こたつでみかんって、なんでこんなに美味しいんだろうって毎年思います。こたつの上のみかんの山を目の前にすると、甘いのどれだろうって毎回思います。
みかんのおいしい食べ方
美味しいみかんはそのまま食べるのがやっぱりおいしいです。みかん本来の味を楽しめます。
みかんは、もぎたてより少し時間をおいた方が甘く感じます。
時間が経つと酸が減少し、甘味を感じます。
一番おいしいのは木になった状態で酸が減り、甘くなったものがおいしいと言われます。酸っぱさの元であるクエン酸は、振動を与えることで分解する性質があります。そのためみかんを揉んだリ振ったりするだけでも、甘味が増したように感じます。
そのまま食べるものとして、みかんの皮のむき方を考えてみましょう。
こたつに入って、手足が温まって、みかんを食べることを考えると、手の温度でみかんが温まってしまうのが、個人的には残念なんです。
冷凍みかん
小さい頃に北海道に行く際、連絡船の中で買ってもらった冷凍みかん食べて以来、この食べ方のファンです。
水にくぐらせて冷凍すると美味しいって、ファンになってしばらくしてから知りました。
材料
- みかん
- 水
作り方
- みかんを水で洗い、表面の汚れを結構真面目に落とします。
- キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
- 冷凍庫に入れます。冷凍庫にくっつかないように注意しましょう。一度にたくさん作らないのであれば、ラップで包むとくっつきません。
- 凍ったら一度取り出し、水にくぐらせて再び冷凍庫で凍らせます。
凍ってから水にくぐらせることで、連絡船で見たオレンジのネットに入って売っている冷凍みかんと同じ感じになります。
ジャムにしたり、スイーツに使ったり、レシピはいろいろありますが、手間とおいしさのバランスを考えると、冷凍みかんのパフォーマンスが一番高い気がします。
みかんのおいしいものの見分け方
ヘタの真ん中の軸の切り口が細い
軸は細い方が甘くておいしいのです。
みかんは木になっています。
水分と栄養は、木の幹の方から枝を伝って果実まで運ばれます。
軸が太いものは、水分を多く吸収してしまい、甘味が薄まっています。
軸が細いものは、水分と栄養のバランスが良く、甘いみかんになっています。
表面のブツブツが多く、きめが細かい
このみかんの表面のブツブツ、油胞(ゆほう)といいます。
油胞が多いほど甘くておいしいことが証明されています。油胞と油胞の隙間が大きいものは、熟しきっていません。スーパーで、油胞の密度に注目している人を見かけたら、みかん通です。
皮の色が濃い
色が濃いみかんは、太陽の光が当たる木の外側で育ったという証拠になるので、十分に熟しているといえます。
なんとなく、色が濃い方が美味しそうに見えます。黄色いものよりもオレンジ色のものを選びましょう。
皮が果実と離れていない(皮が浮いていない)
皮が浮いてスカスカしている感じのみかんは、味もスカスカなことが多いです。
大きさの割に重い
小さめで重さがしっかりしているものは、甘いと言われています。
果実の高さが低い
平べったいみかんの方が甘いと言われていますが、品種によって違いがあるようです。
みかんのおいしい品種を覚えておこう
最近ではみかんの品種がわかるスーパー増えてます。
子供の頃は親戚が送ってくれるみかんばっかり食べていたので、箱入りの「有田みかん」ばかり食べていました。
他の品種、名前も知らないものばかりです。
スーパーで名前を聞いたら反応できるように、品種名をインプットしておきましょう。
生産量の少ないレア物もあります。
宗兵衛みかん(そうべえみかん)
余分な水分を含まない濃厚な味
11月下旬~
権兵衛みかん(ごんべえみかん)
程よい酸味と甘さ、皮が薄く食べやすい
11月上旬~12月下旬
甘平(かんぺい)
糖度が高く、皮が極めて薄い
1月下旬~2月下旬
この、仲の良い三兄弟みたいな名前は覚えやすいです。
そうべえ
ごんべえ
かんぺい
みかんに苗字が付きそうだったら、おいしいと覚えておくのが良さそうです。苗字は、「はざま」が覚えやすいですかね。
媛まどんな(ひめまどんな)
生産量少なく貴重です。
やや大きめで、ゼリーのようなやわらかくジューシーな果肉です。
12月上旬~1月中旬
はれひめ
生産量が少なくまだまだ貴重です。
オレンジのような風味があり、やや皮が厚いですが、手で簡単にむけます。
12月中旬~1月中旬
せとか
生産量少なく貴重です。
果肉は甘くジューシー、皮は薄く口に残らない
2月上旬~3月下旬
こちらは三姉妹風な名前です。
媛まどんな、はれひめ、せとか
媛とひめのセットかとでも覚えておきましょう。
まとめ
どうせ食べるなら美味しいみかんを食べたいです。
一緒に食べてる人が選んだものより、美味しいみかんを引き当てると快感です。
みかん快感です。
なんのこっちゃ。