アーモンドが健康維持に役立つことは知っていましたが、そのままバクバク食べていました。
最近アーモンドミルクという、聞きなれない言葉を目にしました。
少し調べてみると、牛乳に似ているが牛乳の様にお腹を壊す心配が無い、高栄養価。
豆乳なんかが近いイメージ。なんだか身体に良さそうだ。
お酒大好きなワタシは、お酒以外の部分でなんとか健康を挽回しようとかなりの健康食マニアです。
これ自分で簡単に作れるのかな?
試してみました。
アーモンドミルクの作り方 簡単な方法
用意するモノ
- アーモンド1カップ(250gくらい)
- 水3~5カップ(お好みで調整)
- ガーゼやサラシなど
アーモンドは生のモノ、素焼きしたモノどちらでも構いません。
塩や油で味付けされたモノは避けましょう。
作り方
pointまずアーモンドをたっぷりの水に8~12時間漬けて置きます。これはアク抜きの様な感じで(後で詳しく説明します)、水がだいぶ濁るので途中で水を変えても良いです。 point漬け終わったら水を捨てて、アーモンドを水洗いします。 point洗い終わったら、ミキサーに水とアーモンドをミキサーにいれ撹拌していきます。
アーモンドが残らない様に、しっかり撹拌しましょう。
ワタシのミキサーは古い為かパワーが弱かったので、途中スプーンで混ぜて撹拌しやすい様にしました。
ドロドロの液体が出来上がったらミキサーの仕事は終わりです。 pointボールや鍋などを用意して、さらしやガーゼを使いドロドロの液体を濾していきます。目が細かくてしっかり濾す事が出来ればさらしやガーゼで無く、別のモノで代用しても構いません。
あまり絞ったりせず10分程度放置して、自然に濾されるのを待った方が雑味が出ません。 point濾し終わったら完成です。
作り終わって思いましたが、ミキサーで撹拌する際に入れる水はミネラルウォーターの方が良かったかな。
多少のアレンジがされていますがこちらの動画が解りやすいです。
最初にアーモンドを水に漬けるのは、アーモンドを柔らかくする意味もありますが、もっと大事なのは酵素抑制物質を取り除く意味がある事です。
簡単にいうと種子やナッツなど木の実が、発芽条件が整うまで、必要な栄養素が使われてしまわない様にする為の物質です。
部屋の中に朝顔やヒマワリの種をそのまま置いていても発芽する事は無いですよね。
発芽に適した温度や、水分が整うと酵素抑制物質は壊れたり溶け出したりしてその働きを止めます。
45℃以上で加熱すると酵素抑制物質は壊れます。なので素焼きしたアーモンドは酵素抑制物質の心配は必要ありません。ただ柔らかくする為に水に漬けます。
生のアーモンドは場合は酵素抑制物質の除去と、柔らかくする為に水に漬けています。
酵素抑制物質を食べてしまうとどうなるのかというと
- 一緒に食べたモノの消化吸収を邪魔する
- 細胞の活性を低下させる
- 肝臓癌、膵臓癌の発癌リスクを高める
- 膵臓の分泌腺を狂わせる
などがあります。
これだけ見るとすごく恐ろしいですが、無理をして毎日生で食べたりしなければ大丈夫です。
1回食べてしまった位ではせいぜいお腹を壊す位ですが、健康の為に飲むのです。
生のアーモンドを使う場合は、しっかり水に漬けて酵素抑制物質を除去しましょう。
アーモンドミルクの使い方
出来上がったアーモンドミルクはそのまま飲むのも良いですが、はちみつやメープルシロップ、バニラエッセンスなどを加えて飲むのも美味しいです。
アーモンドミルクやココナッツミルク、豆乳などを使って作るヨーグルトはビーガンヨーグルトと呼ばれ乳製品で作られたモノより低カロリーです。
アーモンドミルクヨーグルト
用意するモノ
- プロバイオティクス(乳酸菌)小さじ1もしくは3カプセル分
- アーモンドミルク 200cc
作り方
point材料を煮沸消毒した密閉出来る瓶などの容器に入れ、蓋を閉めてよく振って混ぜます。プロバイオティクス(乳酸菌)がカプセルに入っている場合はカプセルから出して中の粉末だけを使います。
煮沸消毒の仕方はこちらが解りやすいです。
動画は赤ちゃんの哺乳瓶ですが同じやり方で大丈夫です。
1日に何度か容器を振ってかき混ぜて下さい。
気温が高かったり、条件が整っていると発酵が早く進み1日で出来る事もあります。
pointアーモンドミルクが固まりヨーグルト状になったら完成です。アーモンドミルクアイス
アーモンドミルクを使ってアイスを作る事も出来ます。
用意するモノ
- バナナ 1本
- カシューナッツ(塩や油で味付けされてないモノ)1カップ
- アーモンドミルク 1カップ
- ココナッツオイル 大さじ3
- メープルシロップ 大さじ3
- 板チョコ 1/3枚
作り方
pointバナナは薄切りにしてラップにくるんで冷凍庫で凍らせておきます。アイスを凍らせる際に使うバットなどの容器も冷凍庫で冷やしておきましょう。 pointカシューナッツはたっぷりの水に漬けて柔らかくしておきます。 point柔らかくなったカシューナッツの水をよく切り、アーモンドミルク、ココナッツオイル、メープルシロップを滑らかになるまでミキサーで撹拌します。 point滑らかになったら凍らせたバナナを入れ、さらにもう一度撹拌。 point砕いた板チョコを加えてもう一度さっと撹拌。 point冷やしておいたバットなどの容器に移しラップをかけて冷凍庫へ。 point1時間後位にさっくりと混ぜ合わせます。 pointその後は好きな固さまで凍ったら完成です。
アーモンドミルクの保存方法
出来上がったアーモンドミルクは酵素がたっぷりと含まれているので、どんどん発酵していってしまいます。
密閉出来る容器で冷蔵庫で保存していれば2~3日は大丈夫です。
しかし、日にちが立つにつれ味も落ちてきてしまいますし、せっかくの栄養素の効果も落ちてしまいます。
作る手間もかかるのでいっぺんにたくさん作って作り置きしておきたい所ですが、やはり一番良いのは作り立てをすぐに飲み切ってしまう事です。
市販されている商品と比べると、どうしても保存期間が短くなってしまいます。
しかし保存期間が長いという事はそれだけ、食品添加物や保存料が使われているという事でもあります。
手作りのアーモンドミルクの良い点はそれらの心配をする必要が無い所です。
絞り終わったアーモンドの残りも、おからの様にハンバーグに混ぜたり、クッキーなどのお菓子作りなどに使う事も出来ます。
冷蔵庫に入れておけば5日間位は保存が可能です。
すぐに使わない場合は冷凍保存しても構いません。
まとめ
アーモンドの栄養をそのまま摂る事の出来るアーモンドミルク。多少手間は掛かりますが、慣れてしまえば手順は難しい事はありません。身体に優しく栄養たっぷりのアーモンドミルクを作ってみましょう。
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