pm2.5 子供への影響 対策とマスク選び 外遊びの注意事項

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pm2.5問題、今だけの問題じゃない様相です。しばらく日本に飛んできてしまうようです。大変なのは子供たちです。これから大変な時代を生き抜いていかなければならない子供たち、せめて健康だけは損なわないように気を配りたいものです。毎年pm2.5に警戒しなければいけない時期はやってきます。一度しっかり知識を入れておきましょう。

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pm2.5 子供への影響

pm2.5とは?

2.5マイクロメートル以下の粒子状物質をpm2.5と呼びます。
英語で「Particulate Matter2.5」、略してpm2.5です。

  • 焼却炉などのばい煙を発生する施設
  • 鉱物の堆積場等の粉じんを発生する施設
  • 車の排気ガス
  • 工場の排煙
  • 黄砂
  • 火山など

これらのものから発生する2.5マイクロメートル以下の粒子です。

2.5マイクロメートル

2.5マイクロメートルと言っても、ピンときません。
ちょっと比較してみます。

check髪の毛の断面 → 70マイクロメートル
checkスギ花粉 → 30マイクロメートル
check黄砂 → 10マイクロメートル前後
checkpm2.5 → 2.5マイクロメートル以下

まず、花粉が飛んでいることに日常で気づきません。
黄砂ももちろんわかりません。
その4分の1程度の大きさです。

肉眼ではわかりません。
ただ、黄砂が飛んで来る注意報が出た後に、自転車のサドルが黄色くなっているのを目撃するという体験はあります。
見えていないだけです。存在はしています。


pm2.5 子供への影響

環境省のホームページでは、

PM2.5は非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30程度)、肺の奥深くまで入りやすく、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が心配されています。

とあります。

考えられることは、

  • 喘息の発症、悪化
  • 気管支炎など呼吸器系の病気の発症、悪化
  • 肺がんのリスク

などです。

敏感に反応が出る人とそうでない人がいますが、子供のうちから体内に蓄積されていいことはないです。


pm2.5 子供の対策はマスク?

pm2.5を完全にブロックすることは難しいです。
できることは、「なるべく吸い込まない」という当たり前な作戦しかないです。



環境省が健康を維持するための基準を出しています。

1年平均値 15μg/立方メートル以下かつ 1日平均値 35μg/立方メートル以下
(平成21年9月設定)

この基準を超えてしまいそうな場合、注意喚起がされます。

checkレベルⅠ
1日の平均値が70μg/立方メートル以下
特に行動を制約する必要はないが、高感受性者は、健康への影響がみられることがあるため、体調の変化に注意する。

checkレベルⅡ
1日の平均値が70μg/立方メートル超え
不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らす。
高感受性者は、体調に応じてより慎重に行動することが望まれる。



PM2.5の状況把握するためのサイトもあります。

PM2.5分布予測
http://www.tenki.jp/particulate_matter/



これらの情報を確認し、PM2.5を吸い込まない様に行動することが大事になります。



外出しなければPM2.5を吸い込む量は減ります。しかし、学校に行かなければならない子供たちはそうも言ってられません。今後、安全基準を超えるような日には、学校側が休校にするなどの対策があるかもしれませんが、それがなくてもできる対策は取っておきたいものです。

point長時間の外遊び、運動を避ける

遊びざかりの子供には可哀想の対策なのですが、運動は呼吸の量を増やします。
空気をたくさん吸い込むことになるので、PM2.5が体内に入る量も増えます。
PM2.5の濃度が高い日は、屋内での遊びをすすめましょう。



pointPM2.5対策スプレー

顔にスプレーするだけで鼻と口のウィルスの侵入を防ぐ対策グッズです。



pointPM2.5対応マスク

普通の使い捨てマスクは意味がありません。
花粉より、黄砂より小さい粒子です。

pm2.5よりも小さい微粒子を95%以上カットしてくれるという、微粒子用のマスクがあります。

  • N95以上(米国の規格)
  • DS2以上(日本の基準)
これらはpm2.5に対応しています。

何度も使えるマスクというのもあります。
毎年の事を考えると、検討するのも良さそうです。


pm2.5 子供が外遊びから帰ったら

check必ず衣服についたPM2.5を払い落としましょう。
強く叩くと空気中に舞い上がり、また衣服に付着するので要注意です。

checkうがい手洗いを徹底しましょう
手や口、喉に着いたPM2.5をしっかり洗い流します。

最低限、この2つはしっかりやるべきです。
屋外でPM2.5対策万全なのに、屋内に持ち込んでは意味がありません。


屋内でできる対策

checkPM2.5対応の空気清浄機を使う
HEPAフィルターと呼ばれる高性能フィルターを使用したものがあります。
pm2.5より小さい0.3マイクロメートル程の微粒子を99.97%捕獲出来るフィルターです。

check部屋の換気は最小限に
わざわざpm2.5の濃度が高い日に換気することもないのですが、やるのであれば短めに。

check水拭き
部屋に侵入したpm2.5を掃除機で吸おうとしても、部屋中に巻き上がってしまう可能性があります。
拭き掃除をするのが確実です。

check洗濯物は室内に
pm2.5の濃度が高い日は、外に洗濯物を干すのはやめましょう。
洗濯物に付着して、そのまま乾いて、着る際に子供の口に吸い込まれてしまいます。


まとめ

目に見えないからといって、軽く考えてはいけない問題です。
こういう問題、被害を受けるのは子供たちです。
小さい体には、少しの量でも比率が大きくなります。
呼吸器系の病気を発症してしまったら、きっと後悔してしまいそうです。
やれることは全部やっておきたいものです。

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