休日に散歩で通りがかった公園で、紙飛行機を作って、これが飛ぶとか、これは飛ばないとか、楽しそうな家族連れを見ました。
パット見、色んな種類の飛行機を作っている感じでした。
親子で楽しむには、めちゃくちゃ手頃なアイテムだと思います。
紙飛行機の作り方動画集めてみました。
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中学校の同級生で、よく飛ぶ紙飛行機を作る友達がいました。
中学校入学で知り合った当初、よく飛ぶ飛行機の折り方を知っているだけという認識でした。
しかし、なかなか研究熱心なことが後々わかってきました。
折り方で翼の大きさを変えては飛ばしてみたり、重心のバランスを変えるために、前の部分が紙の重なりが増えるように折ってみたり、熱心に研究していました。
当時の彼は、
「飛ぶ距離を伸ばす飛行機と、長い時間飛ばす飛行機って、重心の位置が違うんだよ。」
と教えてくれました。
中学1年生の頭からすると、スゲえ!って感じです。
なるほどと。
「きっちり折った飛行機って飛ぶよ」
「出来上がった飛行機の、前の部分から紙が何枚重なってるかは考えてみてる」
いろいろ教えてくれましたが、重心の位置は考えたほうがいいと、熱く語っていたのが印象に残っています。
そのうち、紙飛行機少年の周りにはいろんな紙飛行機を作った仲間が集まります。
重心が大事ということだけインプットされた、小学校6年間遊んでばっかりだった中学1年生は、いろんなことをし始めます。
重心の位置を考えるために、
- クリップを使うという地頭のいい子
- 紙飛行機の機体の真ん中に割り箸を仕込むもの
- その割り箸が尖っていた方が飛ぶと言い出すもの
- 飛行機の前部に石ころくらいの重さを仕込むもの
みんないろんなことをし始めました。
大人になると、子供の発想は羨ましくなるほど豊かです。
割り箸を仕込まれた紙飛行機は、程なくダーツの矢みたいな姿になり、「飛行機」と答えられる人数が10人中1人くらいという代物になりました。
石ころを仕込まれた飛行機は、重心だったはずの石ころが巨大化し、紙飛行機が石ころに刺さっているようなフォルムになりました。
残念なことに、石ころ飛行機の最終形は、野球の軟式ボールにできた裂け目に紙飛行機の先が挟まれて、接着剤で固定されていました。
そのボール飛行機で、クラスの野球部員がキャッチボールをしました。
もう飛行機とは言えない姿でしたが、野球部員の肩が良かったので、結構飛んだとも言えます。
ただ、3度目のフライトで、ボールと機体が分離してしまいました。
せっかく重心の重要性を教えてくれたのに、残酷な結果が多かったように感じます。
教えてくれた彼は、どうしてるかなあ。
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アラフィフのウルトラマン世代なもので、最初に飛行機を意識したのもウルトラマンでした。
ウルトラマンなどの特撮に出てくる飛行機が、まあカッコよく感じたものです。
カメラアングルがカッコよかったです。
とりあえず出来上がった紙飛行機を、テレビで見たアングルと同じ角度で、飛んでいる姿を想像したものです。
紙飛行機が仲間内で熱かった当時、誰かが1号機、2号機、3号機という3機が合体するという設定で、違う形の飛行機を折っていました。
もちろん、設定の出処は特撮に出てくる合体、分離して敵と戦う飛行機です。
これが、一部で大流行してしまいました。
飛ばした紙飛行機が合体するのはまあ無理なので、合体して飛ばして、空中で分離していくことが楽しかったのです。
しばらく飛んで、徐々に3つに分離するビジュアルに食いついたものです。
人生で最も紙飛行機を生産した時期でした。
とりあえず、
- 3機とも形が違う
- 合体する(重ねる)とカッコイイ
- 理想は重ねて飛ばして、1機ずつ分離していく
これをクリアするために、日夜企業努力を惜しまない中学1年生でした。
当然、各メーカーというか、友人たちの紙飛行機の数も3倍なので、学校の窓から紙飛行機が発進する数もなかなかなものでした。
ある日、友人が昼休みに窓から飛ばした2号機が行方不明になり、それを探していたという理由で、午後の授業に30分遅れてきました。
当然ガッツリ怒られて、以来紙飛行機を取り締まる先生の目が厳しくなりました。
徐々に、合体紙飛行機ブームは去っていきました。
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中学の紙飛行機ブームで、思い出したように引っ張り出してきた飛行機が、ゴム動力のプロペラ飛行機でした。
竹ひごを骨組みにして、糊で薄い紙を貼って翼を作るやつです。
小学校の高学年で作ったのですが、中学校の紙飛行機ブームの中、友人の前で飛ばせて見せました。
わざわざ翼の紙を貼り直して。
これがまたすぐにプチブームになりました。
学校で紙飛行機。家に帰ってプロペラ機って感じでした。
正式名称は、
「竹ひご製ゴム動力プロペラ飛行機」
って言うんですかね。
中級者向けゴム動力飛行機 A級ユニオン LP-03 |
小学校の夏休みの工作で作った覚えがあります。
中学校に入ったら少しは勉強するかなと、淡い期待を持っていたお袋は、当然うなだれていました。
まさか、小学校で作った飛行機を引っ張り出すとは思っていなかったことでしょう。
飛行機うまく作る才能はそんなになかったですが、下手くそながらもずっと作っていられる才能はありました。
勉強やる才能は、ほぼほぼありませんでした。
ゴム動力のプロペラ機を夏休みの工作に作れるパパ、おそらくたくさんいます。
意外とキットだけ渡してしまえば、工作の宿題完了する家もあるはずです。
パパのスキルチェックは早めにしておいたほうがいいですよ。
カッコいいパパが見れるかもしれません。
まとめ
スゴイ紙飛行機ってあるもんです。
動画を見ていて、昔友人が教えてくれた、
「きっちり折った飛行機は飛ぶよ」ってセリフが甦ってきました。
空飛ぶものって、少なからず何かしら感じるものがあります。
人間は飛べない生き物なので、当然の感情な気がします。
紙飛行機、大人でも結構楽しいです。