自転車でイヤホン 罰金なの?片耳ならいいの?事故起こさないために

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自転車でイヤホンしていると、お巡りさんやってくるようになりました。夜、コンビニに行った帰りに野良猫いじっていて、「こんばんわ~」と職質されることには慣れているのですが、昼間の人通りが多いところでお巡りさんにいじられるのは、あんまりいい気分ではありません。

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自転車でイヤホン 罰金なの?

東京の場合ですが、即罰金ということではないです。

道路交通法改正で、3年以内に2回以上危険行為によって摘発された場合は運転者に自転車運転者講習の受講が命じられます。受講に従わなかった場合は5万円以下の罰金となります。

自転車運転者講習の対象になる危険行為14項目は、

  • 信号無視
  • 通行禁止区間での運転
  • 歩行者専用道路における運転
  • 交差点右折時の優先通行車の進路妨害
  • 環状交差点の進路妨害や必要以上の速度による進入
  • 一時停止無視
  • 反対車線の運転
  • 歩行者を妨害する運転
  • 自転車が通行出来る区間内において歩行者を妨げるような速度での運転
  • ブレーキ不良による自転車運転
  • 踏切遮断時の進入
  • 泥酔運転
  • 優先道路通行者の妨害
  • 安全運転義務違反(傘さし運転、携帯電話の操作しながらの運転自転車運転中のイヤホン使用

最後の安全運転義務違反というのが、騒ぎになっているようです。
ツイッターで警告受けた方のツイート続出してました。

そして、この自転車運転者講習受けることになってしまうと、5,700円かかります。


自転車でイヤホン 片耳ならいいの?

県によって、イヤホンで音楽聞いていても片耳ならオッケーという情報も見ていたので、東京はどうなのか、いつも通る交番で聞いてきました。
東京でもオッケー情報もあったし、一回聞いてこようと。

お巡りさんの話だと、片耳でも注意をされるようです

まず、この耳の穴塞がらないタイプの、周りの音聞こえているようなものならいいのか?
という聞き方をしました。
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それに対して、注意はすると。
音量はそばに行かないとわからないから、とりあえず注意はするとのことでした。

どんなタイプでも、片耳でも注意はすると。

そこで例えてくれたのが、二人乗りです。
二人乗りしているの見つけたら、危ないからやめなさいって注意します。
注意しても止めない場合、捕まえにいきます。
それと同じで、イヤホンして自転車乗っている人を見かけたら、とりあえず注意します。
ということでした。

フムフム。なんか納得。

ついでに、携帯電話いじりながらの運転も、安全運転義務違反との事だったので、自転車のハンドルにスマホを固定して、GPS機能の地図見ながら走るのはどうなんでしょうと聞いてみました。視線がスマホに向いてしまうので、よくはないだろうと思ってはいました。

「それはいいんじゃないすか?」

まさかの疑問形で返されましたが、大丈夫との答えでした。
運転しながら、メールや電話をしていなければ大丈夫だそうです。
着信があったら、自転車を止めて降りて操作するという事だそうです。

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運転しながら地図はいいのか?それも止まったほうがいいんじゃないかなあ・・・。

年輩の方だったからなのかどうなのか、なんだかリアクションが微妙でした。
罰金のことを聞いても即答はされず、奥に一度引っ込んで確認されてから答えて頂きました。
こちらが思うほど、厳しく考えてはいないのかなぁなんて思うほどでした。
取り締まりキャンペーン部隊と温度差あるのかなあって感じてしまいました。

春と秋の全国交通安全運動の期間には、注意が厳しくなるのは想像できますが、
2015/6/1の道路交通法改正から、1ヶ月2ヶ月経ってどうなっているかは見物です。


自転車でイヤホン 事故起こしてからだと大変です

罰金を取られないからといって、イヤホンして自転車に乗っていいというわけではありません。危険行為14項目に書かれているのですから、危険なのです。

歩行者に衝突して、障がいが残るような事故の加害者になったら、賠償金数千万ということもあります
数千万、なかなか人生変わってしまう金額です。
自転車でです。

危険行為14項目は頭に叩き込んでおきましょう。
危険行為を犯して事故を起こしてしまったら、弁解の余地は無いと思っていいです。
過失の割合についての話し合いでツッコミどころになります。


自動車と自転車は違います

自動車の車内で、音楽を大音量で聴いているのを見かけます。
イヤホンで音楽聴いているのと同じじゃないかと一瞬思ってしまいますが、大違いです。

自動車が走っているのは車道です。
自転車は歩道を走れてしまいます。
歩行者との距離が近いから危険なのです。

冷静に考えれば、道路交通法改正の前に道路を直せって感じです。
自転車が歩道走れるのがおかしい話です。

だからといって、今の道路状況のまま、自転車は歩道走行しちゃいけませんってことになったら、それも問題です。自転車で車道を走っていて、バス等の大型車に追い抜かれるときの緊張感ったらないです。イヤホンから聞こえる音楽聞こえなくなるほどの爆音で追い抜かれることもあります。
自転車走行ゾーンを確保するのが先のような気がします。

道路の整備ができてない以上、自転車が歩道を通ることはあります。
そうなると当然、自転車に乗る側が気を使わなければならないのです。

歩行者のことを考えて乗ることを意識するのが大事です。

  • 常に歩行者優先
  • 歩行者が驚くような乗り方をしない
  • 歩行の妨げになるような乗り方をしない
歩道にお邪魔しているのは自転車です。


まとめ

2015/6/1に道路交通法改正になって、テレビのニュースで流れて、ツイッターで騒がれて、しばらく街にお巡りさんが増えて…。
これでキャンペーン成功してるってことで終わるのかなって気もします。
危険行為へ意識を向けるってことでオッケーっていうキャンペーンのような気もします。
実際、お巡りさんに聞きに行くくらい意識しました。
この騒ぎがなければ危険行為14項目、見ることもしなかったと思います。
少なくともここに意識できた人間が一人はいます。

道路交通法の改正 罰金はどんなとき?

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