、なにか引っ掛かっているのです。
お土産選びでやってはいけないと言われている事を押さえておきましょう
- 相手の近所で購入したもの
- 切り分ける必要があるもの
- 冷凍・冷蔵保存の必要なもの
- 量が足りていないもの
- 高額すぎるもの
こうしてみると、やっぱり引っ掛かりどころあります。
お土産があることで、もらったほうの動きが止まるものはNGに見えます。
あら?あそこのスーパーで売ってるの見たわという変な間
切り分けるのめんどくさいわー、洗い物終わったばっかりなのにという変な間
うち冷蔵庫パンパンなのにー、入るところあるかしらという変な間
帰ってくる旦那の分がなくなっちゃったわ、空き箱とか捨てちゃおうかしらという変な間
こんな高いものもらっても、ちょっと引くわーお返しどうしましょ~という変な間
もらう方は、その場は喜びます。マナーとして。
考えるべきは、お土産を渡した時ではなく、
お土産だけ残して自分がいなくなった場合、どう言われるかを想像してみましょう。
お土産の感想を言われるのは、あなたがいなくなってからです。
お土産 センスいいはどういうの?
「センスがいい」って、もらって嬉しいものをもらうと、口にするのが普通です。
残る物、消え物、その場で食べるもの、日持ちのするもの、考える点はいろいろありますが、ポイントは、あなたがいなくなってから、お土産の話をされた時に、ポジティブなコメントが出るかどうかです。
とは言え、難しいです。
そこで狙うのはネガティブなコメントが出ないことです。
お土産選びが難しいターゲットがブレている場合を考えてみます
- 誰がコメントするかを考えます。
- コメントする人が嬉しいことを考えます。
- コメントする人に変な間を与えることにならないかを考えます。
- コメントする人の大切な人、モノのことを考えます。
コメントするのは誰なのかを考えます。
実家の母なのか
父なのか
ホームパーティ主催者なのか
厄介なパーティー参加者なのか
その人達が嬉しいことを考えます。
母が甘いモノを食べて嬉しいのか
父が見たことないもの食べて嬉しいのか
ホームパーティ参加者が喜んでいる姿を見れる主催者が嬉しいのか
ホームパーティに呼ばれて近所に言いふらすめんどくさい人が嬉しいのか
変な間を与えないかを考えます。
母が洋菓子苦手なんだよなあーとか
父がメタボでダイエットしてるのに甘いもの視界に入れてくれたなーとか
ホームパーティ主催者が、花は嬉しいんだけど切り花は花瓶用意しないとなあとか
ホームパーティでワインを飲む席に、ご飯にかけるふりかけ持って来られてもリアクション取りにくいとか
コメントする人の大切な人、モノのことを考えます。
母はメタボな父の体調を気遣って食事を考えているとか
父はペットの犬がかわいくて仕方ないとか
ホームパーティ主催者はもちろん、その家主が喜ぶものとか
ホームパーティ参加者が、家に持ち帰って家族で楽しめるものとか
この辺を考えておくと、ネガティブなコメント出なくなります。
→ちなみに何年か前、実家で一番喜ばれたのは、日持ちする甥っ子が大好きなバタービスケットでした。父も母も食べないのですが、それを食べに甥っ子が遊びに来るのが何よりも嬉しいのだそうです。
裏ワザ
チェーン展開していないお店の限定のお菓子や、並ばないと買えないなどの付加価値は、多少のネガティブなコメントを封じ込めるパワーを持っています。
気づいてもらえないようであれば、渡す際にアピールしましょう。
まとめ
ある程度リサーチできていると、いろいろ想像できます。
全く情報がない状態でのお土産は、ハズレても仕方ないと思ったほうがいいです。
万能なものは無いです。
ちょっとのリサーチと、ちょっとの想像力で、ちょっと喜ばれるだけで良しとしましょう。
それが続くと、センスのいいお土産持ってくる人になってます。
ちょっとした気遣い、相手のことを考えたお土産は、ちゃんと伝わるものです。